平成１８年　　３月　定例会（第２回）

平成１８年　　３月　定例会（第２回）　　　　　　平成１８年第２回薩摩川内市議会会議録（第１日目）　　　　　　　　　　　　　　　開会日時　平成１８年２月２７日　午前１０時１０分　　　　　　　　　　　　　　　開会場所　薩摩川内市議会議事堂 ◯出席議員（４３人）　　　　１番　　中島由美子君　　　　２番　　江畑芳幸君　　　　３番　　木原秀治君　　　　４番　　鷺山和平君　　　　５番　　宮脇秀隆君　　　　６番　　福元光一君　　　　７番　　樗木孝治君　　　　８番　　小村亮一君　　　　９番　　川添公貴君　　　１０番　　今塩屋裕一君　　　１１番　　新原春二君　　　１２番　　乙須紀文君　　　１３番　　好士﨑　勝君　　　１４番　　宮里兼実君　　　１５番　　佃　昌樹君　　　１６番　　初田　健君　　　１７番　　森永靖子君　　　１８番　　井上勝博君　　　１９番　　永山伸一君　　　２０番　　和田岸夫君　　　２１番　　高橋修二君　　　２２番　　鳥越淳一君　　　２４番　　福田俊一郎君　　　２５番　　池脇重夫君　　　２６番　　堀之内盛良君　　　２７番　　石野田　浩君　　　２８番　　寺脇幸一君　　　２９番　　種田弘二郎君　　　３０番　　古里貞義君　　　３１番　　大田黒　博君　　　３２番　　田島春良君　　　３３番　　大毛次生君　　　３４番　　杉薗道朗君　　　３５番　　小牧勝一郎君　　　３６番　　川畑善照君　　　３７番　　橋口博文君　　　３８番　　小辻富義君　　　３９番　　瀬尾和敬君　　　４０番　　江口是彦君　　　４１番　　岩下早人君　　　４２番　　柏木謙一君　　　４３番　　上野一誠君　　　４４番　　今別府哲矢君　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ◯欠席議員（１人）　　　２３番　　尾﨑嗣徳君　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ◯説明のための出席者　　市長　　　　　　　　　　森　卓朗君　　助役　　　　　　　　　　岩切秀雄君　　収入役　　　　　　　　　今村松男君　　消防局長　　　　　　　　桑原道男君　　総務部長　　　　　　　　永田一廣君　　企画政策部長　　　　　　田中良二君　　市民福祉部長　　　　　　福留久根君　　産業経済部長　　　　　　石走直伸君　　建設部長　　　　　　　　石澤一美君　　財務課長　　　　　　　　田上正洋君　　税務課長　　　　　　　　鶴薗信雄君　　観光課長　　　　　　　　五反田省一君　　市民健康課長　　　　　　橋口　誠君　　国保介護課長　　　　　　春田修一君　　都市計画課長　　　　　　島田陵一君　　天辰区画整理推進室長　　堀ノ内美年君　　入来区画整理推進室長　　徳重勝美君　　教育委員会　　教育長　　　　　　　　　向原　翼君　　教育部長　　　　　　　　川畑國敏君　　水道局　　局長　　　　　　　　　　鮫島利夫君　　上水道課長　　　　　　　今村秀樹君　　下水道課長　　　　　　　福山清和君　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ◯事務局職員出席者　　事務局長　　　　　　　　上赤　勉君　　議事調査課長　　　　　　矢野信之君　　課長補佐兼管理調査係長　今吉美智子君　　議事係長　　　　　　　　川畑　央君　　議事係主査　　　　　　　尾曲秀樹君　　議事係主査　　　　　　　小川内康人君　　議事係主査　　　　　　　諏訪原　悟君　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ◯議事日程　第１、会議録署名議員の指名について　第２、会期及び会期日程の決定について　第３、閉会中の諸般報告について　第４、川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題について（原子力発電所対策調査特別委員会報告）　第５、道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題について（交通運輸対策調査特別委員会報告）　第６、土地区画整理事業及び川内川市街部改修事業に関連する諸問題について（都市基盤整備対策調査特別委員会報告）　第７、合併後における甑島並びに周辺地域の振興に関連する諸問題について（地域振興対策調査特別委員会報告）　第８、第１次薩摩川内市総合計画基本計画（案）について（薩摩川内市総合計画基本計画調査特別委員会報告）　第９、報告第１号　専決処分の報告について（損害賠償の額を定め、和解するについて）（市長提出）　第１０、議案第１号　鹿児島県市町村自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少について（〃）　第１１、議案第２号　鹿児島県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び鹿児島県市町村職員退職手当組合規約の変更について（〃）　第１２、議案第３号　鹿児島県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村職員退職手当組合規約の変更について（〃）　第１３、議案第４号　鹿児島県市町村職員退職手当組合の財産処分について（〃）　第１４、議案第５号　鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合規約の変更について（〃）　第１５、議案第６号　鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合規約の変更について（〃）　第１６、議案第７号　鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合の財産処分について（〃）　第１７、議案第８号　鹿児島県市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び鹿児島県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について（〃）　第１８、議案第９号　財産の取得について（〃）　第１９、議案第１０号　平成１７年度薩摩川内市一般会計補正予算（〃）　第２０、議案第１１号　平成１７年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算（〃）　第２１、議案第１２号　平成１７年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計補正予算（〃）　第２２、議案第１３号　平成１７年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計補正予算（〃）　第２３、議案第１４号　平成１７年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計補正予算（〃）　第２４、議案第１５号　平成１７年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計補正予算（〃）　第２５、議案第１６号　平成１７年度薩摩川内市浄化槽事業特別会計補正予算（〃）　第２６、議案第１７号　平成１７年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算（〃）　第２７、議案第１８号　平成１７年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算（〃）　第２８、議案第１９号　平成１７年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計補正予算（〃）　第２９、議案第２０号　平成１７年度薩摩川内市公共用地先行取得等事業特別会計補正予算（〃）　第３０、議案第２１号　平成１７年度薩摩川内市へき地診療所事業特別会計補正予算（〃）　第３１、議案第２２号　平成１７年度薩摩川内市休養施設事業特別会計補正予算（〃）　第３２、議案第２３号　平成１７年度薩摩川内市宿泊施設運営事業特別会計補正予算（市長提出）　第３３、議案第２４号　平成１７年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算（〃）　第３４、議案第２５号　平成１７年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計補正予算（〃）　第３５、議案第２６号　平成１７年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計補正予算（〃）　第３６、議案第２７号　平成１７年度薩摩川内市老人保健医療事業特別会計補正予算（〃）　第３７、議案第２８号　平成１７年度薩摩川内市介護保険事業特別会計補正予算（〃）　第３８、議案第２９号　薩摩川内市の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第３９、議案第３０号　薩摩川内市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４０、議案第３１号　薩摩川内市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４１、議案第３２号　薩摩川内市特別職の職員の給与に関する条例及び薩摩川内市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４２、議案第３３号　薩摩川内市職員の給与に開する条例等の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４３、議案第３４号　薩摩川内市職員の特殊勤務手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４４、議案第３５号　薩摩川内市国民保護協議会条例の制定について（〃）　第４５、議案第３６号　薩摩川内市下甑地域緊急避難施設条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４６、議案第３７号　薩摩川内市「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４７、議案第３８号　薩摩川内市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４８、議案第３９号　薩摩川内市手数料条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第４９、議案第４０号　薩摩川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第５０、議案第４１号　薩摩川内市川内歴史資料館条例及び薩摩川内市川内まごころ文学館条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第５１、議案第４２号　薩摩川内市川内文化ホールの指定管理者の指定について（〃）　第５２、議案第４３号　薩摩川内市入来文化ホールの指定管理者の指定について（〃）　第５３、議案第４４号　薩摩川内市川内地域体育施設条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第５４、議案第４５号　薩摩川内市レガッタハウス条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第５５、議案第４６号　薩摩川内市立少年自然の家条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第５６、議案第４７号　薩摩川内市土地開発公社定款の一部変更について（〃）　第５７、議案第４８号　亀山地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第５８、議案第４９号　可愛地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第５９、議案第５０号　育英地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６０、議案第５１号　平佐東地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６１、議案第５２号　永利地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６２、議案第５３号　峰山地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６３、議案第５４号　八幡地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６４、議案第５５号　城上地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６５、議案第５６号　青瀬地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について（〃）　第６６、議案第５７号　薩摩川内市優良牛導入資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定について（市長提出）　第６７、議案第５８号　薩摩川内市肥育素牛導入資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第６８、議案第５９号　上甑村農山漁村活性化基金条例を廃止する条例の制定について（〃）　第６９、議案第６０号　薩摩川内市観光特産品館きやんせふるさと館の指定管理者の指定について（〃）　第７０、議案第６１号　薩摩川内市蘭牟田地自然公園施設条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第７１、議案第６２号　薩摩川内市里自然レクリエーション施設条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第７２、議案第６３号　薩摩川内市下甑キャンプ場条例の一郎を改正する条例の制定について（〃）　第７３、議案第６４号　薩摩川内市鹿島離島住民生活センター条例を廃止する条例の制定について（〃）　第７４、議案第６５号　薩摩川内市観光研修複合施設条例を廃止する条例の制定について（〃）　第７５、議案第６６号　観光船かのこの指定管理者の指定について（〃）　第７６、議案第６７号　薩摩川内市祁答院いむた滝の山森林浴の森等の指定管理者の指定について（〃）　第７７、議案第６８号　手打海水浴施設及び芦浜海水浴施設の指定管理者の指定について（〃）　第７８、議案第６９号　薩摩川内市とうごう五色親水公園の指定管理者の指定について（〃）　第７９、議案第７０号　