平成18年  9月 定例会(第4回)

     平成18年第4回薩摩川内市議会会議録(第1日目)
              開会日時 平成18年8月30日 午前10時
              開会場所 薩摩川内市議会議事堂
◯出席議員(42人)
    1番  中島由美子君
    2番  江畑芳幸君
    3番  木原秀治君
    4番  鷺山和平君
    5番  宮脇秀隆君
    6番  福元光一君
    7番  樗木孝治君
    8番  小村亮一君
    9番  川添公貴君
   10番  今塩屋裕一君
   11番  新原春二君
   12番  乙須紀文君
   13番  好士崎 勝君
   14番  宮里兼実君
   15番  佃 昌樹君
   17番  森永靖子君
   18番  井上勝博君
   19番  永山伸一君
   20番  和田岸夫君
   21番  高橋修二君
   22番  鳥越淳一君
   23番  尾崎嗣徳君
   24番  福田俊一郎君
   25番  池脇重夫君
   26番  堀之内盛良君
   27番  石野田 浩君
   29番  種田弘二郎君
   30番  古里貞義君
   31番  大田黒 博君
   32番  田島春良君
   33番  大毛次生君
   34番  杉薗道朗君
   35番  小牧勝一郎君
   36番  川畑善照君
   37番  橋口博文君
   38番  小辻富義君
   39番  瀬尾和敬君
   40番  江口是彦君
   41番  岩下早人君
   42番  柏木謙一君
   43番  上野一誠君
   44番  今別府哲矢君
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◯欠席議員(2人)
   15番  初田 健君
   28番  寺脇幸一君
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◯説明のための出席者
  市長          森 卓朗君
  助役          岩切秀雄君
  収入役         今村松男君
  消防局長        桑原道男君
  総務部長        永田一廣君
  企画政策部長      田中良二君
  市民福祉部長      福留久根君
  産業経済部長      石走直伸君
  建設部長        石澤一美君
  財務課長        田上正洋君
  診療所課長       鬼塚秀範君
  国保介護課長      春田修一君
  都市計画課長      松岡忠浩君
  天辰区画整理推進室長  堀ノ内美年君
  入来区画整理推進室長  徳重勝美君
  教育委員会
  教育長         向原 翼君
  教育部長        川畑國敏君
  水道局
  局長          鮫島利夫君
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◯事務局職員出席者
  事務局長        上赤 勉君
  議事調査課長      矢野信之君
  課長代理        今吉美智子君
  議事係長        川畑 央君
  議事係主査       尾曲秀樹君
  議事係主査       小川内康人君
  議事係主事       原 浩一君
  議事係主事       上川雄之君
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◯議事日程
 第1、会議録署名議員の指名について
 第2、会期及び会期日程の決定について
 第3、閉会中の諸般報告について
 第4、川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題について(原子力発電所対策調査特別委員会報告)
 第5、道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題について(交通運輸対策調査特別委員会報告)
 第6、土地区画整理事業及び川内川市街部改修事業に関連する諸問題について(都市基盤整備対策調査特別委員会報告)
 第7、合併後における甑島並びに周辺地域の振興に関連する諸問題について(地域振興対策調査特別委員会報告)
 第8、報告第23号 専決処分の承認を求めるについて(平成18年度薩摩川内市水道事業会計補正予算)(市長提出)
 第9、報告第24号 専決処分の承認を求めるについて(平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算)(〃)
 第10、報告第25号 専決処分の承認を求めるについて(平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算)(〃)
 第11、報告第26号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定め、和解するについて)(〃)
 第12、議案第224号 財産の処分について(〃)
 第13、議案第225号 薩摩川内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第14、議案第226号 消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定について(〃)
 第15、議案第227号 財産の取得について(〃)
 第16、議案第228号 財産の取得について(〃)
 第17、議案第229号 里辺地、上甑辺地、下甑辺地及び鹿島辺地に係る総合整備計画を定めるについて(〃)
 第18、議案第230号 薩摩川内市過疎地域自立促進計画の変更について(〃)
 第19、議案第231号 財産の取得について(〃)
 第20、議案第232号 新たに生じた土地の確認について(〃)
 第21、議案第233号 字の区域の変更について(〃)
 第22、議案第234号 薩摩川内市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第23、議案第235号 川薩地区介護保険組合の解散について(〃)
 第24、議案第236号 川薩地区介護保険組合の解散に伴う財産処分について(〃)
 第25、議案第237号 薩摩川内市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第26、議案第238号 市道路線の認定について(〃)
 第27、議案第239号 薩摩川内市営住宅等の指定管理者の指定について(〃)
 第28、議案第240号 薩摩川内市上甑地域戸別合併処理浄化槽条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第29、議案第241号 薩摩川内市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第30、議案第242号 薩摩川内市漁業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第31、議案第243号 薩摩川内市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について(〃)
 第32、議案第244号 薩摩川内市地域下水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について(市長提出)
 第33、議案第245号 平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算(〃)
 第34、議案第246号 平成18年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算(〃)
 第35、議案第247号 平成18年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計補正予算(〃)
 第36、議案第248号 平成18年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計補正予算(〃)
 第37、議案第249号 平成18年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計補正予算(〃)
 第38、議案第250号 平成18年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算(〃)
 第39、議案第251号 平成18年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算(〃)
 第40、議案第252号 平成18年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計補正予算(〃)
 第41、議案第253号 平成18年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(〃)
 第42、議案第254号 平成18年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計補正予算(〃)
 第43、議案第255号 平成18年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計補正予算(〃)
 第44、議案第256号 平成18年度薩摩川内市介護保険事業特別会計補正予算(〃)
 第45、議案第257号 平成18年度薩摩川内市水道事業会計補正予算(〃)
 第46、議案第258号 平成18年度薩摩川内市工業用水道事業会計補正予算(〃)
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◯本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり
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            午前10時開会
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開会

○議長(今別府哲矢 君) おはようございます。
 ただいまから、平成18年第4回薩摩川内市議会定例会を開会いたします。
 まず、事務局長から議員の出欠状況を報告させます。
◎事務局長(上赤勉 君) 報告いたします。
 定数44名、現在員44名、出席42名、欠席2名であります。
 欠席の2名は、寺脇幸一議員及び初田健議員が欠席の届出であります。
 報告を終わります。
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開議

○議長(今別府哲矢 君) これより、これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程によって進めます。
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日程第1、会議録署名議員の指名について

○議長(今別府哲矢 君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名について、会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において指名いたします。
 29番種田弘二郎君、30番古里貞義君、31番大田黒博君、以上、3名の方にお願いいたします。
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日程第2、会期及び会期日程の決定について

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第2、会期及び会期日程の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期及び会期日程は、先に議会運営委員会で御協議願いましたところ、お手元に配付しました会期及び会期日程案のとおり、会期は、本日から9月28日までの30日間とし、会期中の日程は、本日の本会議で付託事件等の審査結果報告及び一部議案の審議を行い、その後、その他の議案の概要説明を受け、明日31日から9月6日までを休会とし、7日及び8日に本会議を開いて総括質疑並びに一般質問を行い、9日、10日を休会とし、11日に本会議を開いて総括質疑並びに一般質問を行い、その後、提出議案等を所管の常任委員会に付託し、12日から27日までを休会とし、この間、各常任委員会を開会願い、28日に本会議を開いて付託事件等の審査結果報告を行うことにお決めいただきましたが、以上のとおりの会期及び会期日程でよろしいかお諮りいたします。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、今定例会の会期及び会期日程は、以上のとおり決定いたしました。
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    平成18年第4回薩摩川内市議会定例会会期及び会期日程
月日 曜日 本会議
休会別
内容
8月30日 本会議 付託事件等審査結果報告及び議案説明並びに一部議案審議
31日 休会 総括質疑並びに一般質問通告締切(正午)
9月1日  
2日  
3日  
4日  
5日  
6日  
7日 本会議 総括質疑並びに一般質問
8日 本会議 総括質疑並びに一般質問
9日 休会  
10日  
11日 本会議 総括質疑並びに一般質問、議案等付託
12日 休会  
13日  
14日  
15日  
16日  
17日  
18日           (敬老の日)
19日  
20日 (企画経済委員会)(建設水道委員会)
21日 (総務文教委員会)(市民福祉委員会)
22日  
23日           (秋分の日)
24日         (中学校運動会)
25日  
26日  
27日  
28日 本会議 付託事件等審査結果報告及び一部議案審議並びに平成17年度決算審査特別委員会の設置及び議案付託
