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第3回まちづくりフォーラム |
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- まちづくりプロジェクト会議委員との意見交換 - |
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■ 第2回まちづくりフォーラムでの意見発表 |
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5つのグループでの検討結果について、各座長から発表して頂き、各グループごとで進めていきたい。 |
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社会基盤 |
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(小辻グループ副座長)
1. 多く出てきた問題は、議員、地域審議会の点であった。
2.
川内港の活用法は、今後調査検討となっている。研究調査を行って欲しい。
3. まちづくり原案56頁にあるが、新市の名称については、字名とかを是非残して欲しい。「解消」について疑問がある。
4.
原発については、提言報告会でもでていたが、マイナス面でなくプラス思考で考えられないか。
5.
スポーツの誘致や市比野の温泉の宿泊施設との連携等考えられないか。一本のラインとして考えられないものか。
6.
新幹線川内駅、高速道等、もう少し詳しく記述できないかという意見が出た。 |
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(プロジェクト会議:桑原座長)
・広聴会での資料にもあるが、地域審議会を含め現在国の方で検討がなされているので、地区コミュニテイ協議会という形をとった。
・離島という言葉を使わず、島嶼という表現を使用する。川内港の問題は、調査研究という表現で原案に盛り込んだことでご理解頂きたい。
・字名については、歴史・文化等を考慮してこういう表現になった。
・原子力については42頁の原子力〜エネルギー供給基地〜・・・という表現
・スポーツ施設の関係、具体的名称について参考にさせて頂きたい。
・駅、インターの関係については、不足の面があれば、協議会で検討していきたい。
(事務局 古川)
川内港の関係は、4村の広聴会等のなかでも賛否両論ある。意見交換して欲しい。
(プロジェクト 西手委員 下甑村)
村民としては、串木野―鹿児島とのアクセスの利便性が高いということで重要との意見が多いようだ。
(フォーラム委員)
地域審議会について勉強をしてきた。計画のチェック機能として重要と理解してた。議員の問題等もあり設置が不可欠ではないか。地区コミュニテイ協議会の設置で、地域審議会の設置が横におかれた感じである。是非、再検討をお願いしたい。
支所体制について:総合支所を設置するとのことだが、どのような組織になるのか。
(桑原座長)
現在、国で議論されているので、今の発言内容について今後の議論で参考にさせて頂きたい。地区コミュニテイ協議会は、今ある組織を横断的にとらえている。全く新しくつくるものではない。いままでバラバラであった組織を一元化して、地域で盛り上げって頂ければと考えている。そこには、行政職員の派遣を含め、議論している。組織関係については、協議をすすめている。
(中俣代表)
我々が勉強したところ、旧市町村単位で設置し、住民の意見が反映するものとして取り上げた。
(事務局 古川)
これまで聞いていた合併特例法でいう地域審議会の制度である。新市計画の計画期間内に計画について新市の市長に意見をいう、のがこれまでの地域審議会である。現在、国で協議されている地域審議会は、旧市町村単位に自治組織を持たせましょう。イメージ的に政令指定都市のなかでの区のかたちでおくのか、任意の団体で自治組織を置くのかということを検討している。そこでの諮問機関としての地域審議会、あるいは議決機関をおいたらというどうかという2通りの提案がある。議決機関は財源も移しながらのことになる。このあたりの動きを見ながら検討していく。実際の法制化は16年度以降となる。現在提案している総合支所の機能を法的に裏付けるかどうかというところまで関係してくるため、現状では、国の様子を見守りたいということ。
(桑原座長)
新市計画のなかでは、総合的な業務を取り扱う支所という表現にしている。川内市も支所を出張所、連絡所、校区行政連絡所とあるが、組織機構の中で、組織分科会、幹事会で本庁、支所機能をどうしていくか検討している。
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(池頭グループ座長)
1. 消防・救急体制の充実
・「甑島区域の患者搬送体制の強化」とあるが、具体的に高齢者の方々の緊急搬送体制など、具体的にどのように強化していくのか示してほしい。
・甑島内の搬送体制の充実にも具体的に言及してほしい。
・原子力安全対策事業については、その対象区域は現状の区域のままとなるのか。 |
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2. 安全な市民生活の確保
・監視員を設置するなど監視体制を強化するとともに、防災無線等を利用して住民に情報を提供し、未然防止に努める。
