会議冒頭で、森会長より、午後１時３０分から市町村長調整会議、首長・議長会議が開催され、その中で、田畑串木野市長から本日回答をいただくことになっていた串木野市の離脱問題については、来る５月16日に串木野市の議員全員協議会が開かれるということで、今日はご返事をいただけなかったことが報告されました。

　次に、統一地方選挙等により新たに委員となった１５名の紹介と委嘱状の交付が行われ、代表して樋脇町議会議長の帯田博美委員に森会長から委嘱状が交付されました。
議事に入り、法定合併協議会の副会長について、法定合併協議会の副会長である黒瀬一郎樋脇町長が、４月29日任期満了に伴い、法定合併協議会の副会長としての任期も一旦解かれたが、統一地方選挙により再選されたため、首長、議長の協議により副会長に再任されたことが報告されました。

　引き続き「専決処分の報告」、「平成14年度事業報告」「平成14年度歳入歳出決算及び監査報告」、「平成15年度歳入歳出補正予算（第１回）」について審議され、提案のとおり了承されました。

　合併協定項目に関する提案事項については、「条例規則等の取扱いについて」と「電算システム事業について」が提案されました。

　提案説明の前に、田中事務局長から、本日から始まる事務事業一元化に関する提案、審議、承認の流れについて、議案の提案説明および質疑応答に対する答弁については、３月28日承認された合併協定項目46区分をグループ分けし、それぞれを所管する専門部会長が行うこと。また、細部については所管の分科会長が答弁説明すること。本日の提案については、各市町村に持ち帰っていただき、次回６月２日の法定合併協議会で審議・承認をいただくことなどの説明がありました。

　本日提案された「条例、規則等の取扱いについて」は、総務部会長である串木野市福永総務企画部長から、「電算システム事業について」は、電算情報部会長である川内市の村尾情報推進課長から説明があり、委員から、電算システム事業について、各市町村の経費負担の時期、負担額、財源についての質問がありました。

　事務局から、電算システム事業の経費については、概ね１１億円の経費がかかること、経費の財政措置として、現在、県の市町村振興資金、あるいは合併特例交付金について平成１５年度からの財源充当を要望していることについて答弁があり、鹿児島県総務部地方課の西中須市町村合併推進室長からは要望のあった市町村振興資金、合併特例交付金の前倒し交付ができないか、財政当局と協議検討中であることが報告されました。

　その他報告事項として、「幹事会規程の一部改正」、「地域情報化計画の策定について」「まちづくりフォーラム提言報告会の開催結果について」、「事務の進捗状況について」の報告がありました。

　最後に、事務局から、５月末に公募を締め切る新市の名称について、本日開催された市町村長調整会において、新市名称候補選定小委員会の開催指示があり、今月中に開催予定であることを関係委員にお知らせし、閉会しました。