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日程第3、閉会中の諸般について

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第3、閉会中の諸般について報告いたします。
 6月議会定例会以後における閉会中の諸般につきましては、監査委員からの監査結果報告、意見書の提出及び議員の派遣等について、お手元に配付しました報告書によって御了承願います。
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             閉会中の諸般報告
1 監査委員の監査結果報告
  平成18年7月28日付 例月出納検査結果報告(平成18年度6月分)
  平成18年8月25日付 例月出納検査結果報告(平成18年度7月分)
2 意見書の提出
   平成18年第3回市議会定例会で可決された「ずさんな米国産牛肉の輸入に抗議し、BSEの万全な対策を求める意見書」を内閣総理大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣及び食品安全担当大臣へ、「基地対策予算の増額等を求める意見書」を内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、防衛庁長官及び防衛施設庁長官へ、「次期教職員定数改善計画の策定と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書」を衆議院 議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣及び文部科学大臣へ、「真の地方分権の推進のための地方財政確立を求める意見書」を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、金融経済財政政策担当大臣、総務大臣及び財務大臣へそれぞれ提出した。
3議員の派遣等
 (1)7月7日、国道267号改良促進期成会総会及び北薩空港幹線道路整備促進期成会総会出席のため、今別府議長が大口市及びさつま町へ。
 (2)7月11日から12日まで、九州治水期成同盟連合会第1回要望会のため、今別府議長が東京都へ。
 (3)7月12日から14日まで、総務文教委員会行政視察のため、上野委員長及び好士崎副委員長並びに柏木、瀬尾、杉薗、大毛、大田黒、堀之内、井上、今塩屋及び江畑の各委員が福島県、福島県会津若松市及び須賀川市へ。
 (4)7月12日から14日まで、建設水道委員会行政視察のため、池脇委員長及び乙須副委員長並びに田島、種田、鳥越、宮里、小村、樗木及び木原の各委員が千葉県木更津市及び茨城県土浦市へ。
 (5)7月13日、県市議会議長会定期総会のため、今別府議長がいちき串木野市へ。
 (6)7月19日から21日まで、原子力発電所対策調査特別委員会行政視察のため、鳥越副委員長並びに岩下、杉薗、大田黒、石野田、井上、川添、樗木及び福元の各委員が北海道電力泊原子力発電所及び青森県日本原燃本社核燃料サイクル施設へ。
 (7)7月29日、農林水産副大臣要望のため、今別府議長がさつま町へ。
 (8)7月31日、南九州西回り自動車道建設促進期成会総会出席のため、今別府議長が出水市へ。
 (9)8月2日、川薩広域市町村圏協議会等県知事要望のため、今別府議長が鹿児島市へ。
(10)8月3日から8月4日まで、豪雨災害に係る災害復旧等要望のため、今別府議長が東京都へ。
(11)8月8日、市町村総合事務組合設立説明会出席のため、今別府議長が鹿児島市へ。
(12)8月8日、市町村政研修会出席のため、議員派遣により今別府議長及び田島副議長並びに上野、江口、瀬尾、橋口、川畑、大毛、大田黒、種田、石野田、堀之内、池脇、鳥越、和田、森永、初田、好士崎、乙須、今塩屋、川添、小村、樗木、福元、宮脇、鷺山、木原、江畑及び中島の各議員が鹿児島市へ。
(13)8月11日、豪雨災害関係要望のため、今別府議長が福岡市へ。
(14)8月17日から18日まで、豪雨災害関係要望のため、今別府議長が東京都へ。
(15)8月23日から25日まで、市民福祉委員会行政視察のため、森永委員長及び和田副委員長並びに今別府、岩下、古里、初田、川添、福元及び中島の各委員が東京都北区及び神奈川県伊勢原市へ。
(16)8月26日から27日まで、東京薩摩川内会出席のため、議員派遣により田島副議長、橋口原子力発電所対策調査特別委員長、古里地域振興対策調査特別委員長、石野田都市基盤整備対策調査特別委員長が東京都へ。
(17)8月26日から28日まで、東京薩摩川内会及び近畿川薩会出席のため、今別府議長が東京都及び大阪府へ。
(18)8月29日、薩摩東部森林組合第37回総代会出席のため、田島副議長がさつま町へ。
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日程第4−日程第7、各特別委員会の審査結果報告

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第4から日程第7までの各特別委員会の審査結果報告4件を、会議規則第35条の規定に基づき一括議題といたします。
 以上の4件については、それぞれ特別委員会の審査方針に基づき閉会中審査が行われ、その結果が議長に報告されておりますので、順次委員長の報告を求めます。
 まず、原子力発電所対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。
   [原子力発電所対策調査特別委員長橋口博文君登壇]
◆原子力発電所対策調査特別委員長(橋口博文 君) 皆さんおはようございます。
 原子力発電所対策調査特別委員会に付託してありました審査結果報告をいたします。
 川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題に関する審査結果報告。
 1、審査事件。
 川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題について。
 2、委員会の開催日。
 8月11日。
 3、審査の経過及び結論。
 (1)川内原子力発電所1号機・2号機の運転状況について。
 当局から、1号機は平成18年3月28日に第17回定期検査を終了し、2号機は平成18年6月20日に第16回定期検査を終了し、それぞれ通常運転に復帰していること、また、気体・液体廃棄物の放出量は年間放出管理目標値を大きく下回り、平成18年6月末現在の固体廃棄物の貯蔵量は1万1,991本(貯蔵容量の約71%)及び使用済燃料の保管量は1,499体(貯蔵容量の約63%)であるとの報告を受け、更に、2号機第16回定期検査結果の概要の説明を受けた。
 (2)川内原子力発電所に関連する諸問題について。
 当局から、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂を踏まえた九州電力株式会社の地質調査の概要についての説明を受け、その後、改訂内容の概要、敷地近傍の定義、耐震指針について適正に審査する機関及び北西部地震時の川内原子力発電所の地震計の一部欠損等について質疑を行った。
 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。
 ア、九州電力株式会社に対して耐震基準の見直し、耐震補強をするよう要請されたい。
 イ、耐震設計審査指針の改訂内容については、要点をまとめた資料を用いて説明されたい。
 次に、当局から、平成18年7月末現在の環境調査の進捗状況及び雇用状況、「川内原子力発電所3号機増設計画に係る環境影響評価」の調査状況及び環境調査スケジュールの報告・説明を受け、その後、指針の改訂と現在の地質調査の関係、蒸気発生器等の低レベル固体廃棄物の敷地内保管についての市の方針及び同廃棄物の処分方針等について質疑を行った。
 なお、審査の過程において、原子力発電所の運転等に係る技術的な問題に関し、市職員と議論することが難しい場合もあるので、九州電力株式会社の担当者との協議の場を設ける等、今後の本委員会の運営方法について検討が必要である旨の意見が述べられました。
 以上であります。
 報告を終わります。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 これで原子力発電所対策調査特別委員会の報告を終わります。
 次は、交通運輸対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。
   [交通運輸対策調査特別委員長岩下早人君登壇]
◆交通運輸対策調査特別委員長(岩下早人 君) 道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題に関する審査結果報告をいたします。
 今回の報告については、まず、8月9日に開催しました委員会報告と、これまで7回にわたる委員会の調査結果報告等について報告することにいたしております。
 審査結果報告。
 1、審査事件。
 道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題について。
 2、委員会の開催日。
 8月9日。
 3、審査の経過及び結論。
 (1)川内港の港湾計画及び利用促進について。
 当局から、川内港の整備計画及びアクセス道路としての県道44号京泊大小路線・県道43号川内串木野線の平成18年度事業の進捗状況を、港湾計画の改訂については、川内〜甑島航路を見据えた 可動橋の整備や一部変更による個別整備を県と協議していくこと、また、川内港の利用促進については、取扱貨物の増加により6月30日にコンテナ船が初めて臨時寄港したこと及び9月25日に東京でポートセミナーを開催予定であること並びにコンテナ貨物の取扱実績等を、甑島航路については、6月30日に甑航路検討調査業務の発注、甑島商船株式会社の運賃変更の動向等について報告・説明を受けました。
 その後、甑航路検討調査業務における利用者等の意向調査の在り方、港湾計画改訂に対する取組等について質疑を行いました。
 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。
 ア、甑航路検討調査業務における利用者等の意向調査に当たっては、本市の甑地域に対する振興策等もPRするとともに、調査内容、調査対象等を慎重に整理した上で取り組まれたい。
 イ、川内港の港湾計画の改訂及び浮き桟橋等の港湾整備については、更に積極的な取組に努められたい。
 ウ、甑島航路について、九州新幹線全線開通時までには、川内港からの運航が実現できる方策等を真剣に検討されたい。
 (2)九州新幹線整備促進、肥薩おれんじ鉄道について。
 当局から、九州新幹線の博多・新八代間の整備進捗状況、影響調査における日照阻害の補償状況等について報告・説明を受けました。
 また、肥薩おれんじ鉄道については、6月28日に定時株主総会及び取締役会が開催されたこと等の報告・説明を受けました。その後、肥薩おれんじ鉄道における県北部豪雨災害に伴う被害状況、積立金枯渇後の赤字負担の在り方等について質疑を行いました。
 なお、審査の過程において、利用促進を目的とした企画切符、イベント列車等の積極的なPRに努めるとともに、利用促進につながる施策を鹿児島・熊本両県に対し要望されたい旨の意見が述べられております。
 (3)南九州西回り自動車道について。
 当局から、整備の進捗状況として、川内道路及び川内隈之城道路の現状、アクセス道については、国道3号隈之城バイパスの向田橋の進捗状況、(仮称)宮崎バイパスの都市計画変更に係る地元説明会を8月23日・24日に開催すること等の報告・説明を受けました。
 (4)甑島縦貫道について。
 当局から、上甑島、中甑島及び下甑島を一つに結ぶ藺牟田瀬戸架橋を含む甑島縦貫道の整備状況について、5月18日・24日・30日に一般県道黒浜水深線(藺牟田瀬戸架橋工区)道路改良説明会が行われたこと、一般県道手打藺牟田港線手打工区の整備状況等について報告・説明を受けました。
 (5)バス運輸事業について。
 当局から、バス交通網について、6月15日・7月28日に路線確保対策部会が開催されたこと、7月3日に「公共交通機関利用促進事業」補助券交付が開始されたこと、林田バス廃止系統(28系統)に関する検討結果等の報告・説明を受けました。その後、廃止系統中、存続の必要性がある路線の運行形態、公共交通乗車補助券の交付実績等について質疑を行いました。
 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。
 ア、路線廃止地域においては、利便性が損なわれることのないよう交通手段の確保策を検討されたい。
 イ、公共交通乗車補助券については、今後、交付及び利用実績を調査し、地域間における公平な取扱を検討されたい。
 ということまでが8月9日の委員会の報告であります。
 続きまして、調査結果中間報告をいたします。
 1、調査事項。
 道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題について、広大な市域内の交通アクセスの向上により交流連携を促進するとともに、高速交通体系及び港湾物流体系の構築により産業経済の振興を図る観点から、調査及び意見の開陳を行って参りました。
 2、委員会の開催日。
 平成17年2月8日を第1回目として、8月9日まで記載のとおり7日間の開催をして参りました。その間、整備調査等も含め、現地の調査等々含めて開催をしてきたところであります。
 3、調査結果報告。
 (1)川内港の港湾計画及び利用促進について。
 ア、川内港の整備計画等及び港湾計画の改訂について。
 ・川内港背後地の活用策及び水産資源等の陸揚げも含めた利用しやすい港湾整備並びに甑島航路を見据えた高速船・フェリー等の入港場所として、霧や波等の影響をはじめとする課題克服のための条件整備について、今回、実施される甑航路検討調査業務等の中で詳細に調査・検討し、早急な実現に向け努力されたい。
 イ、川内港の利用促進について。
