新市まちづくり計画の骨子について |
|
|
|
本計画は、新市のまちづくりを進めるための「基本方針」、基本方針を実現するための「基本計画・まちづくり事業計画」、「公共施設の基本的な考え方」「財政計画」等で構成する。
このうち、「基本計画」は、合併後のまちづくりの具体的施策を、「まちづくり事業計画」は「基本計画」を基本にして実施する主な事業を示すものとする。
なお、これらの施策・事業は、合併後、毎年度策定される総合計画実施計画(向こう3カ年計画)の策定作業や予算編成作業において、社会経済情勢を考慮に入れながら、本計画を指針として事業選択され、実施するものとする。
|
|
●計画の体系と位置付け |
|
|
※政策: |
目標達成のための手段としてとる、特定の方法・進路。 |
|
※施策: |
ほどこすべき策。実行すべき計画。 |
|
|
●目次(案) |
|
|
|
|
基本方針は新市の将来方向を展望した長期的なものとし、新市の基盤を形成するために、合併年度及びその後の10年間(平成16年度〜26年度)を計画期間とする。
|
|
|
|
合併協議 |
|
合併後 |
関係市町村 |
|
新市まちづくり計画 |
|
新市総合計画 |
・総合計画
・総合振興計画等 |
|
(合併後10年間計画) |
|
(新市まちづくり計画) |
|
※ |
新市総合計画は、合併後、新市において地方自治法の規定(第2条第4項)に基づき策定される。このうち基本構想は、市議会の議決を要する。 |
※ |
新市まちづくり計画は、市町村の合併の特例に関する法律(第5条)に基づき協議会が策定するが、合併後は新市議会の議決を経て変更することができる。 |
|
|
※内容は全てプロジェクト会議及び各専門部会で検討のものである。 |
|
まちづくりの基本理念
(基本的姿勢) |
|
|
新市がめざす将来都市像 |
|
|
基本方針 |
|
|
新市の都市構造
|
● |
都市ゾーン |
「にぎわいと活力に満ちた、風格のある市街地の形成」 |
|
|
|
|
● |
田園文化ゾーン |
「水と緑に抱かれた、美しく趣のある田園地帯の形成」 |
|
|
● |
海洋ゾーン |
「水産業の安定的な発展と新しい観光レクリエーションレクゾーンの形成」 |
|
|
|
● |
九州西岸軸 |
● |
新市東西軸 |
・ |
甑島交流ライン |
・ |
川内川連携ライン |
・ |
空港アクセスライン |
・ |
アジア交流ライン |
● |
地域交流軸 |
|
|
・ |
川内串木野連携ライン |
・ |
川内樋脇連携ライン |
・ |
川内入来祁答院連携ライン |
・ |
串木野樋脇連携ライン |
・ |
東郷樋脇連携ライン |
・ |
東郷樋脇入来連携ライン |
・ |
甑島縦貫ライン |
|
|
|
新市一体化躍動プラン |
1 |
「地域力」再生プロジェクト |
|
|
|
(1) |
地区コミュニティ主体の地域づくり |
(2) |
地域を支える人を育てるまちづくり |
|
(3) |
地域文化を大切にするまちづくり |
|
|
|
(4) |
地域医療が充実し健やかに安心して暮らせるまちづくり |
2 |
「都市力」創造プロジェクト |
|
|
|
(1) |
利便性の高い都市づくり |
|
|
3 |
「交流活力」創生プロジェクト |
|
|
|
(1) |
産業活力を導くまちづくり |
(2) |
市域内の連携が盛んなまちづくり |
|
(3) |
市域外との交流が盛んなまちづくり |
|
|
基本計画・まちづくり事業計画 |
1 |
コミュニティを活かし地域力を育むまちづくり |
(1) |
地区コミュニティを活かしたしくみづくり |
(2) |
コミュニティ活動等への支援強化 |
(3) |
コミュニティ活動環境の整備 |
|
|
2 |
健康でともに支え合うまちづくり |
(1) |
保健・医療の充実 |
(2) |
社会保障の充実 |
(3) |
地域福祉社会の形成 |
(4) |
高齢者福祉の充実 |
(5) |
子育て支援・児童福祉の充実 |
(6) |
障害者(児)福祉の推進 |
(7) |