3. 自然エネルギーの導入
・太陽光や風力発電が導入されれば、原子力・火力とあわせて、電力供給基地として新市の目玉になるのではないか。また、それらを生かした観光ルートの形成ができないか。
4. 資源ごみ分別収集・リサイクルの推進
・ごみの分別数が増えれば、容器の洗浄など、逆に河川の汚染につながるという一面もあり、環境保全との両立を図っていく必要がある。
・ごみ分別の推進にあわせて、収集回数を増やたり、収集ステーションを増やすなど、住民サービスの向上を図る必要もある。
・電化製品のリサイクルのための回収費用の負担を軽減する方向で検討してほしい。
5. 不法投棄の防止推進
・不法投棄防止事業であるが、具体的にどのような方法で防止しようと考えているのか。
6. 新市の中心市街地の形成
・道路整備等を促進して道を広げて良くしていくだけのまちづくりでは、ただ車が通りすぎるだけで人のにぎわいが生まれてこない。新市の中心市街地の形成の基本方向としては、大きな道路はバイパスとして、中心市街地は小さなまちがいくつか集まって人やものの交流が活発になるようなまちづくりを進めるべきである。
(プロジェクト 梶原委員 鹿島村)
原案記載までの経緯については、上甑分駐所、下甑に救急車が配置され、その運用を行っている。課題は多く、鹿島村では下甑から30分以上もかかるという現状がある。
鹿島村ではP42にあるが救急患者ボランティア事業として取り組んだ。軽の箱バンを購入し、ボランティアによって進められている。これの効果が大きい。救急患者搬送等をこうやって取り組んでいけばよいのかと思う。
(プロジェクト 平委員 川内市)
原子力安全対策事業:国の防災指針で、万が一事故が起きた場合の対応策について定めてある。範囲が8ないし10kmの範囲で防災対策を実施することになっている。国、県、市で取り組んでいる防災対策については現状のままとなる。
自然エネルギーの導入の関係は、自治体としても取り組んでいく必要がある。川内市で環境基本条例を制定したが、新市のなかでも取り組んでいこうとしている。その中で、風力発電、太陽光発電等取り組んでいく。本土でも、民間で複数の調査に入っている。観光資源としてもあわせて考えていく必要がある。
資源ごみ、分別収集、リサイクルの推進でもいろんな意見を頂いている。廃プラの分別で洗浄に水を多く使うので河川の汚染につながるといった心配もある。こういった問題には基本条例等を含め十分検討していく必要がある。
ごみの分別の推進では、収集品目を1品目増やすことでコスト増になっている。効率化を含め、収集回数の問題は、別の側面で財源が生じてくるため、多面的な検討が必要である。
電化製品のリサイクルの関係は、国で指針を示し、取り組んでいるが、助成等検討しづらい面がある。
環境美化推進条例でごみのポイ捨て等監視体制をとっているが、新市のなかでもいろんな知恵を出し合って、不法投棄がなくなるよう取り組む必要がある。
(桑原座長)
雨量観測システムの予算要求のお願いをしている。新市の段階では、インターネット、携帯等で防災情報を入手できるシステムが早い時期に立ち上げられるよう検討している。
(プロジェクト 森尾委員 上甑村)
ごみの分別、リサイクルが重要な問題。島には施設がないということで、村で条例化し、行政がある程度負担しながら行っている。一般廃棄物に関しては、焼却灰を島外、県外の管理型処分場に搬出している。テレビ等のリサイクルも国の指針プラス輸送費を負担して頂いている。離島振興協議会のなかでも負担軽減策をお願いしている。
(桑原座長)
新市の中心市街地の関係では、東西軸、交流軸の協議をしている。域外の交流だけでなく、域内の交流も積極果敢に行うこととしている。
(池頭グループ座長)
全市町村偏らないようお願いする。
(フォーラム委員)
不法投棄の問題。新しいまちになったら良い環境のまちにしようと、川内市に習い防止条例の策定をお願いする。
(桑原座長)
各市町村12月あるいは3月議会での制定をお願いする。
(プロジェクト 内委員 樋脇町(代))
来年1月から施行する。環境美化を図っていく計画である。
(中俣代表)
大型ごみはメーカーで回収するのでは。メーカーが最初に受益者負担。
(プロジェクト 平委員 川内市)
自動車リサイクルでは、そういうデポジット法になる。家電は、後払いである。
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(柳グループ座長)
△1 |
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1. P34の甑島区域の診療所の経営統合や病床数の増による病院化の病院化は、どの程度の病院かよくわからないが、今のところ病院体制のあり方と解釈している。もう少し具体的に示してほしい。
2. 漠然と提示されているので、できれば具体的な項目を設定し、年度毎の到達計画を示されると理解しやすくなる。
3. 甑島の診療所には薬剤師がいないので、薬剤師の確保も計画に入れた方がい
い。 |
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4. 救急医療体制の充実において、新市役所の庁舎を建設する際に、庁舎の屋上にヘリポートを設置し、甑島からの緊急搬送体制を整えてほしい。 |
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△2 |