 ・川内港の利用促進の観点から、ポートセールスにおいては輸出入貨物の多種化及び倉庫の確保に努めるとともに、甑島航路開設時における利用者のアクセス向上の観点から、川内港〜川内駅間のシャトルバス運行も視野に入れた上で、県道43号川内串木野線及び県道44号京泊大小路線の整備についても県との連携を図り、更に努力されたい。
 ウ、甑島航路について。
 ・旧甑4村を除き共通認識のなかった甑航路であるが、合併後、航路に対する議論が高まり、同じ市民として住環境整備に資するため、川内港からの航路を持つべきであり、また、藺牟田瀬戸架橋も事業化決定され、将来「海の道」としてとらえられること、更に、甑島からの通勤・通学も可能となることから、一刻も早い川内港からの航路開設を民間活力も含め実現されたい。
 なお、平成18年6月30日に甑島商船株式会社と意見交換会を行い、甑島商船株式会社としても川内港寄港は予定されていることから、諸条件の問題点解決に向け互いに協議しながら取組を進める旨の意見集約を行っております。
 また、平成18年1月31日から2月2日まで沖縄県石垣市及び同県島尻郡渡嘉敷村へ行政視察を行い、マリンライナーとかしき(総トン数123トン、旅客定員200名、航海速力34.0ノット)に乗船し、甑航路への同様の高速船就航を望む意見が出されました。
 エ、川内川舟運について。
 ・平成16年度策定の「川内川舟運検討事業基本構想」及び全国都市再生モデル調査で実施した「河川舟運の復活による都市再生調査」の成果を生かし、河川舟運のルール策定に取り組み、交通連携の手段としての活用を検討されたい。
 (2)九州新幹線整備促進、肥薩おれんじ鉄道について。
 ア、九州新幹線の整備状況について。
 ・全線開通に向け順調に進捗していることから、今後も継続した取組に努められたい。
 イ、肥薩おれんじ鉄道について。
 ・開業以来厳しい経営状況が続いていることから、鉄道存続についても意見の開陳を行ってきたところであり、沿線住民の生活の足としての確保等一定の利便性は図られているものの、今後、更なる利用促進策に沿線自治体・県・会社等一体となった取組を進められたい。
 (3)南九州西回り自動車道について。
 ア、整備状況について。
 ・本市における川内道路については、工事進捗が目に見えてきたことでアクセス道の整備、経済効果を創出してきたところであり、整備については早急な全線開通が目標ではあるが、本市に設置される3カ所のインターチェンジを生かした工業団地等も含めたまちづくりも進められたい。
 なお、平成17年5月18日、南九州西回り自動車道(川内道路等)の概要及び進捗状況について、都トンネルの現地視察を行い、国土交通省九州地方整備局鹿児島国道事務所の職員による説明を受けております。
 イ、アクセス道について。
 ・今後の交通量の動向も見極めながら、都市計画道路や市道等との接続については安全確保及び交通渋滞を引き起こさない方式等を検討し進められたい。
 (4)甑島縦貫道について。
 ア、甑島縦貫道の整備状況について。
 ・整備の不備な箇所等も多いことから、継続した県道の高次整備が図られるよう努力されたい。
 イ、藺牟田瀬戸架橋について。
 ・平成18年3月31日に事業化の決定を受けたが、年次的に国・県予算が確保されるよう努められたい。また、甑全島の市民生活(医療関係、学校関係等)の向上、経済浮揚につながることから、早急な整備に努められたい。
 なお、本年10月に予定されている本土地域での藺牟田瀬戸架橋建設促進決起大会についても、前回以上の成果を収められるよう取り組まれたい。
 (5)バス運輸事業について。
 ア、バス交通網について。
 ・交通弱者及び不便地域における利便性向上やコミュニティバス路線の拡大を図るとともに、公共交通乗車補助券についてはタクシー利用も検討されたい。また、既存バス事業者の路線廃止問題等もあることから、本土地域・甑地域においても市民の要求を踏まえた利便性向上策を検討し、より良い公共交通網の構築に努められたい。
 4、総括。
 ・本特別委員会委員として、柏木、寺脇、堀之内、池脇、尾崎、和田、永山、初田、新原及び小村の各委員並びに今塩屋副委員長及び委員長岩下の12名で2年間にわたり、今回まで市域全体の交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化について審査を重ね、意見・要望等述べてきたところであり、審査結果については、その都度本会議において報告しており、速やかに対応されたものや継続的に取り組んでいるものもあり、本委員会としても処理・取組状況等については理解しているところである。
 その中でも市及び県として果たす役割も重要になることから、県の管理である川内港の港湾整備等についても、本市の港湾であるという強い意識を持って取り組むとともに、県道43号川内串木野線及び県道44号京泊大小路線の用地買収においては引き続き全力で取り組まれたい。
 最後に、すべての項目についておおむね順調に進捗しているところであるが、港湾整備を含めた川内〜甑島航路の実現に向けて特段の取組を望むものであります。
 以上で報告を終わります。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 これで交通運輸対策調査特別委員会の報告を終わります。
 次は、都市基盤整備対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。
   [都市基盤整備対策調査特別委員長石野田 浩君登壇]
◆都市基盤整備対策調査特別委員長(石野田浩 君) 都市基盤整備対策調査特別委員会に付託されました土地区画整理事業及び川内川市街部改修事業に関連する諸問題について、審査の結果を報告いたします。
 1、審査事件。
 土地区画整理事業及び川内川市街部改修事業に関連する諸問題について。
 2、委員会の開催日。
 8月10日。
 3、審査の経過及び結論。
 (1)川内川市街部改修の促進について。
 川内川市街部改修の促進についての主要経過として、5月18日に川内川改修促進期成会の通常理事会が、同月23日に川内市街部改修促進期成会の総会が、同月25日に川内川下流改修促進期成会の総会が開催されたこと、7月20日に川内市街部改修促進期成会による川内川河川事務所に対する要望活動を、8月1日に川内川改修促進期成会、川内川下流改修促進期成会及び川内川上流河川改修期成同盟会による川内川河川事務所に対する通常要望及び災害対策緊急要望を行ったこと、また、築堤工事の進捗状況等として、香田樋門改築の平成17年度繰越事業の進捗率が6月末現在で75%であり、同平成18年度事業は、9月から平成19年3月までの工期を予定していること、中郷地区旧堤掘削の平成18年度事業が発注済であること等の報告・説明を受けました。
 次に、天大橋下流の改修計画について、5月26日に行った鹿児島国道事務所との協議に基づき、9月頃に都市計画道路中郷五代線と国道3号との交差点付近の交通量調査を実施する予定であること、都市計画道路中郷五代線の太平橋下流了忍寺までの区間の整備の概略等について報告・説明を受けました。
 次に、7月の豪雨の際の中郷地区に係る堤防の被災状況及び対応状況等の報告・説明を受け、その後、8月1日の川内川改修促進期成会、川内川下流改修促進期成会及び川内川上流河川改修期成同盟会による合同要望の内容、7月の豪雨の際のダムの流量調整、川内川市街部改修における予想雨量、堤防の土質、川内川市街部改修完成時点における計画高水位等の変更の有無、川内川支流におけるダムの整備、洪水対策としての分水等について質疑を行いました。
 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。
 ア、瀬口地区周辺の堤防については、その強度 に対して市民の中に不安があることから、土質に関する情報を提供されたい。
 イ、川内川上流の改修により流量確保が進むと、下流部の水位が更に上昇することになるので、下流部の改修を促進されたい。
 ウ、中郷五代線については、道路整備が進むにつれ交通量の増大が予想されるが、完成後に通行時の利用制限を課す必要が生じないよう早い時期に騒音対策について調査し、関係機関との協議等を実施されたい。
 (2)土地区画整理事業による都市基盤の整備について。
 当局から、天辰第一地区土地区画整理事業の主要経過として、6月19日に平成18年度三堂川河川公共施設管理者負担金に係る協定を、7月4日に平成18年度一級河川三堂川権現橋架替工事に係る橋梁負担金の実施協定をそれぞれ県と締結したこと等についての報告・説明を受けました。
 次に、川内駅周辺地区土地区画整理事業の主要経過として、7月28日に第1回川内駅周辺地区整備検討委員会を開催したこと、今後の主な取組として、電線類地中化に係る関係機関との協議調整、川内駅東口駅前広場に関するJR九州等との協議、事業区域の都市計画及び事業計画・実施計画の変更があること等の報告・説明を受けました。
 次に、温泉場土地区画整理事業の主要経過として、7月12日に九州地方整備局との協議を行ったこと、同月19日に基本設計検討業務委託を発注したこと、同月31日に温泉場土地区画整理審議会委員選挙の当選人決定の公告を行ったこと等の報告・説明を受け、その後、温泉場土地区画整理審議会委員の役割、基本設計検討業務の内容等への対応等について質疑を行いました。
 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。
 ア、調査業務の委託に当たっては、効率的な発注がなされるよう努力されたい。
 イ、公益施設建設に係る基金については、所期の目的を勘案し有効活用を検討されたい。
 以上で報告を終わります。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 これで都市基盤整備対策調査特別委員会の報告を終わります。
 次は、地域振興対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。
   [地域振興対策調査特別委員長古里貞義君登壇]
◆地域振興対策調査特別委員長(古里貞義 君) 合併後における甑島並びに周辺地域の振興に関連する諸問題に関する審査結果報告を行います。
 1、審査事件。
 合併後における甑島並びに周辺地域の振興に関連する諸問題について。
 2、委員会の開催日。
 8月10日。
 3、審査の経過及び結論。
 (1)地域力の創出による周辺地域の振興について。
 当局から、薩摩川内市総合計画実施計画(平成18〜20年度期)のうち、合併後新規に取り組んだ産業経済部所管の28事業に係る事業目的、事業内容の現在の進捗状況等について報告・説明を受け、8月3日に甑島地域で開催された国土交通省地域振興アドバイザーとの意見交換会及び同月4日の甑島の現地視察の内容、海洋深層水で養殖したエゾアワビの調査状況、活動火山周辺地域防災営農対策事業の今後の取組方、ほ場整備の支援策、観光ガイド育成事業の市勢全般のガイドの人材育成、いむた池バス運行事業導入後のいむた池への客数の前年度との比較、いこいの村いむた池の瑞宝の間の改修工事の内容、その他中心市街地の空き店舗の現状と今後の対策等多岐にわたり質疑を行いました。
 なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。
 ア、特産品開発については、本市特産品開発運営協議会で十分協議の上、市民への周知を図るとともに、魅力ある商品づくりに努められたい。
 イ、島内でしか味わえない食材を調査し、限定商品としてのネーミングを検討する等、県内外へ宣伝されたい。
 ウ、地域のイベント、郷土芸能等については、後退することのないよう取り組まれたい。
 エ、活動火山周辺地域防災営農対策事業につい ては、市全域が指定を受けられるよう努力されたい。
 オ、集落営農組織づくりの取組みについては、農協、農業改良普及センター等と十分に連携を図りながら努力されたい。
 カ、藻場造成に係る調査を行い、魚介類が育つ方策を検証されたい。
 キ、祁答院地区中山間地域総合整備(負担金)事業のほ場整備については、地権者の100%同意が得られるよう鋭意努力されたい。
 ク、観光ガイド育成事業については、市全域のPRができるよう、研修等を通じ人材育成に努められたい。
 次に、調査結果中間報告であります。
 これまでの地域振興対策調査特別委員会(報告全7回)の結果を踏まえ、甑振興と周辺地域振興に係る将来へ向けての提言について意見の開陳を行いました。
 1、委員会の開催日。
 平成17年2月10日、6月1日、8月10日、10月14日、平成18年2月7日、5月25日、8月10日(7日間)であります。
 2、調査結果報告。
 (1)甑振興について。
 これまでの本特別委員会で出された意見・要望で共通していることは、宝の島である甑島を県内外にどうすれば宣伝できるかであり、特に、食について売り出す方法に意見が集中しました。
 甑島には、県内外に宣伝効果のある食材が豊富に存在し、その調査をすることは重要なことであり、商品開発へもつながっていくのではないか。例えば、アオサノリを限定販売し、ブランド化すれば消費者の購買意欲が高まるのではないか、あるいは世界の三カ所にしかいない30億年前から生息していると言われている貝池のバクテリア(クロマチウム)をPRすることにより、世界遺産に登録された屋久島のように多くの観光客を呼べるのではないか、観光客が訪れることにより多くの企業が甑島に参入してくることは間違いないのでは、甑島に永住されている島民には珍しくないものが、他の地域の人には珍しいという意見等が出され、将来への提言として次のような集約を行いました。
 ア、「島を観光でPRしていく」という島民への意識改革をしてもらうために、市としても今後いろんな方策を立て、島民と積極的に協議の場を持つべきである。
 イ、市全体で取り組むためには、甑振興を図るためのプロジェクトチーム等組織の充実を図り、甑島との連携を密にし、観光の島の位置付けを確立していくべきである。
 ウ、甑島に行かなければ食べられない食材のブランド化を目指し、多くの観光客に甑島のすばらしさを伝えられるよう調査・研究していくべきである。
 (2)周辺地域の振興について。
 農林水産業に係る生産性の向上を図り、コミュニティを生かした地域づくりをすることにより、周辺地域の気運が盛り上がってくる。旧1市4町の各地域には多くの温泉、観光施設等があり、合併したことにより、今後、一層の地域住民の協力が必要となる。多くの事業に取り組み、各地域の特性が生かされるよう更なる努力をみんなでしていかなければならない等の意見が出され、将来への提言として次のような集約を行いました。