薩摩川内市国民健康保険診療施設条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第８０、議案第７１号　薩摩川内市立里保育園の指定管理者の指定について（〃）　第８１、議案第７２号　薩摩川内市立永利児童クラブ館等の指定管理者の指定について（〃）　第８２、議案第７３号　薩摩川内市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第８３、議案第７４号　薩摩川内市生活支援ハウス条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第８４、議案第７５号　薩摩川内市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第８５、議案第７６号　普通公園（樋脇地域）の指定管理者の指定について（〃）　第８６、議案第７７号　普通公園（東郷地域）の指定管理者の指定について（〃）　第８７、議案第７８号　普通公園（里地域）の指定管理者の指定について（〃）　第８８、議案第７９号　普通公園（上甑地域）の指定管理者の指定について（〃）　第８９、議案第８０号　普通公園（下甑地域）の指定管理者の指定について（〃）　第９０、議案第８１号　普通公園（鹿島地域）の指定管理者の指定について（〃）　第９１、議案第８２号　薩摩川内市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第９２、議案第８３号　薩摩川内市一般住宅条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第９３、議案第８４号　薩摩川内市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について（〃）　第９４、議案第８５号　薩摩川内市上之湯公衆浴場等の指定管理者の指定について（〃）　第９５、議案第８６号　平成１８年度薩摩川内市一般会計予算（〃）　第９６、議案第８７号　平成１８年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計予算（〃）　第９７、議案第８８号　平成１８年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計予算（〃）　第９８、議案第８９号　平成１８年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計予算（〃）　第９９、議案第９０号　平成１８年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計予算（〃）　第１００、議案第９１号　平成１８年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計予算（〃）　第１０１、議案第９２号　平成１８年度薩摩川内市浄化槽事業特別会計予算（市長提出）　第１０２、議案第９３号　平成１８年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計予算（〃）　第１０３、議案第９４号　平成１８年度薩厚川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計予算（〃）　第１０４、議案第９５号　平成１８年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計予算（〃）　第１０５、議案第９６号　平成１８年度薩摩川内市公共用地先行取得等事業特別会計予算（〃）　第１０６、議案第９７号　平成１８年度薩摩川内市休養施設事業特別会計予算（〃）　第１０７、議案第９８号　平成１８年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計予算（〃）　第１０８、議案第９９号　平成１８年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計予算（〃）　第１０９、議案第１００号　平成１８年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計予算（〃）　第１１０、議案第１０１号　平成１８年度薩摩川内市老人保健医療事業特別会計予算（〃）　第１１１、議案第１０２号　平成１８年度薩摩川内市介護保険事業特別会計予算（〃）　第１１２、議案第１０３号　平成１８年度薩摩川内市水道事業会計予算（〃）　第１１４、議案第１０４号　平成１８年度薩摩川内市工業用水道事業会計予算（〃）　第１１４、議案第１０５号　平成１８年度薩摩川内市自動車運送事業会計予算（〃）　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ◯本日の会議に付した事件　議事日程のとおり　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　　　　　　　　　　　　～～～～～～～　　　　　　　　　　　　午前１０時開会　　　　　　　　　　　　～～～～～～～開会 ○議長（今別府哲矢　君）　おはようございます。　ただいまから、平成１８年第２回薩摩川内市議会定例会を開会いたします。　まず、事務局長から議員の出欠状況を報告いたさせます。 ◎事務局長（上赤勉　君）　報告いたします。　定数４４名、現在員４４名、出席４３名、欠席１名であります。　欠席の１名は、尾﨑嗣徳議員が欠席の届出でございます。　報告を終わります。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－開議 ○議長（今別府哲矢　君）　これより本日の会議を開きます。　本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程によって進めます。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第１、会議録署名議員の指名について ○議長（今別府哲矢　君）　まず、日程第１、会議録署名議員の指名について、会議録署名議員は、会議規則第８０条の規定により、議長において指名いたします。　２２番鳥越淳一君、２４番福田俊一郎君、２５番池脇重夫君、以上３名の方にお願いいたします。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第２、会期及び会期日程の決定について ○議長（今別府哲矢　君）　次は、日程第２、会期及び会期日程の決定についてを議題といたします。　お諮りいたします。　今期定例会の会期及び会期日程は、先に議会運営委員会で御協議願いましたところ、お手元に配付いたしました会期及び会期日程案のとおり、会期は、本日から３月２９日までの３１日間とし、会期中の日程は、本日の本会議で付託事件等の審査結果報告及び平成１７年度関係議案の審議並びに平成１８年度関係議案の概要説明を受け、一部審議を行い、明日２８日から３月６日までを休会とし、７日に本会議を開いて総括質疑並びに一般質問を行い、８日を休会とし、９日、１０日に本会議を開いて総括質疑並びに一般質問を行い、その後、提出議案等を所管の常任委員会に付託し、１１日から２８日までを休会とし、この間、各常任委員会を開会願い、２９日に本会議を開いて付託事件等の審査結果報告を行うことにお決めいただきましたが、以上のとおりの会期及び会期日程でよろしいか、お諮りいたします。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、今定例会の会期及び会期日程は、以上のとおり決定いたしました。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　　　　　平成１８年第２回薩摩川内市議会定例会会期及び会期日程月日曜日本会議休会別内容２月２７日月本会議付託事件等審査結果報告並びに平成１７年度関係議案審議並びに平成１８年度関係議案説明及び一部議案審議２８日火休会総括質疑並びに一般質問通告締切（正午）３月１日水〃　２日木〃　３日金〃　４日土〃　５日日〃　６日月〃　７日火本会議総括質疑並びに一般質問８日水休会　９日木本会議総括質疑並びに一般質問１０日金本会議総括質疑並びに一般質問、議案等付託１１日土休会　１２日日〃　１３日月〃　１４日火〃（中学校卒業式）１５日水〃（企画経済委員会）（市民福祉委員会）１６日木〃（企画経済委員会）（市民福祉委員会）１７日金〃（建設水道委員会）（総務文教委員会）１８日土〃　１９日日〃　２０日月〃（建設水道委員会）（総務文教委員会）２１日火〃（春分の日）２２日水〃　２３日木〃（小学校卒業式）２４日金〃（総務文教委員会）２５日土〃　２６日日〃　２７日月〃　２８日火〃　２９日水本会議付託事件等審査結果報告　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第３、閉会中の諸般について ○議長（今別府哲矢　君）　次は、日程第３、閉会中の諸般について報告いたします。　１２月議会定例会以後における閉会中の諸般につきましては、監査委員からの監査結果報告、意見書の提出及び議員の派遣等について、お手元に配付いたしました報告書によって御了承願います。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　　　　　　　　　　　　　　　閉会中の諸般報告１　監査委員の監査結果報告　　平成１８年１月１９日付　定期監査結果報告（平成１６年度及び平成１７年度（平成１７年４月１日から平成１７年１０月３１日まで）の東郷支所、南瀬小学校及び東郷中学校）　　平成１８年１月２６日付　定期監査結果報告（平成１６年度及び平成１７年度（平成１７年４月１日から平成１７年１０月３１日まで）の祁答院支所、大奥小学校及び祁答院中学校）　　平成１８年１月２６日付　例月出納検査結果報告（平成１７年度１２月分）２　意見書の提出　　平成１７年第４回市議会定例会で可決された「違法伐採への対応強化を求める意見書」を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、外務大臣、経済産業大臣及び環境大臣へ、「川内川天大橋下流右岸地域の治水抜本改修計画の早期事業着手を求める意見書」を国土交通大臣及び財務大臣へそれぞれ提出した。３　議員の派遣等（１）１２月２７日、第１６回種雄牛平茂勝号顕彰像実行委員会出席のため、田島副議長がさつま町へ。（２）１月１２日から１３日まで、南九州市議会議長会及び鹿児島県市議会議員研修会出席のため、今別府議長が沖縄県宜野湾市及び鹿児島市へ。（３）１月１３日、鹿児島県市議会議員研修会出席のため、議員派遣により田島副議長並びに上野、江口、橋口、川畑、大毛、大田黒、種田、寺脇、堀之内、池脇、鳥越、和田、永山、森永、初田、宮里、好士﨑、乙須、新原、今塩屋、福元、宮脇、鷺山、木原、江畑及び中島の各議員が鹿児島市へ。（４）１月１７日から１９日まで、地域振興対策調査特別委員会行政視察のため、古里委員長及び鷺山副委員長並びに江ロ、小牧、大毛、高橋、宮里、好士﨑、乙須、小村及び中島の各委員が沖縄県名護市及び同県国頭郡伊江村へ。（５）１月１８日、全国原子力発電所立地議会サミット参加のため、田島副議長が神戸市へ。（６）１月１８日から１９日まで、全国原子力発電所立地議会サミット出席のため、今別府議長が神戸市へ。（７）１月１８日から２０日まで、全国原子力発電所立地議会サミット参加及び原子力発電所対策調査特別委員会行政視察のため、橋口委員長及び鳥越副委員長並びに岩下、小辻、杉薗、大田黒、石野田、井上、佃、川添、樗木及び福元の各委員が神戸市及び大阪府泉南郡熊取町へ。（８）１月１９日、市町村議員公務災害補償等組合協議のため、田島副議長が鹿児島市へ。（９）１月２１日から２２日まで、東京薩摩川内会発足式及び新年賀詞交歓会出席のため、今別府議長及び田島副議長が東京都へ。（１０）１月２５日、鹿児島県原子力安全対策連絡協議会出席のため、今別府議長が鹿児島市へ。（１１）１月２５日から２７日まで、議会運営委員会行政視察のため、田島副議長並びに小辻委員長及び大田黒副委員長、岩下、杉薗、古里、石野田、池脇、永山、佃、新原、小村及び福元の各委員が広島県廿日市市及び岡山県瀬戸内市へ。（１２）１月３１日から２月２日まで、交通運輸対策調査特別委員会行政視察のため、岩下委員長及び今塩屋副委員長並びに柏木、寺脇、堀之内、池脇、和田、永山、初田、新原及び小村の各委員が沖縄県石垣市及び同県島尻郡渡嘉敷村へ。（１３）１月３１日から２月２日まで、都市基盤整備対策調査特別委員会行政視察のため、石野田委員長及び宮里副委員長並びに上野、川畑、種田、福田、森永、川添、宮脇、木原及び江畑の各委員が岡山県倉敷市及び石川県加賀市へ。（１４）２月６日、県知事要望のため、今別府議長及び田島副議長が鹿児島市へ。（１５）２月７日から８日まで、全国市議会議長会基地協議会出席のため、田島副議長が東京都へ。（１６）２月９日から１１日まで、全国市議会議長会第８０回評議員会並びに全国原子力発電所立地議会サミットに関わる経済産業省・文部科学省への要望及び全国原子力発電所立地議会サミット合同会議及び意見交換会出席のため、今別府議長が東京都へ。（１７）２月１２日、霧島市誕生記念式典出席のため、今別府議長が霧島市へ。（１８）２月１６日、広域行政圏市議会協議会正副会長・監事・相談役会議出席のため、今別府議長が東京都へ。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第４－日程第８、各特別委員会の審査結果報告 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、日程第４から日程第８までの各特別委員会の審査結果報告４件並びに調査結果報告１件を、会議規則第３５条の規定に基づき一括議題といたします。　以上の５件については、それぞれ特別委員会の審査方針等に基づき閉会中審査並びに調査が行われ、その結果が議長に報告されておりますので、順次委員長の報告を求めます。　まず、原子力発電所対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。　　　［原子力発電所対策調査特別委員長橋口博文君登壇］ ◆原子力発電所対策調査特別委員長（橋口博文　君）　皆さんおはようございます。　原子力発電所対策調査特別委員会に付託してありました川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題に関する審査結果報告を申し上げます。　１、審査事件。　川内原子力発電所の安全対策及び関連する諸問題について。　２、委員会の開催日。　２月１４日。　３、審査の経過及び結論。　（１）川内原子力発電所１号機・２号機の運転状況について。　