第８回川西薩地区法定合併協議会

日時： 平成１５年７月１０日（木）１４：００〜
場所 ：ホテル太陽パレス（川内市）

　会議冒頭森会長から、本日付でこの法定合併協議会を休止するが、これは串木野市の離脱、あるいは法定合併協議会の解散ということではないこと。また、本日予定していた提案事項等については、法定合併協議会が住民の皆様に説明責任を果たす意味から、予定どおり提案することなどが説明されました。

　議事に入り、２市４町３村で作成された調整方針案「使用料、手数料等の取扱いについて」と「公共的団体等の取扱いについて」、「上・下水道事業の取扱いについて」が提案されました。特に公共的団体等の取扱いについてでは、構成市町村に関係する公共的団体が１，１６０団体存在することなどが説明されました。
※　詳細は、資料や議事録等をご参照ください。

　報告事項としては、「事務の進捗状況について」、「9専門部会の進捗状況について」、「一部事務組合の取扱いについて」の３件が事務局より報告され、一部事務組合の取扱いについては、協議経過として、特に薩摩東部衛生処理組合を脱退、解散する場合の法的問題点を整理し、協議していく必要があること。一部事務組合については、消防から衛生処理組合等、それぞれに業務ごとに分けて協議をしていく必要があること。今後の協議の進め方、方向性の見出し方として、助役会議及び、法定協議会の幹事会、法定協議会の会長同士、管理者同士の協議を進めていく必要があることなど確認事項について説明がありました。

　最後に、次回の開催日程等について協議され、次回の法定合併協議会の開催日日程を未定とし、事実上、いったん活動休止の取扱いとすること。

　また、この法定協の活動休止とは、串木野市の離脱を容認するものでも承認するものでなく、法定合併協議会の解散でもないこと。法定合併協議会予算も当分の間そのままとし、昨年12月の９市町村議会による法定合併協議会設置の可決も生きていることが確認されました。

　田畑串木野市長からは、本日付で法定合併協議会が休止状態になることについて、帰る意思はないと述べられました。

　最後に田中事務局長から、活動休止に伴い、去る７月３日の幹事会において合意された、これまでの川西薩地区法定合併協議会における協議結果等の取扱いについての申し合わせ事項についての報告がありました。

　１点目は、この川西薩地区法定協における、これまでの調整方針、協議結果を、川薩地区法定合併協議会に承継することを認めること。

　２点目は、新市名称の応募作品につきましては、応募者の同意があれば、川薩地区法定合併協議会に承継することを認めること。

　３点目は、その他調査研究結果、事務作業に伴う成果、情報等についても、川薩地区法定合併協議会に承継することを認めること。

　４点目は、本協議会の構成市町村は、市町村合併に関し、関係市町村、関係法定協との一部事務組合の取扱いについては、関係専門部会長、事務局員との協議などを随時行うものとし、現在、串木野市が専門部会として所管されていた、総務部会、住民福祉健康部会、上・下水道部会の３専門部会と、関係分科会の内容引き継ぎ協議について、まず串木野市のほうで３専門部会、関係14分科会に関わる議事録ほか協議資料の目録を含めて、全て文書で揃え、新たな川薩地区法定合併協議会の３専門部会、分科会の担当者と、串木野市の担当者同士が個別に内容引き継ぎを行うこと。

　５点目が、串木野市からの３名の派遣職員については７月10日までとなっていること。

の５点が報告され第８回法定合併協議会を終了しました。