 ア、少子高齢化が進み人口が減少しないよう、各地域の特性を生かした魅力あるまちづくりに努め、若者が都会に夢を託すのでなく、本市で頑張ってみようと思えるような地域づくりをするために、何が必要であるか研究されたい。
 イ、田舎にしかない魅力を引き出し、団塊の世代をターゲットにした方策を研究されたい。
 ウ、周辺地域における集落については、高齢化が進み、その維持が困難になっている。中山間地域等直接支払制度、平成19年度から開始の農地・水・環境保全向上対策等の事業等、今後、積極的に国・県の事業を導入し、地域に明るい将来を見出せるよう努力されたい。
 以上であります。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 これで地域振興対策調査特別委員会の報告を終わります。
 以上で、各特別委員会の報告を終わります。
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日程第8、報告第23号 専決処分の承認を求めるについて

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第8、報告第23号専決処分の承認を求めるについて、本件を議題といたします。
 当局の報告説明を求めます。
◎水道局長(鮫島利夫 君) 別冊となっております報告つづりのその1、23−1ページをお開きください。
 報告第23号は、平成18年度薩摩川内市水道事業会計補正予算、地方自治法第179条第1項の規定により、本年7月25日、市長において専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。
 なお、本件につきましては、既に8月7日開催の議員全員協議会で概要について御説明申し上げております。
 専決いたしました補正予算につきまして御説明申し上げますので、別冊となっております薩摩川内市水道事業会計予算書、予算に関する説明書(第1回補正)を御準備いただき、1ページをお開きください。補正予算の第1回補正分でございます。
 まず、今回、専決処分いたしました理由は、公営企業借換債(上水道高金利対策)について、借換えに伴う所要の経費を予算措置する必要が生じましたが、これにつきまして議会を招集する暇がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしたものでございます。
 次の2ページをお開きください。
 今回の補正は、第2条において、予算第4条本文括弧書き中、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億6,677万8,000円」を29万円増額し「6億6,706万8,000円」に改め、この不足する額の補てん財源として、「過年度分損益勘定留保資金5億4,460万1,000円」を29万円増額し「5億4,489万1,000円」に改め、同条に定めました資本的収入及び支出の予定額を、収入第1款川内地域水道事業資本的収入、第1項企業債を1,350万円増額し5,710万円に、また、支出第1款川内地域水道事業資本的支出、第2項企業債償還金を1,379万円増額し2億2,630万円に、次の3ページをお開きください。
 第3条においては、予算第5条で定めた企業債に今回の借換債であります川内地域水道事業公営企業借換債を、借入限度額1,350万円として追加するものであります。
 なお、今回の借換え措置に伴う経費節減額は、利子分約143万円と見込んでおります。
 以上で説明を終わりますが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま当局の報告説明がありましたが、ここでお諮りいたします。
 本件は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 討論はありませんか。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 討論はないと認めます。
 採決いたします。
 本専決処分を報告のとおり承認することに御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、本専決処分は報告のとおり承認されました。
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日程第9、報告第24号 専決処分の承認を求めるについて

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第9、報告第24号専決処分の承認を求めるについて、本件を議題といたします。
 当局の報告説明を求めます。
◎総務部長(永田一廣 君) 再度報告つづりに戻っていただきまして、報告つづりの24−1ページをお開き願います。
 報告第24号専決処分の承認を求めるについて、地方自治法第179条第1項の規定により、市長におきまして7月28日専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。
 専決処分いたしましたのは、平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算、別冊となっております平成18年度薩摩川内市一般会計予算書、予算に関する説明書の第1回補正となっております。第1回補正の1ページをお開き願います。
 専決第15号平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算の専決処分について。
 専決処分いたしました理由は、平成18年7月22日から23日にかけての豪雨により甚大な被害が発生したため、所要の経費を予算措置する必要が生じましたが、これにつきましては、議会を招集する暇がございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分したものでございます。
 次の2ページをお願いいたします。
 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ451億9,000万円とし、第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の予算の総額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。
 予算の内容につきまして7ページをお願いいたします。7ページでございます。
 歳入では、19款1項3目におきまして、り災救助基金から3,000万円を繰り入れ、一方、歳出は次のページになります、8ページになりますが、3款5項1目災害救助費で、被災者1世帯当たり30万円の災害見舞金を措置したものでございます。
 以上で、報告第24号の専決処分に関します説明を終わります。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま当局の報告説明がありましたが、ここでお諮りいたします。
 本件は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 討論はありませんか。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 討論はないと認めます。
 採決いたします。
 本専決処分を報告のとおり承認することに御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、本専決処分は報告のとおり承認されました。
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日程第10、報告第25号 専決処分の承認を求めるについて

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第10、報告第25号専決処分の承認を求めるについて、本件を議題といたします。
 当局の報告説明を求めます。
◎総務部長(永田一廣 君) 同じく報告つづりの25−1ページをお願いいたします。
 報告第25号専決処分の承認を求めるについて、地方自治法第179条第1項の規定により、市長におきまして8月3日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し承認を求めるものでございます。
 専決処分いたしましたのは、平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算、同じく別冊となっております、恐れ入りますが、平成18年度薩摩川内市一般会計予算書、予算に関する説明書の第2回補正でございます。第2回補正、1ページをお開き願います。
 専決第16号平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算の専決処分について。
 専決処分いたしました理由は、先ほどの専決第15号と同じでございます。
 次の2ページをお願いいたします。
 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億9,579万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ459億8,579万1,000円とし、第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の総額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によることとし、第2条では、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるとするものでござい ます。
 次に、26ページをお開き願います。めくっていただきまして26ページでございます。
 第2回補正の主な内容につきまして、歳出から目的別に御説明申し上げます。
 上から3段目、民生費では、児童福祉施設整備費において、豪雨により被災しましたあさひ保育園の施設備品整備に対する補助金を措置するとともに、災害救助費では、被災住宅の応急修繕費、被災者の仮設住宅に係る経費及び災害援護資金貸付金など、災害救助に係る所要の経費を措置。
 次の衛生費では、豪雨災害時の廃家電製品リサイクルや処理に要する経費として一般廃棄物処理法措置。
 4つほど飛びますが、消防費では、吉野山排水ポンプ施設や道路等の復旧工事に要する災害予防応急対策費を措置。
 1つ飛びまして、災害復旧費では、中村排水機場ポンプ設備機器等の修繕工事、その他、農地災害の復旧工事や崩土除去のための重機借上げなど、それぞれ現年公共及び現年単独の農林水産施設災害復旧事業費を、また、久住橋の損壊及び市道鳥丸線地滑り災害の普及に向けた測量設計業務委託等のために現年公共土木災害復旧事業費などを措置いたしましたほか、最下段になります、今年度におきます不測、緊急な行政需要に対応するため、4,000万円の予備費を計上させていただきました。
 次に、歳入について御説明申し上げます。1枚前のページ、25ページをお願いいたします。
 歳入の表でございます。表の中段から下の方になりますが、県支出金では、中村排水機場ポンプ設備機器修繕等に係る農林水産施設災害復旧費補助金と被災住宅の応急修繕費、仮説住宅等経費に係る災害救助費委託金を、3つ飛びます、繰越金では、前年度繰越金の一部を計上したほか、最後に市債は、中村排水機場ポンプ設備機器修繕などに関する現年公共災害復旧事業債でございます。
 前に戻っていただきまして、6ページをお願いいたします。6ページでございます。
 第2表地方債補正では、中村排水機場ポンプ設備機器修繕等に対応するため、現年公共災害復旧事業の限度額を、ご覧のとおり1億1,640万円増額変更することといたしました。
 以上、報告第25号の専決処分に関します説明を終わります。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(今別府哲矢 君) ただいま当局の報告説明がありましたが、ここでお諮りいたします。
 本件は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑願います。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 質疑はないと認めます。
 討論はありませんか。
   [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 討論はないと認めます。
 採決いたします。
 本専決処分を報告のとおり承認することに御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 よって、本専決処分は報告のとおり承認されました。
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日程第11、報告第26号 専決処分の報告について

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第11、報告第26号専決処分の報告について、本件を議題といたします。
 本件につきましては、報告書をもって報告がなされております。
 御了承願います。
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日程第12、議案第224号−日程第46、議案第258号

○議長(今別府哲矢 君) 次は、日程第12、議案第224号から日程第46、議案第258号までの議案35件を、会議規則第35条の規定に基づき一括議題といたします。
 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
   [市長森 卓朗君登壇]