当局から、１号機は平成１７年１２月１３日に発電を停止し、第１７回定期検査を実施しており、２号機は平成１７年３月３日に第１５回定期検査を終了し、通常運転を行っていること、また、気体・液体廃棄物の放出量は年間放出管理目標値を大きく下回り、平成１７年１２月末現在の固体廃棄物の貯蔵量は１万１，３９１本（貯蔵容量の約６７％）及び使用済燃料の保管量は１，３９７体（貯蔵容量の約５９％）であるとの報告を受け、更に、１号機の第１７回定期検査計画の概要、同検査時に確認された蒸気発生器伝熱管（細管）損傷事象の報告・説明を受けました。　その後、蒸気発生器伝熱管（細管）損傷事象、六ヶ所村の再処理工場の状況等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において、原子力発電所の安全性を確保するため、事業者の情報を一方的に信用するのではなく、行政当事者として事故を起こしてはならないという態度で安全対策に臨まれたい旨の意見が述べられました。　（２）川内原子力発電所に関連する諸問題について。　当局から、平成１８年１月末現在の環境調査の進捗状況及び雇用状況について報告・説明を受け、その後、ボーリング調査工事、岩石・岩盤試験ほか等について質疑を行いました。　また、当局から環境影響評価方法書に関する県知事意見の提出について報告・説明を受け、その後、海藻草類の調査、冷却水に添加する付着生物防止剤等について質疑を行いました。　その後、広報安全等対策交付金を活用した一般市民等による原子力発電施設の視察見学事業について質疑を行いました。　なお、審査の過程において、水産関係の調査については、原子力発電所立地市として、一般的な調査だけでなく、本格的な海域調査が行われるよう鹿児島県に対して働きかけられたい旨の意見が述べられました。　以上で報告を終わります。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　これで原子力発電所対策調査特別委員会の報告を終わります。　次は、交通運輸対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。　　　［交通運輸対策調査特別委員長岩下早人君登壇］ ◆交通運輸対策調査特別委員長（岩下早人　君）　道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題に関する審査結果報告を行います。薩摩川内市議会交通運輸対策調査特別委員会の報告であります。　１、審査事件。　道路・交通ネットワークの整備及び港湾機能の強化に関連する諸問題について。　２、委員会の開催日。　２月９日。　３、審査の経過及び結論。　（１）川内港の港湾計画及び利用促進について。　当局から、川内港の整備計画の平成１７年度事業の進捗状況及びアクセス道路について、県道４３号川内串木野線の起点から（仮称）高江インター予定地までの区間が１２月９日に都市計画決定されたこと、県道４４号京泊大小路線は御釣場古墳付近のバイパス工事が実施されていること等の報告・説明を受け、船間島地区の臨港道路改良等について質疑を行いました。　また、港湾計画の改訂に向けての取組状況、コンテナ貨物の取扱実績、甑島航路については、１０月２４日に九州商船�uを訪問し協議を行ったこと、平成１８年度の新規事業として航路利用者のニーズ調査・解析、船舶や気象状況の現状把握等のための「甑島航路検討調査業務」を実施すること等についての報告・説明を受けました。その後、甑島航路に関する九州商船�uとの協議内容、ポートセールスの状況等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。　ア、川内港の周辺整備計画等について、船間島地区の道路改良を始め、住民及び利用者の声を十分反映した本市の将来像を見据え進められたい。　イ、県道４３号川内串木野線及び県道４４号京泊大小路線の整備について、短期間での完了に向け、更なる整備促進を県に要望されたい。　ウ、甑島航路の変更等については、取締役会等において筆頭株主である本市の意向が十分反映されるよう努力されるとともに、当局としても研修・視察を重ね、市営船での運航及び株式売却による新規会社の設立等も含め真剣に検討されたい。　エ、甑島航路について、川内港に寄港できない霧や波の状況であれば、串木野港にも寄港できないという四十数年の漁船の船長の経験談もあり、早急に気象状況等の詳細なデータ収集・分析に努め、強固な姿勢で取り組まれたい。　オ、甑島航路について、不定期便での運航も研究されたい。　カ、甑島への運航について、シーライン薩摩川内の大型化について検討中であり、航路開設・変更までの間、民間育成も検討されたい。　キ、川内港の利用促進の観点から、中国向けの海産物等のポートセールスも検討されたい。　ク、甑漁業協同組合と連携を図りながら、利便性向上につながる荷揚げ場等について検討されたい。　（２）九州新幹線整備促進、肥薩おれんじ鉄道について。　当局から、九州新幹線の博多・新八代間の整備進捗状況及び影響調査における騒音・振動対策の進捗状況、日照阻害の補償状況等について報告・説明を受けました。また、肥薩おれんじ鉄道については、平成１７年１２月１６日に沿線自治体連絡会議が、同月２０日に第２３回取締役会が開催されたこと等の報告・説明を受けました。その後、新幹線車両基地存続に対する要望状況、肥薩おれんじ鉄道の利用促進策等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。　ア、肥薩おれんじ鉄道駅舎賃貸契約制度は、非行防止等にもつながり有意義であることから、活用について積極的に協議されたい。　イ、肥薩おれんじ鉄道について、企画切符等の収入源を検討し、増収が見込める主体的取組を要望されたい。　ウ、肥薩おれんじ鉄道列車内での映画の上映等を望む学生の意見もあることから、肥薩おれんじ鉄道利用促進策については、年代別の意見を集約し企画に反映されたい。　エ、肥薩おれんじ鉄道について、沿線自治体も一体となった取組を進めるとともに、同じテーマで協議の場を設け利用者増加に努められたい。　（３）南九州西回り自動車道について。　当局から、整備の進捗状況として川内道路の現状、川内隈之城道路については、平成１７年１２月９日に都市計画決定を受け、平成１８年２月５日に事業着手式が開催されたこと、アクセス道については、国道３号隈之城バイパス・昭和通線・駅前平佐線・（仮称）宮崎バイパスの事業進捗等の報告・説明を受けました。その後、インターまでのアクセス道整備の方向性等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において、（仮称）川内インターと川内港を結ぶアクセス道について、供用開始前までの整備に努められたい旨の意見が述べられました。　（４）甑島縦貫道について。　当局から、上甑島、中甑島及び下甑島を一つに結ぶ藺牟田瀬戸架橋を含む甑島縦貫道の整備状況について、瀬尾大橋の事業進捗、藺牟田瀬戸架橋建設促進の甑４町での報告会が開催されたこと、甑住民に対し藺牟田瀬戸架橋建設促進要望活動状況を掲載した甑島振興だよりを配布したこと等について報告・説明を受けました。その後、藺牟田瀬戸架橋建設促進期成会の各支部における報告会で出された意見、甑島での決起大会開催等について質疑を行いました。　（５）バス運輸事業について。　当局から、バス交通網について、平成１７年１０月２８日にコンサルタントと調査概要の中間報告に対する協議を、１２月２１日にバス事業者と公共交通乗車補助券導入等の調整・協議を行ったこと等の報告・説明を受けました。また、薩摩川内市公共交通網整備推進調査中間報告の概要説明も受けました。その後、コミュニティバス（くるくるバス）新規路線及び公共交通乗車補助券制度等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において、今回示された公共交通乗車補助券制度等に対しては、実施してみないと判断できないが、コミュニティバス利用可能者との不公平感もあり、運賃制度を再検討されたい旨の委員会としての集約を行い、更に、旧川内市地域における過疎地域に配慮した公共交通網体系及び公共交通機関に対する利用の在り方を公正な観点で検討されたい旨の意見が述べられました。　以上で委員会の報告を終わります。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　これで交通運輸対策調査特別委員会の報告を終わります。　次は、都市基盤整備対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。　　　［都市基盤整備対策調査特別委員長石野田　浩君登壇］ ◆都市基盤整備対策調査特別委員長（石野田浩　君）　都市基盤整備対策調査特別委員会に付託されました土地区画整理事業及び川内川市街部改修事業に関連する諸問題に関する審査の結果報告をいたします。　１、審査事件。　土地区画整理事業及び川内川市街部改修事業に関連する諸問題について。　２、委員会の開催日。　２月１７日。　３、審査の経過及び結論。　（１）川内川市街部改修の促進について。　当局から、築堤工事の進捗状況等として、中郷地区旧堤掘削については、平成１８年３月３１日までの工期で既に発注され、１月末現在、事業費ベースで１１％の進捗であり、この工事により発生する１０万立方メートルの掘削土を天辰町皿山、天辰第一地区土地区画整理事業区域内公益的施設用地、東郷町南瀬、薩摩郡さつま町二渡に搬出していること、香田樋門改築工事については、１月末現在、事業費ベースで２２％の進捗であるとの報告・説明を受けました。　次に、天大橋下流大小路側の改修計画に係る都市計画道路「中郷五代線」の延伸について、鹿児島国道事務所をはじめ関係機関と協議を進めることとしているとの報告・説明を受け、その後、国が策定する川内川の河川整備基本方針の状況等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において、川内川市街部改修を確実に推進するためにも、引き続き国へ河川整備基本方針、整備計画の早期策定を要望されたい旨の意見が述べられました。　（２）土地区画整理事業による都市基盤の整備について。　当局から、天辰第一地区土地区画整理事業の主要経過として、平成１７年１１月２２日に県と権現橋架替工事に係る橋梁負担金の実施協定を締結したこと、同月２５日に天辰地区土地区画整理事業推進委員会から市長に事業促進要望がなされたこと、平成１８年１月２５日に天辰だより第２２号を発刊し、保留地４筆についての公募を行ったこと等についての報告・説明を受け、その後、今後の事業計画について質疑を行いました。　なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。　ア、公募した保留地の売却に努められたい。　イ、早朝の渋滞緩和のためにも、引き続き県道山崎川内線の早期推進を図られたい。　次に、川内駅周辺地区土地区画整理事業の主要経過として、住民参加による川内駅東口整備に係るワークショップの開催及び電線地中化に関する協定等の報告・説明を受け、その後、九州新幹線全線開通に伴う川内駅利用者の利便性を考慮した東口整備に係る今後の事業計画等について質疑を行いました。　なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。　ア、駅周辺については、九州新幹線全線開通後に見込まれる川内駅利用者に十分対応できる駐車場を含めた検討を図られたい。　イ、複合拠点施設の整備検討に当たっては、川内駅西口も含め現有施設・店舗を活かした採算の見合う施設整備とされたい。　ウ、川内駅東口の景観形成・町並みの整備については、ワークショップ等の提言を反映できるような方策を講じられたい。　次に、温泉場土地区画整理事業の主要経過として、平成１８年２月３日に温泉場土地区画整理事業検討業務の中間報告が議長等になされたこと、１月末現在、事業進捗は１５．５％で、本年度予定の９戸の建物補償の契約が完了したとの報告・説明を受けました。　以上で報告を終わります。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　これで都市基盤整備対策調査特別委員会の報告を終わります。　次は、地域振興対策調査特別委員会の審査事件について委員長の報告を求めます。　　　［地域振興対策調査特別委員長古里貞義君登壇］ ◆地域振興対策調査特別委員長（古里貞義　君）　合併後における甑島並びに周辺地域の振興に関連する諸問題に関する審査結果報告を行います。　１、審査事件。　合併後における甑島並びに周辺地域の振興に関連する諸問題について。　２、委員会の開催日。　２月７日。　３、審査の経過及び結論。　（１）地域力の創出による周辺地域の振興について。　当局から、平成１９年度より始まる経営所得安定対策等大綱として、品目横断的経営安定対策、米政策改革推進対策、農地・水・環境保全向上対策の３対策について報告・説明を受け、薩摩川内市の４ヘクタール以上の農地を所有する認定農家数、平均農業所得額、農家の所得目標設定、集落営農に取り組んでいる地域数等について質疑を行いました。また、他市の観光振興、産業振興、航路問題、ＩＴ問題等の参考事例をもとに当局と意見を交換いたしました。　なお、審査の過程において述べられた意見・要望の概要は、次のとおりであります。　ア、農家の育成については、高齢化、担い手の減少等が進む中で、認定農業者だけでなく、集落営農も推進する必要があり、今後、所得目標と重点品目を掲げながら各地域にモデル地区をつくり積極的に取り組まれたい。　イ、企業誘致の推進になお一層の努力を図られたい。　ウ、情報通信は、今後、拡大の一途をたどると考えられ、本市もその流れに乗り遅れないような施策を図られたい。　エ、名護市は東京にあるかんぽコールセンター及びＮＴＴ１０４コールセンターを誘致し、雇用機会の創出を図っており、このような地方都市で東京の業務を行うなどの発想転換で本市でもまちづくりを考えられたい。　オ、甑島への航路の変更、増設を含め、帰省、イベント等乗船客の多いときは臨時便の設定も考慮し、島民の利用しやすい船賃の料金設定を要望されたい。　カ、観光振興を図るために、今後、民泊事業等を取り入れ、観光協会等と連携を密にして推進されたい。　キ、畜産について、肉用牛の増頭を推進し、農家の経営規模拡大に努められたい。　以上であります。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　これで地域振興対策調査特別委員会の報告を終わります。　次は、薩摩川内市総合計画基本計画調査特別委員会の調査事件について委員長の報告を求めます。　　　［薩摩川内市総合計画基本計画調査特別委員長大田黒　博君登壇］ ◆薩摩川内市総合計画基本計画調査特別委員長（大田黒博　君）　第１次薩摩川内市総合計画基本計画（案）に関する調査結果報告をいたします。　１、調査事件。　第１次薩摩川内市総合計画基本計画（案）について。　２、委員会の開催日。　１月１０日、１１日、１２日、１６日（４日間）。　３、調査結果。　（１）調査の趣旨。　