母子寡婦・父子福祉の充実 |
|
|
|
3 |
地域の特色を活かした教育・文化のまちづくり |
(1) |
生涯学習の推進 |
(2) |
人権の尊重 |
(3) |
幼児・学校教育等の充実 |
(4) |
地域文化の保存・継承 |
(5) |
交流活動の推進 |
|
|
|
4 |
誰もが安心して快適に暮らせるまちづくり |
(1) |
防災・生活安全対策の充実 |
(2) |
環境対策の充実 |
(3) |
ごみ処理の充実 |
(4) |
下水道・生活排水処理対策の推進 |
|
(5) |
安定した水・温泉利用対策の充実 |
|
|
5 |
地域力を発揮し産業活力を創出するまちづくり |
(1) |
新市経済圏の創出 |
(2) |
農業の振興 |
(3) |
林業の振興 |
(4) |
水産業の振興 |
(5) |
商工業の振興 |
(6) |
観光の振興 |
|
6 |
都市力を創生するまちづくり |
(1) |
住環境の整備 |
(2) |
公園緑地の整備 |
(3) |
道路・交通ネットワークの整備 |
(4) |
市街地等の整備と拠点づくり |
(5) |
河川等の整備 |
(6) |
港湾施設の充実及び利用促進 |
(7) |
情報通信基盤の整備 |
(8) |
土地利用 |
|
7 |
みんなですすめる市民参画のまちづくり |
(1) |
市民参画の推進 |
(2) |
男女共同参画社会の形成 |
(3) |
効率的な行政運営の推進 |
|
|
|
|
|
公共施設の整備・管理について、基本的考え方を示す。 |
|
|
「基本方針」に基づき、将来都市像の実現と新市の9地域の速やかな一体化に向けた施策を「新市一体化躍動プラン」として定め、重点的かつ戦略的に取り組む。
なお、この「新市一体化躍動プラン」は、「基本方針」の7つの分野体系を横断した3つのプロジェクトとする。 |
1 |
「地域力」再生プロジェクト |
|
(1) |
地区コミュニティ主体の地域づくり |
|
|
〜地区自治組織のしくみづくり・活動の支援等 |
|
(2) |
地域を支える人を育てるまちづくり |
|
|
〜学習活動の推進、生涯学習、地域特性を活かした学校教育の推進等 |
|
(3) |
地域文化を大切にするまちづくり |
|
|
〜文化財・伝統芸能の保存伝承等 |
|
(4) |
地域医療が充実し健やかに安心して暮らせるまちづくり |
|
|
〜健康づくりの推進、救急医療・消防防災・福祉サービス体制や環境対策の充実等 |
2 |
「都市力」創造プロジェクト |
|
(1) |
利便性の高い都市づくり |
|
|
〜定住促進、道路交通ネットワーク、情報通信基盤、公共サイン等 |
|
(2) |
交流拠点を活かしたまちづくり |
|
|
〜川内駅・串木野駅・インターチェンジ等の周辺整備、港湾機能強化、公園緑地・河川空間整備等 |
3 |
「交流活力」創生プロジェクト |
|
(1) |
産業活力を導くまちづくり |
|
|
〜新市内事業者活用促進や地産地消等による新市経済圏創出、企業育成・誘致、農林水産業・商工業振興 |
|
(2) |
市域内の連携が盛んなまちづくり |
|
|
〜旧市町村・地区・小中学校・各種団体間の交流等 |
|
(3) |
市域外との交流が盛んなまちづくり |
|
|
〜会議やスポーツ大会等の誘致、観光振興、国際交流等 |
|
|
|
まちづくりの7つ基本方針に基づき、将来都市像の実現のための具体的施策を示す「基本計画」とその主な事業を示す「まちづくり事業計画」としてとりまとめる。 |
●記載例 |
項 目(施策) |
事業内容 |
主な事業(まちづくり事業) |
コミュニティ活動への支援 |
ボランティア活動支援や地域づくり住民団体活動の支援など、コミュニティ活動に対する支援を強化します。 |
●ボランティア活動支援事業
●ボランティア人材育成支援事業●地域づくり活動支援事業
●公共施設アダプト推進事業 |
|
|
鹿児島県の役割と新市における県事業を記載する。 |
|
|
|
合併後10年間の財政運営の指針として、普通会計ベースで作成したものを示す。 |
|
|
|