◎市長(森卓朗 君) 平成18年第4回市議会定例会の開会に当たり、現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに、このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明し、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 まずもって、去る7月18日から24日にかけて県北部を中心に降り続いた大雨は、各地で1,000ミリを超える連続雨量となるなど、かつてない記録的な豪雨となりました。川内川流域では河川の決壊・はん濫が起こり、家屋の流出・倒壊、床上・床下浸水、国道・県道等の寸断、林地・林道の崩壊、農畜産物への被害など甚大な災害が発生し、尊い人命と多くの財産が失われました。
 本市におきましても、災害警戒本部の設置から災害対策本部への切替えなど、迅速な防災体制を執る中で避難所を開設し、3万人余りの市民に避難勧告あるいは避難指示を行うなど、市民の安全確保に努めたところであります。
 しかしながら、昭和51年以来となる災害救助法の適用を受けた大水害は、死者1名、住家の全半壊68棟、床上・床下浸水102棟、道路・河川など公共施設の損壊、農畜産物等の被害をもたらし、被害総額は21億5,000万円余りにのぼり、市民生活や経済活動に甚大な影響を及ぼしたところであります。被災されました市民の皆様には心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を願うものであります。
 被災後の早急な復旧並びに被災者の不安を取り除き、安心して生活できる環境を確保すべく、県においては、いち早く災害救助法及び被災者生活再建支援法の適用を決定するとともに、本市においても、多くのボランティア等による被災現場の復旧作業、消毒・ごみ搬出、炊き出し、災害相談窓口の開設、市営住宅の斡旋、災害見舞金の支給、市税・手数料等の減免などの対策を講じたところであります。
 しかしながら、このたびの災害は、予想をはるかに超える大規模かつ広範囲に及ぶものであり、国・県の対策、支援なくしては復興はできないものと考えております。このため、災害後、直ちに中央各省庁等に対し激甚災害の早期指定、河川激甚災害特別緊急事業の速やかな採択、川内川無堤地区の早期整備や抜本改修など緊急要望を行ったところでありますが、特に川内川の改修については、整備率が低いにもかかわらず、ここ数年、事業費の減少傾向が続いており、抜本的な河川改修の早期実施は流域住民の強い要望となっていたところであります。この機会をとらえ、災害から住民の生命・財産を守るため、河川整備基本方針の早期決定と河川整備計画の迅速な策定、河川改修予算の確保を目指し、市議会と一体となって国に対し強力な要望活動を展開して参る所存であります。
 また、この間、本市出身の方はもとより、全国各地の方々から、励ましのお言葉や多くの義援金・救援物資をいただいております。
 なお、国会議員を始め、政府、県議会議員等の災害調査団による早々の災害現場視察調査が行われましたが、その都度、災害復旧支援に対する要望を申し上げてきた次第であります。
 伊藤知事は、今月16日、豪雨災害の被災者に対する生活再建支援対策を発表しました。この対策は、県と市町村がそれぞれ2億円ずつ負担して基金を新設し、一定の基準の下に、被災者生活支援金の支給、商店や園芸産地の復旧対策などの支援を行うもので、今回の水害から適用される恒久的な施策であり、知事の御英断に敬意を表する次第であります。
 「災害は忘れた頃にやって来る」とよく言われます。まさしくこのたびの豪雨災害は、水害常襲地帯としての過去を持つ本市にとりまして、30年ぶりの大水害となりました。市が管理する公共土木施設等の大規模災害時の応急対策や自主防災組織による自主避難、関係機関との連携については、迅速かつ冷静に対応することができたと考えておりますが、なお一層、地域との連携や自主防災組織の充実強化を図らねばならないと痛感いたした次第であります。これから本格的な台風シーズンに入りますが、今回の豪雨災害の教訓を糧に、「備えあれば憂いなし」のことわざどおり、災害対策には更に万全を期して参りたいと存じます。
 ところで、昨今の我が国をめぐる国際情勢についてでありますが、先月5日、朝鮮民主主義人民共和国がミサイルを発射したことから、国際社会の批判が高まり、国際連合の安全保障理事会は非難決議を採択し、主要国首脳会議においてもミサイルの発射凍結を求める議長総括が発表されたところであります。東アジアでこのような緊張が高ま ることは大変憂慮すべき問題であり、6カ国協議の早期再開による平和的解決を望むものであります。
 一方、国内情勢に目を転じますと、6月の通常国会終了後は、にわかにポスト小泉内閣に焦点が移り、国民の関心も高まっているところでありますが、小泉内閣が一貫して取り組んできた三位一体改革などの構造改革路線の行方を含め新政権の誕生など、今後の動向を注視して参りたいと存じます。
 また、今月8日に政府が発表した月例経済報告によりますと、我が国経済の基調判断は「回復している」とし、7カ月連続で据え置かれました。また、先行きについては、企業部門の好調さが家計部門へ波及しており、国内民間需要に支えられた景気回復が続くものと見込まれております。一方、原油価格は、今月1日から石油元売各社の卸価格引上げを受け、レギュラーガソリンの小売価格が140円台に突入し、平成3年の湾岸戦争時以来、約15年ぶりの高値水準となっております。与謝野金融・経済財政政策担当大臣は、記者会見で、「原油高が実際の国民生活に影響を与えるような物価高に結びつき始めた」と述べるなど生活への影響に懸念を示しています。既に、バス、タクシー、フェリーなどの交通機関や農林漁業など産業界へ深刻な影響が出始めておりますが、長い不況を乗り越えて回復してきた国内景気の足かせとならないよう、政府による国際社会と協調した価格の沈静化対策を期待するものであります。
 なお、日本銀行は、先月14日、5年4カ月にわたり続けてきたゼロ金利政策を解除いたしました。今回の決定は、景気回復が本格的に拡大軌道に乗ってきたとの判断によるものであり、本年3月の金融の量的緩和の解除以来、市場金利も上昇傾向を続けており、経済の実態からしても妥当な判断であると考えます。世界にも例がないゼロ金利政策の正常化を歓迎するとともに、持続的な景気回復が図られることを望むものであります。
 さて、先月7日、政府は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」を閣議決定いたしました。柱となる歳出・歳入一体改革では、政策経費を借金に頼らず税収などで賄うこととするため、平成23年度に基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスを黒字化させる財政再建目標を掲げているのが特徴であります。交付税の現行法定率は堅持するとしたものの、地方財政や国の一般会計予算の状況等を踏まえ適切に対処するとされ、交付税総額の決定は年末まで先送りされたところであります。また、国においては、北海道夕張市の例に見られるような財政破綻した自治体に適用する再生型破綻法制の創設に向けて、その概要をこの秋にも明らかにすることとしているほか、交付税算定の簡素化に言及するとともに、その配分に当たっては、地方行革に積極的に努力している団体及び地方税収の伸びが期待できない団体に配慮することとしています。なお、地方分権に関しては、関係法令の一括した見直しにより、国と地方との役割分担の見直し、国の関与及び国庫補助負担金の廃止・縮小、税源移譲を含めた税源配分の見直しなどを一体的に検討するとされたところであります。更に、平成19年度概算要求基準では、国と地方の財政状況等を踏まえ、交付税総額の抑制を図ることが明記されておりますが、先月、国から提示されました本市の今年度の普通交付税額は129億8,419万円となり、昨年度より約9億円下回ったところであります。いずれにいたしましても、今後、交付税の削減は避けて通れない問題であり、地方公共団体は、更なる行財政改革が求められる時代になるものと確信しております。本市においても、2年目に入った市政改革を不退転の決意で推し進めるとともに、最少の経費で最大の効果を生む施策の展開を図って参りたいと存じます。
 次に、本市をめぐる最近の動きでありますが、いわさきグループが赤字バス路線を廃止するとした問題で、先月28日、川西薩地区の県バス対策協議会路線確保対策部会が開催され、本市関係分では、林田バスが廃止予定としている28系統のうち、存続不要と判断されたものは24系統、また、存続が必要と判断されたものは4系統となりました。これまで利用者の動向を調査しながら路線存廃の具体的な検討を行って参りましたが、存続不要とされた系統については、利用者が少ないことや、既存路線のダイヤ変更等で対応できると判断されたものであり、影響はごく最小限に留まるものと考えております。存続と判断された路線につきましては、11月の路線廃止までに、今後、代替バスやコミュニティバスのダイヤ変更など具体的な運行計画を詰めながら、市民の足に支障が生じないよう 対策を講じて参りたいと存じます。
 また、平成16年4月から就航している韓国釜山との定期コンテナ航路の動向についてでありますが、当初目標としていました実入りでのコンテナ取扱数月間200TEUについては達成しており、本年5月から7月まで3カ月連続で300TEUを超えております。特に6月は臨時便の寄港もあり、360TEUの取扱数となり、7月には実入り・空合わせた総取扱数が741TEUと、いずれも過去最高の取扱数を記録いたしました。また、リーファーコンセントについては、野菜・魚介類などのコンテナ貨物に利用されており、その認知度も高まりつつあります。来月25日には、東京におきまして商社、貿易関係企業などを案内し、ポートセミナーを開催することにしており、アジアにおける薩摩川内港の優位性などをアピールしながら、南九州の物流拠点港として更なる利活用の促進に努めて参る所存であります。
 ところで、県立樋脇高校と県立入来商業高校の高校再編については、来年4月の開校に向け、先月14日、川薩清修館高校が入来商業高校内に新設されました。結果的に、本市の意向と相反する決定となり、樋脇地域に大きな不信感を与えたことは否定できませんが、樋脇地域の皆様の深い御理解と御協力により、先月同地域の活性化を図るための検討会を設立し、これまで2回にわたり県道改良など、樋脇地域の振興、樋脇高校及び新設高校のホッケー部への支援等について御協議いただいたところであります。来月の早い時期に県に対し要望を行い、その成果がいち早く現れるよう努力して参りたいと存じます。
 さて、先月7日の第1回国民保護協議会に引き続き、今月28日に第2回目となる同協議会を開催いたしました。この協議会は、本年度中に策定する本市の国民保護計画に関し、住民の保護のための措置の実施体制、住民の避難や救援の実施に関する事項、平素において備えておくべき物資や訓練等の事項などについて、広く住民の意見を聴くために設置したものであります。今後、協議会委員や議会の意見を十分にくみ入れながら、パブリックコメントの手続を経て、国・県の計画との整合性を図りつつ、離島、市街地、川内原子力発電所など本市の持つ特性にあった国民保護計画を整備し、有事の際の武力攻撃等から10万2,000市民の生命・財産を保護する体制を構築して参りたいと存じます。
 ところで、この秋は様々なイベントがメジロ押しであります。来月16日並びに17日には、県民体育大会が本市を中心に開催されますが、今大会は第60回を数える節目の大会であり、川薩地区内で27の競技に約7,000人の選手役員の皆様が参加し、熱戦が繰り広げられます。7月豪雨災害の悲しみを乗り越え、今まさに立ち直ろうとしている川薩地区の選手団の御健闘と御活躍を期待するものであります。なお、川内大綱引も県民体育大会の開催に併せて来月15日に開催されることになっており、勇壮かつ豪快な大綱引の醍醐味を、観光客はもちろん多くの大会関係者も満喫されるものと思っております。また、10月は、恒例の薩摩国分寺秋の夕べに始まり、今年で2回目となる市民運動会を8日に開催する予定ですが、その前日には、藺牟田瀬戸架橋の早期完成と来年度予算の獲得を目指して、藺牟田瀬戸架橋建設促進決起大会を開催する予定にいたしております。伝統文化やスポーツ、決起大会を通して地域間の交流が更に活発になり、本市のより一層の一体感が醸成され、市勢発展に結びつくことを切に願うものであります。11月に入りますと、薩摩川内はんや全国大会及びはんや祭りが開催されるほか、第3回市比野温泉よさこい祭りに併せて、第5回よさこい九州・中国祭りイン薩摩川内が初めて本市で開催されます。九州、中国地域から100チーム約3,000名の踊り連が参加し、国道3号向田地区及び市比野温泉地内において、華やかで躍動感あふれるよさこい踊りが会場一杯に披露されることになっており、市内全域に元気を与えてくれるものと期待する次第であります。
 次に、補正予算についてであります。7月に発生した豪雨災害を受けて、被災者の生活支援を行うため、特に緊急性を要する災害見舞金に係る補正予算を先月28日に、次いで、災害救助法に係る経費を始め早急な対応を必要とする経費に係る補正予算を今月3日に、それぞれ専決処分いたしたところであります。
 このたび提案いたしました補正予算案は、これら以外の災害関係経費のほか、国県補助の内示など、当初予算成立後の状況の変化等に伴い、今議会において予算計上を行うことが必要となったも のを中心に補正を行おうとするものであります。
 まず、一般会計についてでありますが、歳入においては、平成17年度決算の確定に伴う繰越金を計上したほか、市税、地方特例交付金等を増額し、普通交付税等を減額いたしました。また、旧大村高校跡地に係る売却収入や、株式会社東郷温泉ゆったり館及び株式会社甑産業振興公社の解散に伴う清算金等を計上したところであります。
 歳出では、総務費において、工業用水水利権に係る許可更新申請書作成業務委託料を計上したほか、繰越金に係る法定積立分として財政調整基金積立金を増額いたしました。
 衛生費では、地区コミュニティセンター等に自動体外式除細動器(AED)を配備するための経費を増額したほか、「甑島における医療体制のあり方連絡会議」に係る経費等を計上いたしました。
