会議は、まずはじめに、2月５日串木野市長に就任され、新委員となった田畑誠一市長に、会長から委嘱状が交付されました。

　次に、２月１日付の人事異動により、新たに協議会事務局に派遣された４名の職員の紹介がありました。今回の増員により協議会事務局職員は１９名となりました。

　議事に入る前に、協議会副会長３名のうち、串木野市の冨永前市長退任により空席となっていた副会長１名の選任について事務局から報告があり、午後１時から開催された９市町村の首長議長会議において田畑誠一委員が満場一致で副会長に選任されたことが報告されました。

　議事に入り、「新市名称の公募方法等（案）について」と「新市名称候補選定基準等（案）について」審議され、新市名称候補選定小委員会の田中委員長から、去る２月５日水曜日午後１時30分から開催された第１回新市名称候補選定小委員会会議の協議結果等について報告があり、事務局からは、新市名称の決定の流れについて、４月１日から５月３１日まで公募を行い、小委員会により５点程度を選定し、それを協議会に提案して、協議会において、新市名候補１点を決定する流れとなることなどが説明され、提案のとおり承認されました。

　引き続き「川西薩地区法定合併協議会会議等の公開に関する指針（案）について」が審議され、会議公開の原則、非公開とするものについて、その決定方法、取材活動への配慮等の定めについて説明があり、提案のとおり承認されました。

　提案事項としては、「合併協定項目（案）について」が提案されました。
　合併協定項目は、合併するとした場合に必要な自治体の存立に関わる基本的な事項、４，０００項目とも言われる事務事業の一元化に関わる事項、新市建設に関わる事項について協議会で協議を行い、その結果を「合併協定書」として取りまとめるもので、今回は46項目の区分でよいかの提案であり、次回の協議会にて審議されること。個別の審議については、これから分科会・専門部会・幹事会で協議し、協議会で、一件ずつ審議していき、その一つ一つについて、合意事項を文章で書き入れていく作業となることなどの説明がありました。

　その他、来月３月からは事務事業の一元化協議のほか、関係する一部事務組合の管理者協議や、関係する合併協議会の会長協議、幹事長協議なども開始すること。

　協議会での提案・審議の方法としては、事務事業の一元化調整方針等について、協議会に提案した後、全てをいったん各市町村に持ち帰り議論していただき、協議会だより等により提案内容についての住民周知を十分行った後に、協議会で審議決定する日程としたいことなどの説明がありました。

　委員から合併に伴う県の出先機関についての取り扱いについて質問があり、鹿児島県総務部地方課の西中須市町村合併推進室長から「基本的には県の出先機関は、同じ市町村は同じ事務所が所管していくというのが基本的考えであり、同じ市町村が別の事務所で分かれてやっていくということは考えられない。15年度中に合併の枠組みを踏まえた上で、県の所管区域をどうしていくのか協議を進めたい。」と回答されました。

最後に、事務局から「事務の進捗状況」についての報告と、次回の協議会の開催日程等について説明があり閉会しました。