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5. 社会福祉協議会の運営は自立しているが、業務を遂行するには行政の補助が必要である。今後の支援内容を具体的に示してほしい。
6. 高齢者の生きがい対策で重要と思われるシルバー人材センター事業においても、新市での支援内容を示してほしい。 |
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7. P32の地区コミュニティ協議会のイメージが実現されると、連携が密になり充実した体制づくりが出来ると思われるので、設置への努力をお願いしたい。 |
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8. 福祉に関することは、市町村によってばらつきがあるので、新市になったら、必要なものを一旦挙げて入念にチェックしながら、内容を見直すもの・カットされるもの・そのまま存続させるもの等思い切った選別が必要であるが、本当に必要なものが排除されないようにその判断は慎重にしてほしい。
9. ボランティア団体とシルバー人材センターが連携することで人材活用の場が広がると思われるので、地区コミュニティを中心に地区の特色を生かしながらネットワークをより充実させていく必要がある。活用方法等意見交換の場も提供できると良い。 |
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10.障害者の福祉事業は、町の財政の関係で縮小されていくものもあるが、新市では障害者福祉を充実させてほしい。 |
△1の話は、2市4町3村の時に出てきた話。それ以前は、甑島の診療所に関すること。
甑島から島外に急患を運んだ時、介助者の設備がないという内容が多かった。島内に住む人々のことを考えると、診療所を上、下で各一つ診療所を充実する必要がある。甑島縦貫ラインができると一つでよい。ただ、急にできるとは断言できないので、今ある診療所を病院体制していく。原案の病院化という言葉についてよくわからない。島内で処置できる施設が望ましい。病院化となると薬剤師の問題もでてくる。
△2について、社会福祉協議会、ボランティアを中心とするシルバー体制、新市合併を目指して立ち上げを目指している。各市町村の体制が異なっているので難しい協議となっている。新市ができて、こうした組織にどういった支援がなされるのか、事前に支援体制について、どこで誰が把握するのか、新市ができてからでは、不安が残る。
4.について、救急体制については、先ほど説明があった。保健福祉のなかでは、新市においてヘリポートの整備等が実現するとありがたい。
7.コミュニティ協議会の件について、充実していかなければならない。特に、地域の盛り上がりが中心となっていくと思う。新市の活性化も地域からだと思う。地域審議会と地区コミュニティ協議会との違いが今ひとつはっきりしない。
10.障害者の福祉事業について、町の財政の関係で縮小されていくものがあるのが理解できない。
最後に、離島から本土に来るときの介助者の支援がなくなっているのが、理解できない。
(プロジェクト 西手委員 下甑村)
病院化について、本村では、19床の診療所がある。総合計画でも増床をうたっており、20床以上の病院に整備されると、島外に出ている患者もある程度島内で対応できるのではと考えている。
(桑原座長)
介助についても必要であり、意見が寄せられている。ヘリポートについては、新市の庁舎周辺にヘリポートがあるので、川内市内の病院に搬送するシステム的にはつくりあげている。社会福祉協議会については、それ自体で自助努力をして頂くようお願いしている。先月来合併の協議を開始している。福祉関係は、サービス水準について、その負担水準を含め議論している。障害者福祉について、充実していく方向の原案内容になっている。
(事務局 古川)
シルバー人材センター等は、住民福祉部会で協議している。局長、行政関係者と連携し、協議をしている。地域審議会は旧市町村単位と地区コミュニティ協議会は65地区を対象としていることが大きく違う。
(フォーラム委員) 病院化の点について、病床を増やすだけでこの言葉を使用したのか。高齢化が県下トップの状況にあって、病床を増やしても付き添いの問題がある。付き添いがいなければ入院できない。シルバーに付き添いをやってくれと言う要請もある。完全看護の病院化ということか、おたずねしたい。
(プロジェクト 西手委員 下甑村)
現在、19床で介助人は病院で用意している。増床は20床以上ということで、それには医師、看護師ともに増やして行く予定である。
(フォーラム委員)
段階的スケジュール、具体的内容がないと理解しづらい。
(フォーラム委員)
コミュニテイ活動の支援で、ボランティア活動が入っているが、現実的には、公民館長等、なり手がいなくなる。
(事務局 古川)
ボランティア等に対する支援のあり方について、ボランティア保険をかける程度の支援か、実費を払うのか、お金を払わないとボランティアしていただけないのか、これからの協議になる。コミュニテイ協議会の制度、その支援の仕組み等、検討していく。地区の役員の方々には今後相談していく。アドバイスをお願いしたい。
(フォーラム委員)
補助金のカットにつながらないようお願いする。
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(休憩) |