 農林水産業費では、補助内示等に伴い、農業公社における無人ヘリの導入、茶の防霜ファンの設置など強い農業づくり交付金事業や、降灰被害防止用活動火山周辺地域防災営農対策事業に要する経費等を計上したほか、林道建設費を増額したところであります。
 商工費では、市内バス路線の廃止対策として、コミュニティバス運行業務委託料を計上したほか、中心市街地活性化法の改正に伴う新たな基本計画策定に向けての調査経費を措置し、また、よさこい九州・中国祭り開催支援のため、観光協会への補助金を増額いたしました。
 土木費では、市民ニーズの高い道路維持費等に意を用いるとともに、補助内示に伴い総合運動公園整備事業費を減額したところであります。
 教育費では、財団法人日本宝くじ協会による各種施設助成事業の採択を受け、少年愛護センターパトロール車の購入経費等を計上したところであります。
 災害復旧費では、現年公共農林水産施設災害復旧事業費等を増額しております。
 諸支出金では、市内入来町の鹿児島障害者職業能力開発校に係る土地開発公社からの用地取得経費を計上いたしました。
 これらの経費25億4,713万4,000円を追加し、予算総額を485億3,292万5,000円としたところであります。
 特別会計については、天辰第一地区及び川内駅周辺地区の各土地区画整理事業特別会計において、補助内示等に伴い所要の事業費の調整を行ったほか、国民健康保険直営診療施設勘定特別会計において、X線画像処理装置の購入費等を措置したところであります。このほか簡易水道事業特別会計など8会計において、人件費関係の補正等を行うこととしており、特別会計全体の補正額は、2億4,355万3,000円となったところであります。
 また、水道事業及び工業用水道事業についても人件費関係の補正等を行っております。
 なお、今議会におきましては、先に申し述べました補正予算案のほか、公共下水道条例の一部を改正する条例の制定など下水道料金の一元化に向けた5件の条例案、また、その他の各議案の御審議をお願いしておりますが、決算認定及び人事案件に係る議案等を会期中に追加提案させていただく予定でありますので、御了承を賜りたいと存じます。
 提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 引き続き提出議案の概要説明に入ります。
 日程に従い、順次当局の説明を求めます。
 まず、議案第224号及び議案第225号について。
◎総務部長(永田一廣 君) 議案つづりのその1を御準備願います。議案つづりその1でございます。
 224−1ページでございますが、議案第224号財産の処分につきまして、市内祁答院町上手字宮脇500番の土地を処分したいが、これにつきましては、薩摩川内市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決を経る必要がございます。
 これが本案提出の理由であります。
 処分しようとします財産は、同ページ中ほどに記載のとおり、宅地で、面積は1万2,988.22平方メートル。
 処分価格は1億300万円。
 処分の相手方は、北九州市若松区大字畠田25番1、株式会社アネックスジャパン、代表取締役高田孝一氏であります。(171ページの発言により、「山下勝子氏」から訂正済み)
 次に、225−1ページをお願いいたします。225− 1ページでございます。
 議案第225号薩摩川内市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、本市国民健康保険税における現行の軽減制度を維持するため、基礎課税額に係る被保険者均等割額の引下げを行い、課税総額に対する応益割合と応能割合の負担調整を図ろうとするものであります。
 これが本案提出の理由でございます。
 以上、議案2件の説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第226号から議案第228号までについて。
◎消防局長(桑原道男 君) 消防局です。226−1ページをお開きください。
 議案第226号消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定について、提案理由について御説明申し上げます。
 消防組織法の一部を改正する法律の施行等に伴い、関係5条例に関し所要の規定の整備を図ろうとするものであります。
 これが本案提出の理由であります。
 続きまして、227−1ページをお開きください。
 議案第227号財産の取得についてであります。
 提案理由について御説明申し上げます。
 消防ポンプ自動車を更新のため取得したいのですが、これにつきましては、薩摩川内市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関します条例第3条の規定によりまして、議会の議決を経る必要があります。
 これが本案提出の理由であります。
 取得しようといたします財産の名称は、消防ポンプ自動車で、数量は1台。
 取得価格は2,436万円。
 取得の相手方は、薩摩川内市宮内町1287番地2、有限会社奥園消防機材、代表取締役永山清行氏であります。
 次ページの227−2ページには、参考として取得財産の概要をお示しいたしましたので、御参照ください。
 続きまして、228−1ページをお開きください。
 議案第228号財産の取得について、提案理由について御説明申し上げます。
 水槽付消防ポンプ自動車を配備のため取得したいのですが、これにつきましては、薩摩川内市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関します条例第3条の規定によりまして、議会の議決を経る必要があります。
 これが本案提出の理由であります。
 取得しようといたします財産の名称は、水槽付消防ポンプ自動車で、数量は1台。
 取得価格は2,483万2,500円。
 取得の相手方は、鹿児島市花野光ヶ丘一丁目39番7号、有限会社イズミ商事、代表取締役永田輝枝氏であります。
 次ページの228−2ページには、参考として取得財産の概要をお示しいたしましたので、御参照ください。
 以上、消防局の3件の提案議題に関します説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第229号から議案第231号までについて。
◎企画政策部長(田中良二 君) それでは、引き続きまして、229−1ページをお願いいたします。
 議案第229号里辺地、上甑辺地、下甑辺地及び鹿島辺地に係る総合整備計画を定めるについてでございます。
 提案理由といたしましては、本市の里辺地、上甑辺地、下甑辺地及び鹿島辺地に係る総合整備計画につきましては、平成13年度から平成17年度までの計画が終了したことに伴い、新たに平成18年度から平成22年度までの計画を策定したいが、これにつきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特例措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を経る必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 続きまして、230−1ページをお願いいたします。
 議案第230号薩摩川内市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。
 提案理由といたしましては、平成16年12月に策定しました薩摩川内市過疎地域自立促進計画につきまして、事業内容に新たな項目を追加し同計画を変更したいが、これにつきましては、過疎地域自立促進特別措置法第6条第6項におきまして準用する同条第1項の規定により、議会の議決を経る必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 続きまして、231−1ページをお願いいたします。
 議案第231号財産の取得についてであります。
 統合内部システム導入事業に係るシステムの構築のため、次の財産を取得しようとするものでございます。
 提案の理由といたしましては、統合内部システム導入事業に係るシステム構築のため、ソフトウエア及びハードウエア一式を購入することとしたいが、これにつきましては、薩摩川内市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を経る必要があります。
 取得財産の名称は、統合内部システムに係りますソフトウエア及びハードウエア一式であります。
 取得価格は4,032万円。
 取得の相手方は、所在地、鹿児島市中央町12番2号、会社名、行政システム九州株式会社鹿児島支店、支店長金武護洋氏でございます。
 以上、議案3件についての提案理由の説明を終わりますが、何とぞ慎重な御審議を賜りますようお願いいたします。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第232号及び議案第233号について。
◎産業経済部長(石走直伸 君) 続きまして、232−1ページをお開きください。
 議案第232号新たに生じた土地の確認についてでございます。
 提案理由でございます。
 本市が漁港施設用地としまして平成15年7月11日に許可を受けて施行しました公有水面埋立工事は、平成18年2月13日に鹿児島県知事の竣工認可を受けましたので、当該公有水面埋立地について、議会の議決を経て新たに生じた土地として確認し、県知事に届け出る必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 なお、確認します土地の所在は、大字里町里字前西崎4034の地先、公有水面埋立地でございます。
 土地の面積は、269.79平方メートルでございます。
 この新たな土地が生じたことによりまして、字の区域の変更を行う必要がございます。
 次の233−1ページをお開きください。
 議案第233号字の区域の変更についてでございます。
 提案理由でございます。
 本市が漁港施設用地としまして施行しました公有水面埋立工事により新たに土地が生じましたので、字の区域を変更する必要が生じたが、これにつきましては、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を経る必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第234号から議案第237号までについて。
◎市民福祉部長(福留久根 君) 続きまして、234−1ページをお開きください。
 議案第234号薩摩川内市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
 提案理由でございますが、健康保険法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、一定の被保険者について療養の給付に係る一部負担金の割合を見直すとともに、出産育児一時金の支給額を引き上げようとするものでございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 続きまして、235−1ページをお開きください。
 議案第235号川薩地区介護保険組合の解散について。
 提案理由でございますが、介護保険に係る審査判定業務の公域的平準化を図るため設立した川薩地区介護保険組合について、市町村合併による設立目的の達成に伴い、地方自治法第288条の規定に基づく関係地方公共団体との協議により同組合を解散したいが、これについては、同法第290条の規定により議会の議決を経る必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 続きまして、236−1ページをお開きください。
 議案第236号川薩地区介護保険組合の解散に伴う財産処分について。
 提案理由でございますが、川薩地区介護保険組合の解散に伴う財産処分について、地方自治法第289条の規定に基づく関係地方公共団体との協議により定めたいが、これについては、同法第290条の規定により議会の議決を経る必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 続きまして、237−1ページをお開きください。
 議案第237号薩摩川内市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
 提案理由でございますが、障害者自立支援法の公布により、身体障害者更生援護施設及び知的障害者援護施設の名称を変更するとともに、児童福祉施設に入所する者に係る医療費の公費負担制度の廃止に伴い、当該施設に入所する重度心身障害者についても助成の対象とするため、所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第238号及び議案第239号について。
◎建設部長(石澤一美 君) 238−1ページをお願いいたします。
 議案第238号市道路線の認定について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 本市久見崎町地内の1路線を新たに市道路線として認定したいが、これにつきましては、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を経る必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 次のページに位置図及び路線の概要を添付いたしております。御参照いただきますようお願いいたします。
 続きまして、239−1ページをお願いいたします。239−1ページになります。
 議案第239号薩摩川内市営住宅等の指定管理者の指定について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 薩摩川内市営住宅条例第55条等の規定により、薩摩川内市営住宅等の管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を経る必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 今回対象といたしますのは、中ほどに記載しておりますが、川内地域にございます市営住宅等でございます。