本市の総合的かつ計画的な行政の運営を図るため、平成２６年度を目標年次として昨年６月に議決した第１次薩摩川内市総合計画基本構想に基づき、「新市まちづくり計画」を可能な限り継承しつつ策定した第１次薩摩川内市総合計画基本計画（案）を調査するものである。　（２）調査の経過及び結論。　本特別委員会は、調査に当たって、本市の事務処理において総括的かつ計画的に行政運営を図るため、今後１０年間の総合計画基本構想の目標を達成するための施策を体系化する基本計画（案）について、当局からの説明を受け、その個々の具体的事業の展開計画を示す実施計画との整合性や執行の可能性等市政全般のビジョンについて、当局の基本方策と所信をただしつつ意見の開陳を行い、慎重に調査を行った。　なお、本特別委員会が集約した基本計画（案）に係る意見・要望の概要は次のとおりである。　ア、少子化の要因の一つとして「女性の就労機会の拡大」が登載されているが、その要否について検討されたい。　イ、教育特区を推進するため、小中一貫教育についても検討されたい。　ウ、公立高校の再編整備問題については、住民の意見を十分尊重し、適切に対処されたい。　エ、新鑑真利用の修学旅行については、教育的見地に立った実施を考慮されたい。　オ、「武力攻撃事態への対応」については、基本構想との整合性を検討されたい。　カ、世界的にも希少な微生物が生息する長目の浜に隣接する貝池の生態系保全等について検討されたい。　キ、自治基本条例の制定に当たっては、本市の理念に基づき検討されたい。　ク、男女雇用機会均等の促進については、男女共同参画の理念にある社会生活における慣行の見直しを図る上からも「賃金格差是正」について検討されたい。　また、本委員会が今後当局において策定する実施計画等に十分反映するよう集約した基本計画以外の意見・要望の概要は、次のとおりであります。　ア、総合計画基本計画と整合性のある将来的な予算編成システム等を確立されたい。　イ、総合計画実施計画には、地区振興計画を反映されたい。　ウ、教育支所の組織見直し及び時期については、事前説明をされたい。　エ、支所の機能が効率的なものとなるよう検討し、住民への公平なサービス提供を図られたい。　オ、地区の現況を把握し、行政内部の連携及び情報交換を図られたい。　カ、地区コミュニティ制度に努力した地区には相応の対応をされるとともに、その効果が地域間に波及するシステムを確立されたい。　キ、地区コミュニティ制度が全市民に理解される方策を早急に検討されたい。　ク、指定管理者制度に関連して、行政が負担していた物件費等がコミュニティ補助金に反映される努力をされたい。　ケ、公共施設の運営に利用者である住民が直接関与することができるアダプト事業を推進することにより、地域のまとまりができるよう努められたい。　コ、出張診療・訪問医療については、今後も継続して実施されたい。　サ、「健康さつませんだい２１（仮称）」の策定に当たっては、食の大切さを認識し、反映されたい。　シ、ファミリーサポートセンター及び地域包括支援センター並びに地域子育て支援センターの事業展開について、広報に努められたい。　ス、生涯学習・自主学級については、その在り方等改善に努められたい。　セ、基礎学力の時間を増やし、学力の向上に努められたい。　ソ、教職員の校区内居住については、検討し改善されたい。　タ、活動しやすい消防団体制を構築するとともに、団員の意識高揚に努められたい。　チ、住環境保全の観点から、携帯電話中継基地等の設置についても、先進事例を参考に規制の在り方を検討されたい。　ツ、クリーンイメージを創出するためにも、新エネルギーの公共施設等への導入を積極的に進められたい。　テ、不法投棄の防止推進について、未然防止のための監視体制の強化とともに、ボランティア分別ごみ袋の普及等による収集策も検討されたい。　ト、不法投棄防止及び防犯にもつながることから、県道等への監視カメラ設置を検討されたい。　ナ、新たな特産作物の開発に努めるとともに、農林水産物や加工品等の地産地消及び販路拡大に努められたい。　ニ、農業振興におけるブランド化の推進については、全体的な農産物の市場価値の向上につながるよう、専任職員の配置も含め、販路開拓や特産物開発を検討されたい。　ヌ、園芸ブランド重点品目及び地域推進品目については、価格補償制度の創設等生産意欲の持てる支援策を検討されたい。　ネ、水産業の振興について、海岸環境を検討した上での事業集約や基本計画に基づく振興策について検討されたい。　ノ、観光客等の利便を図るため、川内駅東西自由通路の中央付近への観光マップの設置を検討するとともに、観光ガイドの育成について実施計画に登載されたい。　ハ、本市が所有する未利用地については、定住促進対策の推進を図るため活用策を検討されたい。　ヒ、河川の整備については、地域の実情把握に努め実施計画に登載し、計画的な洪水対策等に取り組まれたい。　フ、広報制度の充実については、ホームページによる市民への周知結果を的確に把握するとともに、自治会未加入世帯への対応を研究し、確実な情報提供を図られたい。　へ、男女共同参画社会の形成には、その視点に立った教育・学習の推進が重要であるので、積極的に取り組まれたい。　ホ、人事評価制度の導入に当たっては、職員の向上心をそぐことのないよう、運用については慎重に検討されたい。　マ、今後も北薩圏の拠点都市としての将来性を創出するため、市外にも目を向けたまちづくり・事業展開を図られたい。　ミ、地区振興計画に基づくコミュニティ活動等については、今後も継続的な支援を図られたい。　ム、経済社会情勢の変化及び市民ニーズに対応するための行政改革を広く理解してもらうため、文章表現を分かりやすいものとされたい。　以上で報告といたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま委員長の報告がありましたが、これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　これで薩摩川内市総合計画基本計画調査特別委員会の報告を終わります。　以上で、各特別委員会の報告を終わります。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第９、報告第１号　専決処分の報告について ○議長（今別府哲矢　君）　次は、日程第９、報告第１号専決処分の報告について、本件を議題といたします。　本件につきましては、公用車による交通事故に関し、損害賠償の額を定め、和解するものであり、お手元に報告がなされております。　御了承願います。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第１０、議案第１号－日程第３７、議案第２８号 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、日程第１０、議案第１号から日程第３７、議案第２８号までの議案２８件を、会議規則第３５条の規定に基づき一括議題といたします。　ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。　　　［市長森　卓朗君登壇］ ◎市長（森卓朗　君）　平成１８年第２回市議会定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、本日提案いたしました補正予算案等の概要を御説明し、議員各位の御理解を賜りたいと存じます。　さて、議員各位におかれましては、平素より市勢発展と住民福祉の向上のため、一方ならぬ御尽力を賜っているところであり、この場をおかりして心からの敬意と謝意を表する次第であります。　それでは、今回の補正予算案でありますが、一般会計の歳入については、国庫支出金、財産収入、諸収入等を増額するほか、市税、県支出金、市債等の減額を行うものであります。　歳出では、財産一般管理費、老人保健医療対策費、港湾県営事業負担金等を措置するほか、防災行政無線通信施設設備整備費、現年公共農林水産施設災害復旧事業費等を減額しております。この結果、総額で８億７，４１３万１，０００円を減額いたしまして、予算総額を４９３億６，９３９万４，０００円とするものであります。　また、特別会計に関しましては、温泉給湯事業特別会計、川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計及び老人保健医療事業特別会計の３特別会計で増額の補正予算案を、簡易水道事業特別会計をはじめ１５の特別会計で減額の補正予算案を提出しております。　なお、へき地診療所事業特別会計については、国民健康保険直営診療施設勘定特別会計へ統合することにより、また、宿泊施設運営事業特別会計については、所管する施設を指定管理者に管理させること等により、それぞれ平成１７年度末をもって廃止する議案を別途提出しております。　細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。　なお、昨今の市政の状況並びに施策に関する所信等の諸報告につきましては、平成１８年度当初予算案等を提案させていただく中で改めて御説明する考えでありますので、御了承くださいますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　それでは、まず、議案第１号から議案第８号までについて、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎総務部長（永田一廣　君）　議案つづりその１を御準備いただきまして、１－１ページをお開き願います。議案つづりその１、１－１ページでございます。　議案第１号鹿児島県市町村自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少について、その提案理由を御説明申し上げます。　平成１８年１月１日に鹿屋市が設置されたこと等に伴い、鹿児島県市町村自治会館管理組合を組織する地方公共団体から当該設置等に関係する地方公共団体を脱退させ、又は同組合に加入させることとしたいが、これにつきましては、地方自治法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　その内容は、同ページ中ほどになります。　まず、１として、平成１８年１月１日から、鹿屋市、曽於郡輝北町、肝属郡串良町及び同郡吾平町を脱退させ、鹿屋市を加入させ、２として、平成１８年１月１日から、指宿市、揖宿郡山川町及び同郡開聞町を脱退させ、指宿市を加入させることとし、３では、平成１８年１月１日から、曽於郡松山町、同郡志布志町及び同郡有明町を脱退させ、志布志市を加入させるものでございます。　めくっていただきまして、２－１ページをお願いします。　議案第２号鹿児島県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び鹿児島県市町村職員退職手当組合規約の変更につきましては、平成１８年４月１日から鹿児島県市町村職員退職手当組合に阿久根市及び阿久根地区消防組合を加入させ、同組合の規約を変更したいが、これにつきましては、地方自治法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　２枚めくっていただきまして、３－１ページをお願いします。　議案第３号鹿児島県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村職員退職手当組合規約の変更については、平成１８年４月１日から、鹿児島県市町村職員退職手当組合から徳之島三ヵ町と畜場組合を脱退させ、同組合の規約を変更したいが、これにつきましては、地方自治法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　４－１ページをお開き願います。２枚めくっていただきまして、４－１でございます。　議案第４号鹿児島県市町村職員退職手当組合の財産処分につきましては、平成１８年４月１日から徳之島三ヵ町と畜場組合が鹿児島県市町村職員退職手当組合から脱退することに伴う財産処分につきまして、地方自治法第２８９条の規定に基づく関係地方公共団体の協議により定めたいが、これにつきましては、同法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　続きまして、５－１ページをお願いいたします。　議案第５号鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合規約の変更につきましては、平成１８年４月１日から鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合に阿久根市、大口市及び垂水市を加入させ、同組合の規約を変更したいが、これにつきましては、地方自治法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　６－１をお願いいたします。　議案第６号鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の減少及び鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合規約の変更につきましては、平成１８年４月１日から鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合から徳之島三ヵ町と畜場組合を脱退させ、同組合の規約を変更したいが、これにつきましては、地方自治法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　７－１をお願いいたします。　議案第７号鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合の財産処分につきましては、平成１８年４月１日から徳之島三ヵ町と畜場組合が鹿児島県市町村非常勤職員公務災害補償等組合から脱退することに伴う財産処分につきまして、地方自治法第２８９条の規定に基づく関係地方公共団体の協議により定めたいが、これにつきましては、同法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　最後に、８－１ページをお願いいたします。　議案第８号鹿児島県市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び鹿児島県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更につきましては、平成１８年４月１日から鹿児島県市町村議会議員公務災害補償等組合に枕崎市、阿久根市、大口市及び垂水市を加入させ、同組合の規約を変更したいが、これにつきましては、地方自治法第２９０条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　以上、市町村合併などに伴います一部事務組合を組織する団体数の増減、規約の改正及び財産処分に関連いたします８議案の提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　これら議案８件は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、これら議案８件は、委員会付託を省略することに決しました。　