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まちづくり計画について
平成15年2月14日(水)
まちづくりフォーラム第3回会議が開催されました。
社会基盤 生活環境 保健福祉 産業経済 教育文化
産業経済

グループ討議(産業経済)

 
[産業基盤としてのインフラの必要性]
  インフラとしての道路整備が必要不可欠である。新幹線の開通が目前に迫って
いる中で、川内駅と鹿児島空港を結ぶ道路を整備し、現在1時間かかる時間距離をできる限り短縮することが必要である。このことは、企業誘致などの条件整備であると同時に、観光客の利便性向上にもつながり、観光振興にも役立つものである。
     
  産業振興を図るためには、串木野港と川内港を直線的に結ぶ道路の整備を進め、両港が一体感を形成できるようにすることが必要である。
     
  駅を中心としたコミュニティバスを運行すると、新市民の利便性向上とあわせ、観光客の利便性も高まるのではないか。
     
  
[都市の吸引力・魅力について]
  鹿児島県全体では、生活面、産業面、行政面とも鹿児島市中心主義になっており、集中しすぎているのではないか。
     
  新幹線が開通したときの新市のメリットは、現実的にはあまり大きくないのではないか。その理由は、都市の吸引力が弱いからであり、今後どのように都市の魅力を向上させ、吸引力を高めていくことが必要である。
     
  新幹線が開通すれば、料金の問題はあるが、例えば忘年会の時、博多を利用する可能性がある。逆に博多から新市に呼ぶためには、かなりこだわりを持った店、地域をつくっていくことが必要であると思う。
     
  中国との貿易は重要である。新幹線や高速道路が整備されても、立ち寄ってもらう要素がなければ新市の発展はない。中国の魅力を新市に取り入れるという視点が必要である。
     
  都市の魅力を高めるためには、駅周辺の開発が必要なのではないか。足りないものとしては、娯楽施設、映画館、ホテルなどのように若者が遊ぶ場所が挙げられる。
     
  川内駅が新設されるが、大規模な駅前開発は当分の間は実施せず、新市の魅力を底上げした後に開発を行う方向がいいのではないか。ただし、新市住民の駅利用の利便性向上のために、大規模な駐車場を整備して欲しい。
      
  新幹線が開通すると、鹿児島市までの時間距離が10〜15分程度になることが見込まれるため、鹿児島市のベッドタウンとしての定住人口増加策も検討することが必要である。
     
  13万人の新市にふさわしい文化ホールの建設を是非実現して欲しい。
     
  合併すると、食材などの地域資源がかなり増える。これを複合的に組み合わせて、新しい魅力をつくっていくことが必要である。
     
  各地にある「道の駅」は特徴がないため、どこも同じに感じる。新市にある地元産の商品を集め、新市の中では同じような商品構成にし、他の地域との差別化を図っていくという方法が良いのではないか。
     
  物産館など地元の商品を一箇所に集めるのではなく、新市内にある道の駅、物産館、ホテルの売店など観光客が商品を購入すると考えられる場所に分散して設置する方が、観光客にとって利便性が高いのではないか。また、新市内のすべての地域に経済的な効果が生まれるのではないか。
     
 
[商業振興について] 
  商店街の整備については、各個店の「専門店化」がキーワードであろう。それぞれの店舗が、ある分野については非常に詳しく、その分野の商品は何でも揃っているという状態をつくり、商店街全体としてはすべての商品が揃うという商店街を形成していくことが必要である。
     
  新市の商業については、購買力の流出を食い止めるような施策を実施することが望ましい。
     
 
[観光振興について]
  甑島の石鯛・黒鯛釣りなどは、観光資源として魅力的であるため、釣り桟橋の設置などによる付加価値の向上とともに、PR活動を積極的に展開すれば、観光客は増えるのではないか。
     
  甑島近海で営業している遊漁船のうち、串木野市や川内市からの船はマナーが悪いと指摘されている。漁協合併が進めば、これらの問題も解決できるのではないか。
     
  甑島の振興策としては、観光産業の振興が最も有効であると考えられる。しかし現状では、時間があまる(1泊するだけの観光メニューがない)、地元産物を販売する場所がないなどの問題がある。
     
  新市の全域に渡る観光ルートの形成が必要である。
     
  観光面での課題としては、地域の売り方(プロモーション方法)に問題があるのではないか。新市は、多様な観光資源を持つことになるので、その組み合わせ次第では、魅力的な観光商品ができると考えられる。
     
  樋脇町のホッケーのように、スポーツの振興とあわせた観光客(交流人口)の誘致を図ることも考えられる。新市には、多くのスポーツ施設が整備されているとともに、温泉も豊富にあり、誘致することは可能であると考えられる。
     
  スポーツ合宿を積極的に展開するためには、室内練習場など若干の施設整備が必要になる。
     
  特にスポーツ合宿は、長期的な滞在になるため、地域への経済効果が大きい。
     
  新市の観光振興を図るためには、行政の組織としても「観光課」を設置することが必要である。
     
  
[漁業振興について]
  漁協の合併については、現在でも甑島内で検討されている。しかし合併を機に、新市全体で合併した方が効果があるのではないかと思う。
     
  テトラなどを利用して、多くの魚礁をつくり、つくり育てる漁業を展開していく。これにより、産業として成り立つ漁業経営と、観光(釣り)が両立することが可能となるのではないか。
     
  魚が減っている理由として、「磯焼け」がある。この原因を探ることが、根本的な解決策になると考えられる。
     
  甑島の漁業について、現在ジャコ取りが好調であるため、多くの若者が働いている。魚が捕れ、ある程度の収入が得られると、若者も定着すると考えられる。
     
  甑島にはカンパチなどの養殖業もあるが、今後の発展はあまり期待できない。
     
  稚魚の放流事業は実施しているが、実際どの程度魚が増えているのかわからない。効果はあまり大きくないのではないか。
     
  魚の畜養基地として、海外などから魚を持ってきて、甑島〜串木野間で畜養し、必要に応じて市場に出すという方法が漁業振興になるのではないか。
     
  漁協が主体的に流通体系を考える必要がある。漁協を中心に、生産者に対しては価格保証をするとともに、自らの事業として、地元のスーパーやこだわりの店などに卸すなどの新たな流通体系を構築することが必要である。
     
 
[甑島の振興について]
  甑島の認知度が低い。鹿児島市民でも、甑島が奄美の近くにあると思っている人もいる。
     
  甑島の農業は、耕作条件が非常に厳しいため後継者が育たないという課題がある。このため、荒れている耕作地が多く、観光の視点からも決して美しい景観と言えない状況である。
     
  「鹿の子ユリ」や「椿油」など、かつて甑島の特産であったものは、現在ではあまり生産されていない。産業として成り立たなかったということであろう。この理由としては、取組が中途半端であったことや、規模が小さかったことなどが考えられる。
     
  藺牟田瀬戸大橋の建設は、甑島住民の生活面での利便性向上に寄与するのみならず、交流が活発化することによって、競争が激しくなるなどの産業面のメリットが考えられる。また、観光スポットとしての活用も期待される。
     
 


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