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JR川内駅
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平成16 1月9日のJR川内駅西口風景です。3月13日の九州新幹線開業に向け、夜遅くまで駅舎内は作業が行われています。西口前広場も完成間近で、多くのお客様を迎える準備が着々と進んでいます。 |
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第12回法定合併協議会 |
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平成15年12月24日(水)午後2:22〜
川内市ホテル太陽パレスにおいて、
第12回川薩地区法定合併協議会が開催されました。 |
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第12回 川薩地区法定合併協議会
期日 :平成15年12月24日(水)
場所 :ホテル太陽パレス(川内市)
開 会 :午後2時22分
閉 会 :午後4時38分 |
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会次第 |
1. 開 会
2. 会長あいさつ
3. 議 事
(1) |
議案審議 |
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議案第17号 新市まちづくり計画について
議案第63号 議会議員の定数及び任期の取扱いについて
議案第64号 農業委員会委員の定数及び任期の取扱いについて
議案第65号 一部事務組合の取扱い(その2)について
議案第66号 環境衛生事業(その2)について
議案第67号 新市の名称について |
(2) |
報告事項 |
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1) 住民説明会資料について
2) 事務の進捗状況について
3) 9専門部会の進捗状況について
4) 一部事務組合について
5) 事務局体制について |
(3) |
その他 |
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1) 次回協議会の開催等について
2) 合併協定項目(46項目)の協議状況
3) 合併協定項目 市町村協議スケジュール(全体) |
4. 閉 会
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協議概要 |
会議は、会長あいさつの後、6件の議案と5件の報告事項が協議されました。
「新市まちづくり計画」についてでは、去る12月11日に、県知事から計画案について異議はないとの回答があり、県知事協議が終了し、計画策定に係る全ての作業と手続きが完了したことが説明されました。
「議会議員の定数及び任期の取扱い」についてでは、いくつかの団体より、選挙区設置の考え方、議員特例関係の要請について、再協議要望が出され、幹事会の一次協議、二次協議など、慎重審議を重ねる中で、各団体から再協議に対する報告を受けたが、結果として、当初調整方針案どおり承認するとの回答を、各要請団体より受け、当初調整方針案のまま提案していることが説明されました。
「農業委員会委員の定数及び任期の取扱い」については、11月13日に開催された第9回協議会で提案し、各市町村持ち帰り協議されたが、各市町村からの意見もなく、前回と同様の調整方針案で提案していることが説明されました。
「一部事務組合の取扱い(その2)」についてでは、11月13日協議会提案の時点で、調整方針案が絞りきっていない薩摩郡東部衛生処理組合、串木野樋脇清掃組合、川薩地区介護保険組合の3つの一部事務組合についての協議経過について説明があり、薩摩東部地区関係の2つの一部事務組合については、薩摩東部地区の管理者の方針として、協議開始からこれまで10ヶ月間、一貫して新市、新町での直轄の方針を言われてきたので、本地区としても協議を整えるため、新市の直轄事業とする方向で協議を進めてきたが、薩摩東部地区がこれまでの直轄方針から一転して、一部事務組合再編の方向に方針変更をされ、本地区が調整してきた新市直轄方式と食い違いが出てきたこと。
そこで、12月17日、1市7町市町長協議、12月22日、1市5町市町長協議等で、協議調整を行ったが、調整方針の合意までには至っていないこと。
串木野樋脇清掃組合については、委託方式か新市直轄方式で協議を進め、これまでの串木野市との協議の中で、基本的に委託方式とすることで合意され、今後、串木野市と市来町との法定合併協議会が立ち上がってから、細部の協議に入ることとなっていること。
以上のような協議状況を踏まえ
(1)
薩摩郡東部衛生処理組合については、構成団体である入来町・祁答院町は、合併の日の前日に当該組合を脱退し、新市の直轄事業とする。
(2)
串木野樋脇清掃組合については構成団体である樋脇町について、合併の日の前日に当該組合を脱退、当該組合は、組合構成団体が1団体となるため解散することになるが、新市における旧樋脇町の区域は合併の日に串木野市に委託する。
(3)