これら議案８件は、一部事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び財産処分並びに規約変更議案であります。　つきましては、議案８件について一括して質疑を行い、その後、討論、採決を行うことで議事を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　そのように議事を進めます。　議案第１号から議案第８号までの議案８件について御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　これより討論、採決を行います。　まず、議案第１号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第２号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第３号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第４号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第５号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第６号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第７号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次に、議案第８号について討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第９号財産の取得について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎市民福祉部長（福留久根　君）　同じく議案つづりその１、９－１ページをお開きください。９－１ページをお願いいたします。　議案第９号財産の取得についてであります。　地域包括支援センターに係るシステム整備のため、財産の取得をしようとするものでございます。　１、財産の名称、地域包括支援センターシステム一式。　２、取得価格、２，６７７万５，０００円。　３、取得の相手方、所在地、鹿児島市中町３番１１号。会社名、南日本マイクロコンピュータ株式会社、代表取締役、川田晄史であります。　提案理由を御説明申し上げます。　本年４月に設置予定の地域包括支援センターで実施する介護予防マネジメント等の包括的支援事業の円滑な執行を図るため、地域包括支援センターシステム一式を購入することとしたいが、これについては、薩摩川内市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第３条の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１０号平成１７年度薩摩川内市一般会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎財務課長（田上正洋　君）　別冊となっております平成１７年度薩摩川内市一般会計予算書、予算に関する説明書（第７回補正）の１ページをお開きください。　議案第１０号平成１７年度薩摩川内市一般会計補正予算に関し御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、国庫支出金、財産収入、諸収入等を増額するとともに、市税、県支出金、市債等の減額を行い、歳出については、財産一般管理費、老人保健医療対策費、港湾県営事業負担金等を増額するとともに、防災行政無線通信施設設備整備費、現年公共農林水産施設災害復旧事業費、現年公共土木災害復旧事業費等を減額するほか、繰越明許費の追加、債務負担行為の追加及び廃止並びに地方債の追加、廃止及び変更をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、２ページをお開きください。　本案の内容でございます。　平成１７年度薩摩川内市の一般会計補正予算は、第１条第１項において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ８億７，４１３万１，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ４９３億６，９３９万４，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするとともに、第２条において、繰越明許費の追加は、「第２表　繰越明許費補正」によるとし、第３条において、債務負担行為の追加及び廃止は、「第３表　債務負担行為補正」によるとするほか、第４条において、地方債の追加、廃止及び変更は、「第４表　地方債補正」によるとするものでございます。　次に、１５４ページをお開きください。１５４ページでございます。　第７回補正の主な内容について、歳出から目的別に御説明申し上げます。　議会費では、議会管理費において、印刷製本費等の不用見込み額を減額するものでございます。　総務費では、会計管理費において、実績見込みにより口座振替手数料を、財産一般管理費において、今後の公債費負担に備えるため減債基金積立金をそれぞれ増額、積立後の減債基金の本年度末残高は２０億５，６０９万６，０００円となる見込みでございます。また、総務一般管理費において、育児休業取得等により一般職員給等を減額するほか、職員厚生事業費、文書行政一般事務費等において不用見込み額を減額するものでございます。　なお、給与費計上の各費目において、必要に応じ異動等に伴う職員給与費の調整を行っておりますが、１４７ページ以降に給与費明細書をお示ししておりますので、各費目における給与費調整の説明は割愛させていただきます。　民生費では、実績見込みにより保育所運営費及び生活保護費を増額するほか、扶助費の減により知的障害者援護措置事業費、家族介護支援事業費、老人措置費等を、また、介護保険事業特別会計繰出金等の減により介護保険対策費をそれぞれ減額。　衛生費では、国民健康保険事業特別会計繰出金の増により国民健康保険対策費を、老人保健医療事業特別会計繰出金の増により老人保健医療対策費を、温泉給湯事業特別会計繰出金の増により温泉給湯費をそれぞれ増額するとともに、各種経費の執行残、不用見込みにより、保健衛生一般管理費、老人保健事業費等を減額するものでございます。　農林水産業費は、各種経費の執行残、不用見込みによる農業振興育成事業費、農業施設県営事業負担金、水産振興費等の減額のほか、事業費の確定に伴う地域水産物供給基盤整備事業費の減額が主なものでございます。　商工費は、観光施設管理費において、本年３月末をもって解散予定の本市１００％出資会社「株式会社東郷温泉ゆったり館」の清算手続に伴い必要となります同社運営補助金及び備品購入費を新たに計上したほか、かごしま川内貿易振興協会補助金の減により川内港利活用推進事業費を、また、各種経費の執行残、不用見込みにより観光費をそれぞれ減額するものでございます。なお、観光費においては、宿泊施設運営事業特別会計の所管する宿泊施設「竜宮の郷」の宿泊料等の減収により財源不足が見込まれますので、同特別会計繰出金を増額しております。　土木費では、事業費の確定により港湾県営事業負担金を増額するほか、工事請負費等各種経費の執行残に基づき、百次山田線整備事業費、橋梁新設改良事業費、急傾斜地崩壊対策事業費等を減額し、また、川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計繰出金等の減により土地区画整理総務費を、公共下水道事業特別会計繰出金等の減により公共下水道費を減額するとともに、がけ地近接等危険住宅移転補助金等諸経費の不用見込みにより、危険住宅移転促進費を減額するものでございます。　消防費では、各種経費の執行残に基づき常備消防一般管理費等を減額したほか、整備計画の見直しにより防災行政無線通信施設設備整備費を減額。　教育費では、各種経費の執行残、不用見込みにより事務局管理費、小学校管理費、近代教育設備費等を、また、工事請負費等の執行残に基づき、屋内運動場建設事業費、小学校大規模改造事業費等をそれぞれ減額するものでございます。　災害復旧費は、見込み計上しておりました当該予算について不用見込み額を減額するものでございます。　次に、１枚前のページ、１５３ページをお開きください。　歳入について御説明申し上げます。　市税は、たばこ税において喫煙者の減少傾向により、また、入湯税において入湯客数の見込みにより、それぞれ減額。　国有提供施設等所在市町村助成交付金につきましては、本年度から新たに交付対象に加わりました下甑レーダーサイト分を含む交付額が確定したことにより増額するものでございます。　分担金及び負担金では、農業土木費分担金等を歳出に対応し減額するほか、私立保育園２２園に係る運営費の実績見込み等に基づき児童福祉費負担金を増額。　使用料及び手数料では、その収入見込みにより商工使用料等を減額するほか、主に戸籍手数料の増により総務手数料を増額。　国庫支出金、県支出金では、国・県の負担額及び補助額の確定等により、それぞれ増減調整するものでございます。　財産収入では、土地売払収入及び物品売払収入について、その収入見込みにより増額するほか、収入見込みにより利子及び配当金を減額するものでございます。なお、土地売払収入は、市内中郷町、樋脇町等の市有地４件の売却によるものでございます。　寄附金では、市内宮内町２５３９番地２の社会福祉法人可愛会亀山苑苑長今村煕代様から１万円、市内御陵下町２２番３６号の国際ソロプチミスト鹿児島川内会長瀬戸山弘子様から２００万円、市内宮里町２１４２番地の別府重範様から５万円、この３件を民生費寄附金として、また、市内勝目町４１１２番地１７の上栫千香子様ほかから７万２，１５８円、この１件を環境費寄附金として、更に、市内東郷町南瀬３８０番地１の東郷地域成人を祝う会実行委員会代表帖佐喜明様から５万９，４１５円、市内大小路町１９番９号のみのり会代表大谷スミ様から５０万円、この２件を教育費寄附金としてそれぞれ受け入れることといたしました。　繰入金では、歳出に対応し各種基金繰入金を増減調整するものでございます。　諸収入では、収入見込みに基づき雑入を増額、その主なものは、建物共済災害共済金、原子力立地給付金、移転補償金等でございます。また、土地改良区総代選挙費収入金の確定により団体支出金を減額するものでございます。　市債は、事業費の確定等に基づき増減調整するもので、全体としては減額となります。　次に、前に戻りまして１１ページをお開きください。　繰越明許費について御説明申し上げます。　「第２表　繰越明許費補正」では、下甑支所庁舎改修事業、可愛地区コミュニティセンター改修事業等ご覧の２６事業、合計９億７，５３７万３，０００円について、地方自治法第２１３条第１項の規定に基づき、翌年度、平成１８年度に繰り越して使用することができる経費として、それぞれ追加設定しようとするものでございます。　なお、これらの予算繰越の理由でございますが、１１ページ下から２行目、県橋梁新設改良事業負担金、次のページ、１２ページの３行目、県単砂防事業負担金、次の行、新幹線鉄道整備事業負担金の３事業は、国、県等の事業繰越などに伴い、また、１１ページ１行目の下甑支所庁舎改修事業につきましては、構造計算の必要が生じるなど工法検討に不測の期間を要したことから、同じく３行目のごみ処理基本計画策定事業については、不燃ごみ等の島外搬出など甑地域における「ごみ処理方針」が変更されたことにより、その計画内容に変更が生じ年度内完成が見込めないため、更に、その他の事業につきましては、用地取得や建物補償交渉が難航したこと、関係機関との協議・調整等に不測の期間を要するなど、その性質上、又は予算成立後の事由に基づくものでございます。　次のページ、１３ページの「第３表　債務負担行為補正」では、農業近代化資金利子補給など４事業について、ご覧のとおりの期間、限度額により新たに追加設定しようとするものでございます。　なお、鹿児島障害者職業能力開発校移転用地取得事業につきましては、合併前の旧入来町において設定されていたものを引き継ぎ、平成１６年度予算において、期間、平成３５年度まで、限度額、６億３，８４０万８，０００円で債務負担行為を設定しておりましたが、今般、当該債務負担の相手先であります薩摩川内市土地開発公社と融資金融機関との交渉により金利が若干引き下げられる見込みであること、及び償還条件に「平成２１年金利見直し」の項目があることから、今後の金利上昇局面を勘案し、今回限度額の内容を見直し、改めて設定しようとするものでございます。なお、過年度分の債務負担行為補正はできないことから、新規設定となるものでございます。　また、薩摩川内市土地開発公社事業資金融資元利金・債務保証につきましては、同公社の事業計画、資金計画の見直しにより廃止するものでございます。　次のページ、１４ページの「第４表　地方債補正」では、都市計画事業において、当該起債１件をご覧のとおり新たに追加、また、林業構造改善事業、農道整備事業等において、今回起債が不要となりましたので、当該起債６件を廃止するとともに、更に、次のページ、１５ページをお開きください。集会所建設事業、環境整備事業等において、事業費の確定等により、当該起債１４件の各限度額をご覧のとおりそれぞれ変更するものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。 ◆２８番（寺脇幸一　君）　補正予算書の１０８ページで観光費のところでございます。３目観光費でございます。　ここで補助金３，０７７万円、１９節。１８節の備品購入２，８２０万４，０００円とあるわけですが、これはゆったり館の管理者移行に伴う補助金、備品購入費だというふうに理解いたしております。したがって、ゆったり館は、現在では黒字でない赤字補てん分の補助金なのかということ。　それから、備品購入については、どのような備品を購入され、どういう措置で、何か経過措置じゃないんだろうかというふうに理解はするわけですけれども、そこ辺についてもう少し詳細に御説明願えればありがたいと思っております。　以上でございます。 ◎産業経済部長（石走直伸　君）　まず、冒頭の３，０７７万円の負担金及び補助金の補正でございます。これにつきましては、既に御存じのとおり、３月３１日でゆったり館の株式会社がなくなります。清算事務に入るわけですが、そのときの各人件費、光熱水費、それ等の支払いのための現金を保持するための補助金でございます。言われました赤字補てん、これ現金があればいいんですけど、現金がないということで、あっさりと言えば、今言われました赤字に対する助成、運営助成ということになります。　