 指定する団体につきましては、平野商事株式会社。
 指定する期間につきましては、本年12月1日から平成21年3月31日まででございます。
 以上で建設部に係ります2件の議案の説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第240号から議案第244号までについて。
◎水道局長(鮫島利夫 君) 同じく240−1ページをお開きください。
 議案第240号薩摩川内市上甑地域戸別合併処理浄化槽条例の一部を改正する条例について説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、本市が設置している薩摩川内市上甑地域戸別合併処理浄化槽の使用料について、下水道施設に係る使用料の統一を図るため、その額を改定しようとするものでございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 次に、241−1ページをお開きください。
 議案第241号薩摩川内市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、本市が設置している農業集落排水処理施設のうち大馬越処理区、入来中部処理区、祁答院中央処理区及び里処理区の使用料について、下水道施設に係る使用料の統一を図るため、その額の改定を行うほか、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次に、242−1ページをお開きください。
 議案第242号薩摩川内市漁業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、本市が設置している漁業集落排水処理施設の使用料について、下水道施設に係る使用料の統一を図るため、その額の改定を行うほか、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次に、243−1ページをお開きください。
 議案第243号薩摩川内市公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、本市が設置してい る公共下水道のうち上甑処理区の使用料について、下水道施設に係る使用料の統一を図るため、その額を改定しようとするものであります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次に、244−1ページをお開きください。
 議案第244号薩摩川内市地域下水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、本市が設置している薩摩川内市地域下水処理施設の使用料について、下水道施設に係る使用料の統一を図るため、その額の改定を行うほか、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。
 これが本案提出の理由でございます。
 以上で説明を終わります。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第245号について。
◎財務課長(田上正洋 君) 別冊となっております平成18年度薩摩川内市各会計予算書、予算に関する説明書(第3回補正)の1ページをお開きください。
 議案第245号平成18年度薩摩川内市一般会計補正予算に関し御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 歳入については、市税、国庫支出金、繰越金等を増額するとともに、繰入金等を減額し、歳出については、財産一般管理費、現年公共土木災害復旧事業費、土地取得費等を増額するとともに、土地区画整理総務費等を減額するほか、地方債の変更をする必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次のページ、2ページをお開きください。
 本案の内容でございます。
 平成18年度薩摩川内市の一般会計補正予算は、第1条第1項において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ25億4,713万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ485億3,292万5,000円とし、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするとともに、第2条において、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるとするものでございます。
 次に、220ページをお開きください。220ページでございます。
 第3回補正の主な内容について、歳出から目的別に御説明申し上げます。
 議会費では、議会管理費において、異動等に伴う職員給与費の調整として、一般職員給を増額するものでございます。
 なお、今回の補正では、給与費計上の全費目において必要に応じ人事異動及び7月豪雨災害等に伴う職員給与費の調整を行っておりますが、79ページ以降に給与費明細書をお示ししておりますので、各費目における給与費調整の説明は割愛させていただきます。
 総務費では、市民まちづくり公社費において、同公社の指定管理者指定に伴い、土木費及び教育費に計上しておりました各施設管理委託料のうち、人件費相当分を同公社運営補助金へ組み替え措置するほか、財産一般管理費において、今後の財源対策として財政調整基金積立金を計上、積立て後の同基金の本年度末残高は40億5,696万円となる見込みでございます。
 また、企画開発費において、川内川における工業用水水利権許可更新に要する経費等を計上いたしました。
 民生費では、介護保険対策費において、介護サービス事業特別会計及び介護保険事業特別会計の財源調整により、各特別会計繰出金を増額。
 衛生費では、保健衛生一般管理費において、48地区コミュニティすべてをカバーするため、AED、自動体外式除細動器購入費を追加計上したほか、国民健康保険直営診療施設勘定特別会計の財源調整に伴い、同特別会計繰出金を増額しております。また、簡易水道事業費及び温泉給湯費の減額は、簡易水道事業及び温泉給湯事業の各特別会計の財源調整に伴う繰出金の減額でございます。
 次に、農林水産業費では、農業振興育成事業費において、県の補助内示に基づき農薬散布用無人ヘリコプター導入経費として農業公社運営補助金を追加計上したほか、茶防霜ファン設置のための経営構造対策事業補助金を新たに計上。園芸振興育成事業費においても、県の補助内示に基づき、降灰対策ハウス整備のための活動火山周辺地域防災営農対策事業補助金を新たに計上いたしました。また、林道建設費において、県の補助内示に基づき、 林道横山線など2線分の改良事業費を増額計上したところでございます。
 商工費では、バス運行対策事業費において、一部路線バス廃止に伴い必要となりますコミュニティバス運行経費を、中心市街地活性化事業費において、改正中心市街地活性化法の施行に伴い新たな基本計画策定が必要となることから、所要の基礎調査経費をそれぞれ計上。
 更に、観光費において、11月に本市で開催予定の「第5回よさこい九州・中国祭り」を支援するため、市比野温泉よさこい祭り補助金を増額計上いたしました。
 土木費では、市民の要望の強い道路維持費を増額したほか、土地区画整理総務費において、天辰第一、川内駅周辺、入来温泉場地区の各土地区画整理事業特別会計の財源調整に伴い各特別会計繰出金を増減調整しております。また、三堂公園整備事業費において、国の補助内示により公共施設管理者負担金を増額計上いたしました。
 消防費では、災害予防応急対策費において、7月豪雨災害で被災した中村町吉野山地区における排水ポンプ整備のため、同地区の内水解析に要する経費を措置。
 教育費では、文化ホール管理費において、市民まちづくり公社に対する当該管理委託料のうち、同公社補助金に組み替えます人件費相当額を減額することといたしました。
 災害復旧費では、7月豪雨災害に伴い必要となりました所要の復旧経費を追加計上。
 公債費では、本市が市債を財源として貸し付けておりました地域総合整備資金について、貸付先である民間事業者から繰り上げ償還されることになりましたので、当該市債の償還に要する経費を計上。
 諸支出金では、市内入来町の鹿児島障害者職業能力開発校移転用地に係る薩摩川内市土地開発公社に対する本市の債務を一括弁済するため、所要の土地取得費を計上いたしました。
 次に、歳入について御説明申し上げますので、1枚前のページ、219ページをお開きください。歳入の表でございます。
 市税は、収入見込みにより法人市民税、固定資産税等を増額。
 地方特例交付金及び地方交付税は、本年度交付額の確定に伴い、それぞれ増減措置するものでございます。
 国庫支出金では、公共土木災害復旧事業の実施に伴い収入が見込まれます国庫負担金を計上。
 県支出金では、地籍調査事業に係る補助内示により総務管理費補助金を、活動火山周辺地域防災営農対策事業、経営構造対策事業等に係る補助内示により農業費補助金を、林道建設事業に係る補助内示により林業費補助金を、更に、公共林道災害復旧事業の実施に伴い収入が見込まれます農林水産施設災害復旧費補助金等をそれぞれ増額しようとするものでございます。
 財産収入では、市内祁答院町の旧大村高校跡地の売却に伴い、土地売払収入を計上したほか、株式会社東郷温泉ゆったり館及び株式会社甑産業振興公社の清算に伴う出資金等清算収入を計上。
 寄附金では、滋賀県湖南市石部口二丁目7番33号の喜楽鉱業株式会社様から300万円、この1件を総務費寄附金として、鹿児島市武二丁目4番1号の株式会社渡辺組様から200万円、市内若葉町4番12号の川内ライオンズクラブ様から10万円、市内原田町3番12号の家庭倫理の会薩摩川内市様から5万円、市内東向田町8番15号の薩摩川内ロータリークラブ様から5万円、この4件を教育費寄附金として、更に、市内宮内町3995番地5の株式会社創電工業様から30万円、この1件を一般寄附金としてそれぞれ受け入れることといたしました。
 繰入金では、天辰第一、川内駅周辺地区の各土地区画整理事業における国の補助内示増額に伴う財源調整により、地方拠点都市事業推進基金繰入金を減額。
 繰越金では、平成17年度剰余金の未計上分全額を措置いたしました。
 諸収入では、本市が貸し付けておりました地域総合整備資金の繰上償還により貸付金元利収入を、また、建物共済・災害共済金、財団法人日本宝くじ協会助成金等の収入見込みにより雑入をそれぞれ増額。
 市債では、公共土木災害復旧事業及び公共林道災害復旧事業の実施に伴い、現年公共災害復旧事業債を増額するとともに、本年度発行可能額確定等により、減税補てん債、臨時財政対策債等を増減調整いたしました。
 次に、地方債補正について御説明申し上げます。 前に戻りまして、11ページをお開きください。11ページでございます。
 第2表地方債補正では、公園整備事業など4件の限度額をご覧のとおり変更することといたしました。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) ちょうど時間が来ておりますけれども、もう少しで終わるんじゃないかと思いますので続行しますが、御異議ございませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) それでは、次に、議案第246号及び議案第247号について。
◎水道管理課長(本野哲三 君) 同じく予算書の84ページをお開きください。
 議案第246号平成18年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 歳入については、繰入金を減額し、歳出については、一般管理費を減額する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次の85ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,771万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億248万6,000円とし、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとするものであります。
 続きまして、予算書の94ページをお開きください。
 議案第247号平成18年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 歳入については、繰入金を減額し、歳出については、温泉管理費を減額する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次の95ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ452万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,362万7,000円とし、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものであります。
 以上で議案2件の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第248号及び議案第249号について。
◎下水道課長(福山清和 君) 予算に関する説明書の104ページをお開きください。
 議案第248号平成18年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 提案理由でございますが、歳入については、繰入金を増額し、歳出については、公共下水道管理費を増額するとともに、公共下水道整備費を減額する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次に、105ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ259万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,878万9,000円とするものでございます。同条第2項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 続きまして、予算に関する説明書の115ページをお開きください。
