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まちづくり計画について
平成15年1月29日(水)
まちづくりフォーラム第2回会議が開催されました。
社会基盤 生活環境 保健福祉 産業経済 教育文化
保健福祉


【高齢者福祉】
@ 高齢者の現状
最近、一人暮らしで、家に閉じこもって外とのコミュニケーションを嫌がる孤独な高齢者が増えている。
 
高齢者は、人に迷惑をかけてはいけないとか、家族以外の人の世話になったら世間体が悪いとか考えがちである。
 
民生委員は顔見知りの人が多く、かえって気楽に何でも相談しにくい傾向がある。
 
高齢者は、介護保険料を支払うのも大変な人が多く、ましてや介護サービスを利用しての負担金を支払う余裕のない人も多く見られる。
 
東郷町は「まごころ郵便事業」「独居老人声かけ事業」「いきいきサロン事業」などがあり、在宅福祉サービスの充実を進めている。
 
入来町は「福祉給食サービス」があり3名の調理士がおり、365日昼夜2食で実施しており、大変好評である。一人400円で、毎日150食程度提供している。
 
ボランティア活動は、地域によって格差が見られるが徐々に広がりつつあり、気遣いしないで遠慮なく気軽に頼める活動が浸透しつつある。
 
A 今後の課題
福祉110番のようないざというとき24時間いつでも遠慮なく相談でき、対応してくれるネットワークづくりが必要である。
 
閉じこもりがちな高齢者を家の外に出していつでも誰とでも集える場所が必要だ。
 
緊急情報電話システムのような、緊急に連絡が必要なときすぐに対処できるシステムがあればよいと思う。
 
住み慣れた地域や家庭で自立した生活をするためには、ボランティアの協力がますます必要とされるのでボランティアセンターネットワークの整備が必要である。
 
高齢者の心情を考えると、外側からサポートするシステムが必要であり、ボランティアはヘルパーなどのマンパワーの確保につながる。
 
ボランティア活動は、受ける側とする側との精神面が折り合って成り立つので、高齢者の心情を理解するための研修や資格取得などの必要がある。
 
ボランティア活動は住民主導型にして行政主導型はやめた方がよい。
 
B 要望
高齢者が孤立しないで安心して生活できるようなシステムを考えてほしい。
 
市町村ではこれまで各々福祉対策をしてきているが、合併で急激に変化するより、一定の期間はそのままで徐々に福祉の改善を図る方が良いと思う。
 
地域の特性や高齢者の心情を考え、現状の良いシステムは残す等、慎重に取り組んで欲しい。
 
高齢者も与えられるだけでなく自分たちも支えられるよう頑張って欲しい。
 
【児童福祉】
@ 現状
少子高齢化の進行で、女性も労働力として求められている。
今の若者はぬるま湯状態であり、将来生き残れるのは高齢者だけかもしれない。
A 今後の課題
住みやすい地域にしなければ若者は定着しない。
有資格者をボランティア活動促進に活用し補助していく必要がある。
旧態依然ではなく発想の転換をしなければいけない。
出産から子育てまで安心して生活できる環境づくりが大切である。
高齢者や障害者がみんなで集まる場所がない。
B 要望
安心して出産し預けられる安価の認可の施設を作って欲しい。
社会施設は使用料等をもっと安くして欲しい。
高齢者がゆっくり散歩できるまちづくりをして欲しい。
 
【障害者福祉】
@ 現状
精神的ケアを必要とする方が増えつつある現状にあるが、プライバシーとのかかわりで対応が難しい。
入来町では障害者のための小規模作業所があり、年に一回介護者の集いも実施している。
 
A 今後の課題
マンパワーを上手く動かせるシステムを作り、二次被害が起こらないようにする必要がある。たとえば、相談員に他の地域の人を配置する等の配慮。
広域でアクセスできるシステム作りをすると、人材確保につながり上手に活用できる。
精神的ケアの必要な方を地域ぐるみで見守り、また保健師や民生委員が定期的に訪問する等ケア体制の確立を図る。
障害者や障害者家族を心的ケアするシステムが遅れている。
 
B 要望
障害者を地域で支え、暖かく見守る必要があり、在宅の知的障害者を家から出して交流を図るシステムを作り、ボランティアで支えるのが望ましい。
効率だけを考えると、過疎地域が増加する要因となりうるので、住民の声ももっと取り上げて、きめ細かい福祉の施策をして欲しい。
当分は各市町村を利用しながら新たな拠点づくりをする必要がある。
 
【保健】
@ 現状
基本健康診査は、校区公民館単位かコミュニティーセンターで実施されている。
 
A 今後の課題
基本健康診査は、従来通り、校区公民館単位かコミュニティーセンターで実施した方がよい。
莫大な医療費を縮小するためには病気にならない医療にかからないように予防対策をする必要がある。
介護者等も安く宿泊できる施設を整備するべきである。
各分野の拠点を各地域に置き、一点集中型ではなく分散型にし交通アクセス網を充実させるべきだ。
NPOを立ち上げ運営することにより新規雇用も出てきて雇用対策にもなる。
B 要望
健康を維持増進するために温泉を利用したユニバーサルデザインの大型の施設を作り、高齢者だけではなく誰でも集える場所を確保して欲しい。子育て支援ができボランティアの役割も生きる。地域でとれた野菜等の販売等。
 
【医療】
@ 現状
市町村によっては医師や看護師・保健師等の数が少なく患者に十分に対応できていない地域がある。
各市町村において、高齢化・医療の高度化により、医療費が増加している。
地理的条件から緊急な患者への対応が十分にできていない地域がある。
 
A 今後の課題
医療関係情報ネットワークの構築が必要である。
緊急医療体制の確保や医療施設の充実を促進していく必要がある。
医師や看護師・保健師等の増員のための人材確保が必要である。
マンパワー確保のためボランティア活動への支援が必要である。
 
B 要望
甑島からの利便性を考えると串木野市に大型の病院を設置して欲しい。
 


川西薩地区法定合併協議会事務局
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