それと、備品購入でございますが、これは清算に基づきまして、今所有している備品を市の方で買い上げるということでございます。当然株式会社ゆったり館が清算に入りますので、なくなりますので、その所有しております備品につきましては、本市の方で買い上げるという予算措置でございます。　以上です。よろしくお願いします。 ○議長（今別府哲矢　君）　よろしいでしょうか。ほかにございませんか。 ◆４３番（上野一誠　君）　課長の方から全体にわたって御説明いただきました。会派でもですね、この７回補正については勉強会を改めてさせていただいて、主なるものについて御質疑もしながら確認もしたところでしたけども、財務課長からは答弁をいただいたんですが、改めてこの場を通して確認しておきたいと思うんですけど、この後１７年度の決算というのが出てくると思うんですが、以前、決算の中で不用額が２０億円からなりまして、大変その執行の処理というのが問題になりましたが、今回、１７年度３月補正の中でおおむねそれぞれの部・課・所が減額補正、事業の確定によるものがメインだと思うんですけども、減額補正という処理をとられたというふうに思っております。したがって、決算時においては、不用額等々の処理については、そう多くは出ないという認識をいたした補正予算だというふうに思っておるわけですが、その見解でよろしいかどうかお尋ねしておきたいと思います。 ◎財務課長（田上正洋　君）　１６年度決算につきましては、ただいま上野議員からありましたように、決算審査特別委員会において不用額が多いという御指摘を受けたところでございます。その点の反省を踏まえまして、今回、各部・局・課に対しまして多額の不用額が出ないよう今回の３月補正で減額補正をするように通知をいたしまして補正予算計上をしたところでございます。　以上でございます。 ◆４０番（江口是彦　君）　寺脇議員の質問にちょっと関連して確認をさせていただきたいんですけど、ゆったり館の清算手続がこれからされていくということでしょうから、今説明を聞く限り、何か３，４００万円ほど赤字だったから、それを運転資金として補助していくということなのかなと思いましたけど、多分清算に伴ってあと３月３１日過ぎてから決算処理もされるわけでしょうから、イコールゆったり館の赤字決算ということではないわけですね。そのことをちょっと確認したかったのと、備品購入費で、これはゆったり館の財産を市がとりあえずは買い取るというふうな解釈でいいんでしょうか。ということは、それも含めて６，０００万円ほどのいわゆる、ああ６，０００万円にはなりません。２，８００万円は…、一緒ですね、その辺の関連、備品を市が買い取るということと運営補助として出すということ、それからゆったり館の最終的な清算、決算、ここで出てくる赤字部分との関連、ちょっとふくそうしていますので、私の中でですよ。その辺をちょっと説明していただければありがたいですけど。（「関連で」と呼ぶ者あり） ◆３５番（小牧勝一郎　君）　併せて関連でお願いしたいんですが、この資本金が１億円ほどあったはずですが、この資本金との兼ね合いをどのように解釈していったらいいのかお伺いいたします。 ◎産業経済部長（石走直伸　君）　まず、３月３１日に、例えば先ほど言いました人件費、給料、光熱水費、そういうもろもろの資金不足、これの現金のために助成しないと支払いができないということでございまして、これに運営補助として出しますということでございます。　それと、備品購入につきましては、一応先ほど申し上げましたが、会社自体がなくなりますので、その備品は市が買い上げなければなりません。買い上げた時点で残りもろもろの債務がありましたら、そっちの方に清算を済ませまして、残金はまた市の方に戻ってくるというスタイルでございます。江口議員の方にはおおむねこれでいいですかね。　それと、小牧議員の方でございますが、資本金の１億円とのかかわり合いはどうなっているかということでございます。１億円につきましては、それぞれ平成１４年度から備品等を整備しておりますが、こちらの方に充てております。したがいまして、今現在、１４年、１５年、１６年、１７年度の見込みでございますが、１７年度の見込みの資本金の残というのは３，５００万円ほどと今見込みを立てているところでございます。ただし、この３，５００万円というのは、簿記上の１億円の資本金というのは残っておりますが、これにつきましては資産の方に残りの、例えば先言いました差し引きにつきましては資産として振り替わっているというのが現状でございます。　以上です。 ○議長（今別府哲矢　君）　よろしいでしょうか。 ◆１８番（井上勝博　君）　この補正予算の概要という資料が一緒に添付されて、１ページの一番下の方に、「１７年第７回補正後予算は、市債借換えを除く実質４８６億円、平成１６年当初、実質４８３億円」というふうに書かれてあるわけです。平成１６年度当初というと、旧町村の当初予算の合算であると思うんですけれども、実質４８３億円で、そして今回の補正後は４８６億円になったと。この市債借換えを除くということなんですが、これはちょっと調べたところ、借換えをすることによって実質予算よりも膨れ上がる場合があるということでですね、その膨れ上がる部分を除いてこういう実質の予算が出てくるんだというお話ですね。そうすると平成１６年度からすると、今回の補正後は３億円増額されたわけですが、相当厳しい財政状況であるということを言って市民に我慢を強いてきたわけですが、ふたを開けてみると実質増になっているということが少し解せないところがあるわけですが、ここをちょっときちんと御説明いただきたいなと思います。 ◎財務課長（田上正洋　君）　井上議員の御質問にお答えいたします。　実質３億円の増ということでございますが、昨年の９月補正におきまして、市井の景況感の配慮を市長の方がされ、その関係で増額補正を行っております。そういうことで大変厳しい状況ではありましたけれども、合併特例債と財源を有効活用して予算額の確保をした結果であるというふうに御理解いただきたいと存じます。　以上です。 ◆１８番（井上勝博　君）　様々な努力をすることによってですね、こういう実質増ということも可能なわけですから、余り財政的に厳しいということばかりを言って、そして市民に必要なサービスを減らすということを宣伝するというのはよくないのではないかというふうに思います。当初予算の討論の中でまたいろいろ深めていきたいと思いますが、意見として申し上げておきます。 ◎市長（森卓朗　君）　予算が大変厳しい厳しいということを、財政が厳しいということを言ってきていると、そういう中で実は実質予算増をしているじゃないかと、こういう御意見であります。御案内のとおり、財政が厳しいということは、十分これまで皆さん方にも御説明を申し上げてきておるわけですね。財政力指数０．４８ですか、０．４３だそうです。起債の総額も一般会計だけで６００億円を超す起債の残高、そのために７０億円から公債費の借金を毎年返していかないかんと、こういう中でですよ、まだまだ予算規模は縮小していかんないかんと、そうしなければこの財政のやりくりはできないと当初予算のときにも申したわけですね。三十数億円基金を取り崩して財源に充てなければどうにも予算の編成ができないと、こういうことでですね、厳しいことは事実です。今回も当初予算の中で説明を申し上げますけれども、やはり財政調整基金と減債基金を三十何億円入れてやっと４５０億円少々の一般会計の予算が組めたと、提案ができると、こういうことでありますので、決して財政に余裕があって、そこで財政当局が調整をしているとか、そういうことではないことを御理解いただきたいと存じます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。 ◆１８番（井上勝博　君）　厳しいということについて否定するものではないわけです。今、基金が取り崩されたと言いますが、基金の取り崩しは１６年度末現在額と今度の１７年度の現在額で約５億円の減なわけですよね。そういういろいろな努力をされて実質増ということになるわけですので、私が言いたいのは、そのことを予算が厳しいからということで市民にいろいろサービスが後退するということについて理解を求めてきているわけですが、努力をすればできるんだと、そしてサービスの後退をさせないということもできるんだということについても、今回の実際の１７年度予算の中で若干努力ができるということが言えるんじゃないかというふうに思うんですね。ですので、一層今後の予算についてですね、サービスの後退を許さないというような、しないということを合併の前提としてきたわけですので、そういう努力をしていく必要があるということを申し上げたいと思います。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。 ◆３５番（小牧勝一郎　君）　１３ページの債務負担行為の補正についてであります。鹿児島の職業能力開発校の移転用地につきまして、当初６億円で債務負担を設定いたしておりましたが、今回、用地取得等の利子の補正等で５億４，４００万円に減額されております。ただ、ここの業務の用地取得につきましては、かつて土地開発公社との絡みにおいて少し問題があるというような状況であったわけです。そして、その後新たに国との絡みにおきまして用地、機器の使用料を払うような経過になっておるようでございますが、この辺のところをもう少し詳しく説明していただければありがたいと思います。 ◎企画政策部長（田中良二　君）　鹿児島障害者職業能力開発校の移転用地の債務負担につきましては、財務課長の説明にございましたが、これにつきましては入来町が債務負担されていたものを本市が承継したものでございます。　具体的には、本市の方から薩摩川内市土地開発公社の方に年賦でお金を支払っているところでございます。内容的には、今、議員の方からございましたように、現在の債務負担といたしましては、平成１７年度から３５年度まで、限度額６億３，８４０万８，０００円にしておりましたが、ここの議案書にございますように、用地取得費５億４，４５０万８，０００円と利子に相当する額ということで設定し直すものでございます。この利率につきましては、平成１６年度から２１年度までの５年間で年利率１．４５％の固定金利でございましたが、今回のこの債務負担の補正によりまして、１８年４月１日から２１年３月３１日、すなわち３年度間になりますが、１．２５％の予定で借り換えができるということで、この間のメリットといたしましては、２９６万円の歳出の減、金額の減になるメリットが出て参ります。なお、条件といたしましては、平成２１年度に再度金利の見直しというふうになっております。　以上でございます。 ◆３５番（小牧勝一郎　君）　この債務負担行為を返していくに当たっては、やはりそれなりの原資が必要になってくるわけですけど、国からの使用料とか、そういうのはどういう状況になっておりますかね。 ◎総務部長（永田一廣　君）　現在、最終の詰めを行っておりますけれども、当該学校用地の賃借の関係につきましては国県と協議を重ね、おおむね２，９００万円、これは年額でございますが、全体面積に関するものとして２，９００万円相当を納めていただくよう今協議、最終調整に入っております。　以上でございます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１１号平成１７年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎上水道課長（今村秀樹　君）　別冊になっております特別会計予算書、予算に関する説明書の１ページをお開きください。　議案第１１号平成１７年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、市債を増額するとともに、県支出金、財産収入及び繰入金を減額し、歳出については、総務管理費、事業費及び公債費を減額するほか、地方債の変更をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次の２ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ２，２５６万５，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ９億１，２１０万円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとともに、第２条において、地方債の変更は、「第２表　地方債補正」によることとするものであります。　次に、２枚あけていただきまして、５ページをお開きください。　第２表地方債補正でありますが、事業費の調整に伴い、限度額を増額するものでございます。　以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１２号平成１７年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎上水道課長（今村秀樹　君）　同じく特別会計予算書、予算に関する説明書の１９ページをお開きください。　議案第１２号平成１７年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、繰入金を増額するとともに、使用料及び手数料等を減額し、歳出については、総務管理費を増額するほか、繰越明許費の設定をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次の２０ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ１，５３７万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ１億１，８９６万３，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものであります。　第２条で、地方自治法第２１３条第１項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第２表　繰越明許費」によるとするものであります。　次に、２枚あけていただきまして、２３ページをお開きください。　第２表繰越明許費でございますが、入来地域の代替泉源掘削事業、同じく入来地域の柴垣湯・アゼロ湯浴槽改修事業については、本予算の議決後の着手となることから、祁答院地域さざらし会館アスベスト対策事業では、関係機関との協議、調整等に不測の期間を要したことにより、合計１，８４９万３，０００円を繰り越すものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。 ◆１８番（井上勝博　君）　２３ページの代替泉源掘削事業についてお尋ねいたしますが、これは以前からそういうお湯の量が少ないというお話でこういう事業をするということになったのか、少し老朽化のために泉源のパイプが破損するというような事故があったというのはお聞きしているわけですが、その後の状況と、この掘削が必要になってきた経緯などを詳しく御説明いただけますか。 ◎上水道課長（今村秀樹　君）　井上議員の質問にお答えいたします。　入来地域の１５号泉源の代替泉源掘削工事についてでございますが、今年の１月１１日に温泉ポンプ故障による引き揚げ作業中に、ステンレス交換の腐食劣化によりまして、温泉ポンプが１００メートル地下の方に落下したものでございます。専門業者に依頼いたしまして引き揚げ作業を試みましたけれども、これが不調に終わったものでございます。現在は、予備ポンプにて仮復旧を実施いたして温泉給湯事業を行っているところでございます。今後ですね、湯量不足が生じ、温泉給湯事業に支障が出るおそれがあることから、今回補正をお願いするものでございます。　以上でございます。 ○議長（今別府哲矢　君）　よろしいでしょうか。　　　［「了解」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑は尽きたと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１３号平成１７年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎下水道課長（福山清和　君）　同じく特別会計予算書、予算に関する説明書の３３ページをお開きください。　議案第１３号平成１７年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、使用料及び手数料を増額するとともに、繰入金及び市債を減額し、歳出については、総務管理費、事業費及び公債費を減額するほか、繰越明許費の設定及び地方債の廃止をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、３４ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ７，９９１万１，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ３億７，４９８万８，０００円とし、同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものでございます。　第２条で、地方自治法第２１３条第１項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第２表　繰越明許費」によるものとし、第３条で、地方債の廃止は、「第３表　地方債補正」によるものでございます。　次に、３７ページをお開きください。　第２表繰越明許費でございますが、関係機関との調整に不測の期間を要したことにより、工事請負費の一部を繰り越すものでございます。　次のページ、３８ページをご覧ください。　第３表地方債補正につきましては、起債対象事業等の減額に伴い、地方債を廃止しようとするものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１４号平成１７年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎下水道課長（福山清和　君）　続きまして、予算に関する説明書の５０ページをお開きください。　議案第１４号平成１７年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、使用料及び手数料、繰入金及び市債を減額し、歳出については、総務管理費、事業費及び公債費を減額するほか、地方債の変更をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、５１ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ１，９２２万２，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ５億５，４８９万７，０００円とし、同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものでございます。　第２条で、地方債の変更は、「第２表　地方債補正」によるものでございます。　次に、５４ページをお開きください。　第２表地方債補正につきましては、起債対象事業費の減額に伴うものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１５号平成１７年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎下水道課長（福山清和　君）　続きまして、予算に関する説明書の６７ページをお開きください。　議案第１５号平成１７年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、分担金及び負担金、使用料及び手数料及び繰入金を減額し、歳出については、総務管理費を減額する必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、６８ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ３５８万７，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ４，５９４万４，０００円とし、同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　ここで休憩いたします。　再開は、おおむね１３時３０分といたします。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～　　　　　　　　　　　　午前１１時５９分休憩　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～　　　　　　　　　　　　午後１時２８分開議　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～ ○議長（今別府哲矢　君）　休憩前に引き続き会議を開きます。　次は、議案第１６号平成１７年度薩摩川内市浄化槽事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎下水道課長（福山清和　君）　それでは、特別会計予算書、予算に関する説明書の７９ページをお開きください。　議案第１６号平成１７年度薩摩川内市浄化槽事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、分担金及び負担金、国庫支出金及び市債等を減額し、歳出については、総務管理費、事業費及び公債費を減額するほか、地方債の変更をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、８０ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ３９４万１，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ４，０３３万９，０００円とし、同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものでございます。　第２条で、地方債の変更は、「第２表　地方債補正」によるものでございます。　次に、８３ページをお開きください。　第２表地方債補正は、起債対象事業費の減額によるものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１７号平成１７年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎天辰区画整理推進室長（堀ノ内美年　君）　予算に関する説明書の９６ページをお開きください。　議案第１７号平成１７年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、事業収入及び繰入金を減額し、歳出については、事業費及び公債費を減額するほか、繰越明許費の設定をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、９７ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ１，９９１万８，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ２０億５，７５２万８，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとともに、第２条において、地方自治法第２１３条第１項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第２表　繰越明許費」によるものでございます。　次に、１００ページをお開きください。　繰越明許費でございますが、これは家屋等の移転交渉に時間を要したことにより、工事及び補償等の年度内完成が見込めないため、事業費を繰り越すものであります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。 ◆４１番（岩下早人　君）　繰越明許費について、少しだけ説明もいただきましたけれども教えていただきたいと思いますが、交渉ごとというのはなかなか難しい、大変だというふうに思うんですけれども、複数年にわたってなかなか交渉ができない箇所等々について、もう少し具体的に何件あるのか、どういう状況なのか、含めて教えていただきたいと思います。 ◎天辰区画整理推進室長（堀ノ内美年　君）　ただいまの議員の質問に対してお答えいたします。　まず、なぜ繰り越しをするかということでございますが、区画整理事業の中では、おおむね五十数件今年度家屋移転を予定しておりました。その中で上半期における契約者数というのは、おおむね半数をしておるわけですが、残りの下半期にする分につきましては、当然設計とかいろんなプランとか個人の都合等がございまして、なかなか３月までに終えることができないというのが一つの事情でございます。　それと、複数年にわたってという質問の内容でございますけれど、これにつきましては、私どもの天辰地区においては、事業に反対ということではなくして、やむを得ず例えば今年は受験の季節だとか、老人のちょっと都合であるとか、そういった理由で複数年にわたっておるものでございます。　以上でございます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑は尽きたと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１８号平成１７年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎都市計画課長（島田陵一　君）　それでは、予算に関する説明書の１１０ページをお開きください。　議案第１８号平成１７年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、事業収入及び市債を増額するとともに、繰入金を減額し、歳出については、事業費を増額するほか、繰越明許費の設定及び地方債の変更をする必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次に、１１１ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ４３９万４，０００円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ１０億６，７７０万７，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。　また、第２条において、地方自治法第２１３条第１項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第２表　繰越明許費」によるとするとともに、第３条において、地方債の変更は、「第３表　地方債変更」によるとするものでございます。　次に、１１４ページをお開きください。　繰越明許費でございますが、これは家屋移転交渉に時間を要したことにより、移転補償、工事の年度内完成が見込めないため事業費を繰り越すものであります。　次に、１１５ページをお開きください。　地方債補正でございますが、これは合併特例事業債の活用により、起債の限度額を増額しようとするものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。 ◆１８番（井上勝博　君）　１１２ページのところで、繰入金を５，２００万円減額した一方、市債を５，１１０万円増やしているわけですね。一般会計からの繰入金を減らして市債を増やすというふうに、こういうことをする必要性はどこにあったのかということを少しわかりやすく説明いただけますか。 ◎都市計画課長（島田陵一　君）　ただいまの質問についてでございますけれども、これにつきましては駅周辺の土地活用事業につきまして、まちづくり交付金というのを用いて整備を行っております。それにつきましては、最初は一般会計繰入金で対応する分があったんですけれども、それにつきまして合併特例債、非常に有利な起債がございまして、そちらへ途中変更したことによる一般会計繰入金の減額及び起債額の増額になっております。　以上でございます。 ◆１８番（井上勝博　君）　今の説明でよくわからないんですけれども、合併特例債が有利というのは前からわかっていることです。合併特例債を使わないということでですね、有利だけれども借金を増やすということは、将来的にはそれを返済しなくちゃいけないから大変なんだということだったわけですが、この合併特例債は前から有利だということはわかっていたわけで、今になって組み替えてくるということについてよくわからないんですが、御説明をお願いします。 ◎建設部長（石澤一美　君）　ただいまの御質問にお答えいたします。　合併特例債がこの区画整理事業で使えるかどうかということにつきまして、１７年度県の担当課と協議をして参りました。その結果、天辰あるいは駅周辺、入来も含めまして使えるということがわかりましてですね、この起債を活用して事業実施すると。それに伴いまして一般会計からの繰入金、一般会計につきましては、他の事業にも有効に使えるわけでございますので、そういうことで使っていこうという判断のもとでやったことでございます。　以上で終わります。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑は尽きたと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第１９号平成１７年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎入来区画整理推進室長（徳重勝美　君）　それでは、予算に関する説明書の１２６ページをお開きください。　