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ほくらが住んでいる市や町や村が、まわりの市町村といっしょになって新しい市町村が生まれたり、小さな市町村が大きな市町村と1つになったりすることを言うんだろ。 |
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でも、どうして合併なんてやるんだい? |
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いい質問だね、ブルー。
今、日本には約3200の市町村があるって知ってるかい?その市町村を国は1000まで減らそうとしているんだ。 |
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そうそう、明治、昭和にも短期間で多くの市町村が合併した時期があったので、今回は「平成の大合併」と呼ばれているんだよね、レッド。 |
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そうなんだ、 市町村の数は40年ぐらい前から、そんなに変わっていないんだけど、それを急に減らそうとするのは、地方分権(ちほうぶんけん)と言って、国や都道府県が持っている権限や仕事を、住民に一番身近な市町村にできるだけ移そうという国の方針があるからなんだ。 |
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もう1つは不景気(ふけいき)が続いて、国も、都道府県(とどうふけん)も、市町村も大きな借金(しゃっきん)をかかえてお金のやりくりが苦しくなっているんだ。だから別々にやっていた仕事を合併していっしょにやったり、費用(ひよう)や人手を効率(こうりつ)よく使おうという市町村が増えているんだよね。 |
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鹿児島県にはいま96市町村あって、全国でも市町村数が多い県なので、合併についてよく考えなくちゃいけないんだね。でもレッド、市町村合併って具体的(ぐたいてき)にはどのように進めていくんだい? |
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それじゃ、市町村合併の具体的な進め方については次のページで話そうか。 |