 議案第249号平成18年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 提案理由でございますが、歳入については、繰入金を増額し、歳出については、農業集落排水事業費等を増額する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次に、116ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ313万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,396万1,000円とするものでございます。
 同条第2項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出 予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第250号について。
◎天辰区画整理推進室長(堀ノ内美利 君) 予算書の126ページをお開きください。
 議案第250号平成18年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 歳入については、国庫支出金等を増額するとともに、繰入金等を減額し、歳出については、事業費を減額するほか、地方債の変更をする必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次のページ、127ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ289万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億3,344万5,000円とし、同条第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするとともに、第2条におきまして、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるとそれぞれするものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第251号について。
◎都市計画課長(松岡忠浩 君) それでは、予算書の142ページをお開きください。
 議案第251号平成18年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 歳入については、市債等を増額するとともに繰入金を減額し、歳出については、事業費を増額するほか、地方債の変更をする必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次のページ、143ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,619万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億4,473万9,000円とし、同条第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするとともに、第2条におきまして、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるとそれぞれするものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第252号について。
◎入来区画整理推進室長(徳重勝美 君) それでは、予算に関する説明書の156ページをお開きください。
 議案第252号平成18年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございます。
 歳入については、繰入金を増額し、歳出については、事業費を増額する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次のページ、157ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第1条第1項におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ979万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,789万7,000円とし、同条第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第253号について。
◎診療所課長(鬼塚秀範 君) 予算に関する説明書の166ページをお開きください。166ページでございます。
 議案第253号平成18年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算について御説明いたします。
 提案理由でありますが、歳入については、繰入金等を増額し、歳出については、一般管理費等を 増額する必要があります。
 これが本案提出の理由であります。
 次のページ、167ページをお開きください。
 今回の補正予算でありますが、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,560万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億3,903万7,000円とするものであります。
 また、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとするものであります。
 以上で補正予算に係る説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第254号から議案第256号までについて。
◎国保介護課長(春田修一 君) それでは、予算に関する説明書の181ページをお開きください。
 議案第254号平成18年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 提案理由でございますが、歳入については、繰入金を増額し、歳出については、一般管理費及び居宅支援サービス事業費を増額する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 あけていただきまして、182ページをご覧ください。
 今回の補正予算は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ284万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億384万3,000円とし、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。
 続きまして、予算に関する説明書の192ページをお開きください。
 議案第255号平成18年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 提案理由でございますが、歳入については、国庫支出金を増額するとともに、国民健康保険税及び繰越金を減額し、歳出については、疾病予防費を増額するとともに、償還金を減額する必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 あけていただきまして、193ページをご覧ください。
 今回の補正予算は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,528万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ102億1,178万6,000円とし、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとするものでございます。
 続きまして、同じく予算に関する説明書の204ページをお開きください。
 議案第256号平成18年度薩摩川内市介護保険事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。
 提案理由でございますが、歳入については、繰越金の計上及び繰入金の増額をし、歳出については、償還金等を増額するとともに、総合相談事業費等を減額する必要がございます。
 これが本案提出の理由でございます。
 あけていただきまして、205ページをご覧ください。
 今回の補正予算は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,379万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億4,613万3,000円とし、同条第2項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。
 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 次は、議案第257号及び議案第258号について。
◎水道管理課長(本野啓三 君) 別冊となっております薩摩川内市水道事業会計予算書、予算に関する説明書(第2回補正)の1ページをお開きください。第2回補正の1ページでございます。
 議案第257号平成18年度薩摩川内市水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございますが、収益的収入については、川内地域水道事業収益の特別利益を減 額し、収益的支出及び資本的支出については、職員の異動等に伴い職員給与費を調整するとともに、消費税及び地方消費税等を調整する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次の2ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第2条において、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、収入合計で92万9,000円減額し13億5,756万円に、また、支出合計で2,299万5,000円減額し13億1,502万4,000円とし、次の3ページをお開きください。
 第3条において、予算第4条本文括弧書き中、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億6,706万8,000円」を「6億5,296万8,000円」に改め、この不足する額の補てん財源として、「当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,936万7,000円」を「1,935万1,000円」に、「過年度分損益勘定留保資金5億4,489万1,000円」を「5億1,260万4,000円」に、「当年度分損益勘定留保資金281万円」を「2,101万3,000円」に改め、同条で定めました資本的収入及び支出の予定額を、支出合計で1,410万円減額し8億8,761万5,000円に、第4条において、予算第7条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費であります職員給与費を2,924万9,000円減額し2億2,372万1,000円とするものであります。
 続きまして、別冊となっております薩摩川内市工業用水道事業会計予算書、予算に関する説明書(第1回補正)の1ページをお開きください。
 議案第258号平成18年度薩摩川内市工業用水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。
 まず、提案理由でございますが、収益的支出について、職員の異動等に伴い職員給与費を調整する必要があります。
 これが本案提出の理由でございます。
 次の2ページをお開きください。
 今回の補正予算は、第2条において、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額について、支出、第1款工業用水道事業費用、第1項営業費用を552万8,000円減額し2,423万2,000円に、第3条において、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない経費であります職員給与費を552万8,000円減額し904万8,000円とするものであります。
 以上で、議案2件の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(今別府哲矢 君) 以上で、各議案の説明を終わります。
 ここで上程の議案35件の審議を一時中止いたします。
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延会

○議長(今別府哲矢 君) 本日は、以上をもって延会したいと思いますが、御異議ありませんか。
   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(今別府哲矢 君) 御異議ないと認めます。
 次の会議は、9月7日午前10時に開きます。
 なお、総括質疑並びに一般質問をされる議員は、明日31日の正午までに質問通告書を提出願います。
 また、質問通告につきましては、締切日時を厳守するとともに、質問要旨を的確に記入されるようお願いいたします。
 本日は、以上をもって延会いたします。
 御苦労さまでした。
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            午後0時21分延会
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