開会にあたり、森会長より「川西薩地区任意合併協議会がスタートしてから、ちょうど2年になるわけであります。この間、川西薩地区の協議を含めますと、34回も会議を開いたことになりまして、大変皆様方にご苦労をかけましたことを、心から感謝申し上げます。」とのあいさつがありました。また、9月4日に鹿島村で閉村式が行われ、それぞれの市町村において、閉町村式が挙行されること、さらに、新市の人事体制について、9月7日に部長級を除く全職員に人事異動の内示を行ったことの報告がありました。
議事に入り、まず、川薩地区法定合併協議会の平成16年度事業報告・決算見込みについて、協議がなされました。
平成16年度中の事業の経過として、協議会・市章検討小委員会及び幹事会の開催状況、協議会だより及び市民便利帳の発行・配布、ホームページの運営、6,644項目にわたる開設作業、10月12日に処理される条例・規則・告示の処理状況等が報告されました。また、平成16年度の歳入歳出の見込みについては、歳入合計71,099,822円、歳出合計67,755,226円、差引残額3,344,596円となっており、この差引残額を「薩摩川内市」の歳入とすることの報告があり、提案のとおり了承されました。
次に、薩摩川内市の市章候補について協議がなされました。前回協議会での報告後、9月4日、第3回小委員会において、5作品を市章候補として選定したことの報告がありました。そして、5作品は、薩摩川内市に引継ぐことが決定され、新市長・新議会において、12月に1点を絞り込み、薩摩川内市の市章とするとの説明がありました。
次に、報告事項に入り、薩摩川内市長職務執行者の選任について報告があり、9月2日の市町村長会において、薩摩川内市長職務執行者として、黒瀬一郎樋脇町長が選出されたことが報告されました。続けて、薩摩川内市収入役職務代理者に会計課長を定めることの報告がありました。
この報告後、黒瀬副会長から「新しい市長誕生まで、関係代理者とそしてまた職員の方々と共に、この職責を全うしてまいりたい。」とあいさつがありました。
次に、10月12日の薩摩川内市施行日のスケジュールや平成17年2月に開催する予定の新市誕生記念式典について報告がなされました。
さらに、指定金融機関、引越状況、薩摩川内市の防災体制、各種団体の協議状況、事務の進捗状況について説明がありました。
最後に、森会長からこれまでの協議を振り返り、「当協議会は10月11日をもって解散となりますが、10月12日に誕生する、皆様と共に作り上げてきた薩摩川内市の飛躍発展のため、今後とも皆様方の引き続きの温かいご指導・ご鞭撻を賜りたい」とのあいさつがあり、閉会となりました。
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