川薩地区介護保険組合については、合併の日の前日に解散し、合併の日に全ての事務を新市及び宮之城町、鶴田町、薩摩町に引き継ぎ直轄事業とする
などの調整方針が提案されました。
なお、薩摩郡東部衛生処理組合、川薩地区介護保険組合については、基本方針をどうするかの基本的なスタンスは持ちながら、薩摩東部地区と合意に達していないことから、今後も協議を進めるという協議方針としており、できるだけ早い時期に合意しなければならないため、今後の協議により合意に達した場合は、その調整結果について協議会へ報告することなどが説明されました。
祁答院町長である今村委員からは「新市の直轄事業という調整方針について、できれば、その後の新市、新町の発足後、速やかに新しい一部事務組合を設立して欲しい。」と要望され、川内市助役の岩切委員が協議会幹事長として「新市、新町が誕生後、一部事務組合の設立について提案したが、受け入れられなかった経過がある。1月21日開催される薩摩東部地区法定協議会での提案がどうなるかも見極めたい。」と回答されました。
東郷町長である森薗委員からは「全てを一部事務組合継続という薩摩東部地区の要請について、川薩地区としてはどのように対処されるのか。新市直轄方式の方針は今後も変わらないのか。」と質問され、「要請についての対応として、議案提案から2ヶ月以内の持ち帰り方式のシステムで考えると、時間的、日程的に難しい。合併協定書案の協議、住民説明会、調印式など、川薩地区の日程に重大な支障が懸念される。また、本日までの首長会、法定協の議論の経過を考えると、現在の意思決定は覆せない。」と事務局が回答しました。
他の委員からは「合意のない状態のままでの新市直轄方式の方針は、今後、一部事務組合の脱会、解散についての議会議決、調印議決後の新市移行手続について、県あるいは県議会の判断が心配される。後々に残る問題が山積するようであれば、慎重な判断が必要ではないか。」、「このことについて、県当局として、どのような指導されたのか。」などの質問があり、鹿児島県総務部地方課市町村合併室長である西中須顧問から「数ヶ月間、薩摩東部地区へは、施設の有効活用、住民生活への影響という観点から、是非柔軟な対応をと要請してきた。軌道修正に時間がかかり、今こういう事態になっていると判断している。両方の合併協議会で十分調整をしていただきたい。」と回答されました。
入来町長である福元委員からは「直轄方式になった場合、入来町、祁答院町の、特に粗大ゴミ等については、搬送距離が長くなるという問題が生じる可能性があるので、住民の中に不安がないような対応策についても方針を示してほしい。」と要望され、岩切幹事長より「粗大ゴミの搬入が今までの宮之城から川内となると、距離が遠くなり、住民サービスの低下となるので、それぞれの所に粗大ゴミの中継ステーションを作ることにより、従来よりもさらに住民サービスの向上につながる。」と回答され、「新市まちづくり計画」から「環境衛生事業(その2)」の5件の議案については、それぞれ提案のとおり承認されました。
「新市の名称」についてでは、11月26日開催第10回協議会で提案された新市名称候補5点の中から、まず各市町村が決定した名称を市町村長から報告され、川内市「薩摩川内市」、樋脇町「薩摩市」、入来町「川薩市」、東郷町「薩摩川内市」、祁答院町「薩摩市」、里村「薩摩川内市」、上甑村「薩摩川内市」、下甑村「川薩市」、鹿島村「薩摩川内市」がそれぞれ報告されました。1団体でも名称が違う場合は、54名の委員の挙手による採決としていたため、協議のための休憩後、「薩摩市」、「薩摩川内市」、「川薩市」の3名称について挙手を行った結果、過半数に達した「薩摩川内市」を、新市名称として決定しました。
「薩摩市」 0票
「薩摩川内市」48票
「川薩市」 6票
「住民説明会資料について」など5件の報告事項では、特に事務局体制について電算業務に係るシステム統合、本庁・支所間のネットワーク等の整備のため、川内市1名、樋脇町1名の2名を増員し20名体制とすることが報告されました。
すべての協議、報告が終了し、森会長から「46項目の重要な合併協定項目について了承され、1月19日から62会場で住民説明会が開催される。新市名称も、「薩摩川内市」で決定をいただいた。
これからも合併に向かって、まだまだ大きな山がいくつも来ようかと思うが、これまで1年間、委員の皆様が心を1つにして協議をし、ここまで来られたことは、皆様方のお力によるものである。
いろいろと出された意見については、大切にし、できるだけ合併してよかったと言われるような、まちにしていかなければいけない。最後まで意見が違うことがたくさんあると思うが、お互い譲り合いながら、目標に向かってさらに前進をしたい。」と述べられました。
閉会後、新市名称決定により9市町村長の写真撮影が行われました。
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※ 詳細は、協議会の開催状況と開催予定に掲載している議事録や資料を御覧ください。 |
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川薩地区法定合併協議会事務局
鹿児島県川内市神田町3番22号(川内市役所内)
TEL:0996-23-5111 FAX:0996-22-6295
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