議案第１９号平成１７年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、繰入金を減額し、歳出については、事業費及び公債費を減額するほか、繰越明許費の設定をする必要があるためであります。　これが本案提出の理由でございます。　次のページ、１２７ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ５９万２，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ３億７０４万９，０００円とし、同条第２項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとともに、第２条において、地方自治法第２１３条第１項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第２表　繰越明許費」によるものでございます。　次に、１３０ページをお開きください。　繰越明許費でございますが、これは家屋等の移転交渉に時間を要したことにより、補償及び工事の年度内完成が見込めないため事業費を繰り越すものであります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。 ◆４１番（岩下早人　君）　ただいま説明をいただきましたけれども、区画整理事業において繰越明許費も３，４９９万円ということで、内容についてはよくわかりました。ただ、１７年度の事業の中で、コンサルタント調査をして事業費が２５億円もアップするという報告をいただいております。これは１７年度の事業でありましたので、それに関連して質問をしたいと思っていますが、当初の事業計画では６２億円という、約１０年間でこの事業を完成しようという計画でありました。合併していろんな予算等の問題等々ですね、かなり遅れるであろうという予測はしておりましたが、今回の調査におきまして事業費が総額８７億円ということで特別委員会にも資料が出ておりましたのでお尋ねするわけでありますが、総額の予算を計上して、当初の事業計画からすると１．５倍の事業費になると、こういうふうに見ていますが、今後、当初予算も昨年よりも約２，７００万円ぐらいアップした予算案が出ておるようであります。合併協議の中でこの事業を進めるということでのお互いに協議して、これまで鋭意財政の苦しい中でも予算がついて参りました。もともと事業の内容を変えるわけでもなく、再度調査してみようという考え方の中で出てきたのが２５億円もアップするということになりますと、当初の事業計画そのものにおかしな現象があったんではないかと、こういうふうに見ざるを得ない事象になってきたというふうに考えます。しかもそのコンサルタントはもう倒産していないという報告もあったりですね。問題は、この事業をやるかやらんかの問題じゃなくて、総額これぐらいなってきて、事業年月日を１０年を２０年にということでいくのかいかんのかということも今後の議論になってくるんだろうと思っておりますが、とりわけ市長はこのことについてどのように御理解をされているのか、それをまず御答弁をいただきたいと思います。 ◎市長（森卓朗　君）　入来温泉場地区の土地区画整理事業についてお尋ねであります。このことにつきましては、昨年の当初予算の議会のときにも御質問がありました。３億円予算措置をいたしましたところ、これでは１０年間の事業計画の中では済まないんではないかと、もう少し旧入来町時代の事業計画の中では６億円、８億円という年間の事業計画の中で事業展開して１０年間で終わるんだと、こういうことであったわけでありますね。しかしながら、予算的にはそういうことはちょっと無理だということを私はこの本会議で答弁をいたした記憶がございます。いろいろ御意見も出ましたので、１０年間でできないのかどうか、早速当時、入来町の区画整理事業の現場に私が参りまして、そしていろいろと担当職員の方から説明を聞いて、そして判断をいたしましたのが、これはもう一回調査をしてみなけりゃいけないと、そのように私が深く区画整理事業につきましての将来に向かっての事業推進について少し財政面からも不安に思いましたので、調査をやらせることにいたしました。入来町時代にお願いされたコンサルタントは、おっしゃったとおりもう会社がないということでございます。別の会社にお願いをして調査をいたしました。４０メートルぐらいの山を削って、そしてある程度の面積を確保し、そこに１０億円ぐらいかけて温泉の休憩施設等をつくっていくんだと、そういうような計画も入っていたわけでありますが、また７メートルぐらいかさ上げをしなければ土地が平たんになっていかないんだと、こういうような事業計画になっておりましたので、これは少し無理があるということから、もう一回調査を実施したわけであります。その結果が、今、皆様方に御報告を申し上げておりますとおりの当時の、旧入来町時代における事業計画に少し無理があったということが判明したわけであります。したがいまして、この事業については、既に十数％の事業が事業展開されておりますので途中でやめるわけにいきません。前に進んでおりますので、いろいろ考えた結果、少し事業の展開の方法も考え直しながら、これは少し年限がかかるけれども区画整理事業は進めていかなけりゃいけないという考え方に今立っておるわけであります。　どういうところにそのような、１．５倍になるような経費になったのかということにつきましては、当時のコンサルタント会社のいわゆる計算の仕方、評価の在り方、こういうところに少し問題があったのではなかろうかと、かように考えておるところであります。しかし、これにつきましては合併いたしまして引き継ぎを受けたわけでありますので、許される範囲内で最大限の効果が一日も早く出るように事業の展開はしていかなきゃならないと、このように考えておるところでございますので、御理解をいただきたいと思う次第であります。 ◆４１番（岩下早人　君）　このことについてはこれからの議論になるんだろうというふうに思っておりますが、それが１％、２％の事業費の増ということじゃなくて、全く何十億円も違ってくる。要するに１．５倍の事業費に膨れてしまった。ここで一つ考え方というのはこれからの一般質問や各委員会での議論を待たなきゃならんだろうと思っておりますが、もう少し原点に返って、この区画整理事業そのものが市民に与える影響、経済に与える影響というものを真剣に考えて、どういった事業を早急に進めていけばいいのかということも私は長期間にわたる事業としては考えていくべきではないのかなと、このように思うんです。山をとることが早急の仕事ではないんじゃないか、もう少しそこに住む人たちの暮らし向きの中で大事な事業というのは、もう少し方向を見直してもいいのではないか、そうしながら市民の皆さんが生きておる間にこの道路ができればいいがな、生きておる間にこういうものができればいいがなという人ばっかりでありますから、そういった面での方向性を見出しながらですね、この事業そのものをひとつ進めていった方がいいのではないかなと、このようにも思ったりしておりますが、これは多くの皆さんの御意見があるだろうし、効果的な事業を進めるということをもう一遍再検討するということが、今回ははっきり出てきたということを認識いただいているというふうに思っておりますが、この事業そのものはとめるわけにいきませんけれども、基本的には事業費がかかって、普通の企業であれば、いっとっ待てと、もう一遍とめてみて、どうすべきかということを普通は考える事業、場合によっては勇気ある撤退という事業もあるでしょうし、しかし、方向性を変えてもう少し地域の皆さんや住民の皆さんとひざを交えていただいてですね、住民の皆さんにありのままをしっかり説明なさることも重要だというふうに思うんですね。その中で、「今そいじゃれば、これから先に進めてくれんか」というような意見もあるだろうというふうに思うんです。ですからそういった民意を大事にしながらですね、事業計画については進めていただきたいなということで意見を申し上げておきたいと思います。　以上です。 ◎市長（森卓朗　君）　おっしゃるとおりです。事業につきましては、やはり市民の皆さん方の御意見、議会の皆さん方の御意見もお聞きしながらですね、この事業については展開をしていかなけりゃいけないと、このように思うわけであります。やはり当時の旧入来町時代における当局の議会に対する説明、そしていろんな事業計画につきましての書類の整備の在り方、その中で出て参りますのが、いわゆる移転補償にかかわる補償費の評価の在り方、それを議会の方に説明してきた、そういう説明責任があるわけでありますね。そのことが非常に今日別のコンサルタント会社が調査をしてみまして、事業費が膨らんでいく原因がわかったわけであります。恐らくこの事業は、市長が交代しておれば、「これはもうやらんよ」という市長が出てくるかもしれない。またそうだったかもしれない。しかし、私は合併のときの協議事項の中に区画整理事業は進めていくという一つの市民まちづくり計画の中に入っておりましたので、それは一応事業についてはできるだけ尊重していかなけりゃいけない。そういう観点から、いろんな財政面等を含めて計画をもう一回見直し、そしてできる範囲内でこの事業は展開していかざるを得ないと、こういうふうに考えているところであります。もちろんですね、山を切り取って、４０メートルあるんですよね。そういう高さのところの山を一部削って、そしてやっていかなきゃならない計画になっていますから、そういうところについてはどうするか。おっしゃるとおり当然事業のある程度の見直しはしなけりゃならないだろうと。そういう考え方でおりますが、これはまた皆さん方のいろんな御意見等もお伺いしながら、また、地元住民の皆さん方の御意見もありますでしょうし、ここは非常に厳しい、難しい局面を迎えるだろうと思いますが、ある程度の区画整理事業の結末は通っていかなけりゃいけないだろうと、現在の第１期の計画ですね。まだ第２期があるわけですから、そういうところまでどうするかは今後の課題としていかなけりゃいけないだろうと。昨年の当初予算議会において質問されました議員の御意見も、１０年、今の市長の予算の提案であれば３０年かかるではないかと言われたわけであります。それは６２億円のときの計算で言われておるわけでありますから、８５億円もなったらまだまだ、もう私どもが生きていない頃になるかもしれません。そういう大変な大きな事業になっておりますが、英知を結集して、そして今、区画整理を行っている地域の住民の皆さん方にできるだけ迷惑がかからないようにしながらこれはやっていかなけりゃいけないと、かように考えております。貴重な御意見をいただきまして、少しでも入来地区の土地区画整理事業、温泉場土地区画整理事業についての議員の皆さん方の御理解がいただけたらというふうに考えております。御意見は十分尊重しながら、これからしっかりとした事業計画等に基づいて事業の展開をして参りたいと、このように思っております。 ◆４１番（岩下早人　君）　市長の合併協議の重要性ということについては十分伝わっておりますが、ただ申し上げたいのは、地域住民の皆さんの大きな願いがあってこういう事業に取り組んできたわけでありますから、そういった面では、先ほども申し上げましたように、この現実をしっかりと皆さんにお伝えするシステムをつくりながら、皆さんの意見を聞きながらどういう方向性でこの事業を進めるのかということを問うていただいて、それを住民サイドの意見というのを優先して、無理なことは皆さんおっしゃらないと思うんですけども、ただやっぱり副田地区の温泉場というのは、昔から利用者も大変多うございまして、そういった面での意識というのもあるんだろうと思いますし、時々通ってみますと非常に狭い道路でありますし、河川も非常に昔ながら、風情がある部分もたまにあります。川底の下まで柱が立ってですね、２階、３階建てになっておったりしますけれども、そういったことも含めてその辺の協議をいただきたい。先ほどの答弁でよかったんですけども、あえて申し上げたかったのは、事業そのものをすべてということじゃなくて、できるだけ見直すためにも、また住民の皆さんの意向が通って、今住んでいらっしゃる皆さんの暮らし向きがよくなるように御検討いただきたいというふうに申し上げておきますので、よろしくお願いします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑は尽きたと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２０号平成１７年度薩摩川内市公共用地先行取得等事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎都市計画課長（島田陵一　君）　それでは、予算に関する説明書の１３９ページをお開きください。　議案第２０号平成１７年度薩摩川内市公共用地先行取得等事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　まず、提案理由でございます。　歳入については、繰入金を減額し、歳出については、公債費を減額する必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　次に、１４０ページをお開きください。　今回の補正予算は、第１条第１項において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ７９万１，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ４，２９１万９，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２１号平成１７年度薩摩川内市へき地診療所事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎市民健康課長（橋口誠　君）　予算に関する説明書の１４７ページをお開きください。　議案第２１号平成１７年度薩摩川内市へき地診療所事業特別会計補正予算について御説明をいたします。　提案理由ですが、歳入については、診療収入及び繰入金等を減額し、歳出については、施設管理費及び医業費を減額する必要がございます。　これが本案提出の理由であります。　次の１４８ページをお開きください。　今回の補正は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ５７４万９，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ１億９，５４３万５，０００円とするものであります。　同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものであります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２２号平成１７年度薩摩川内市休養施設事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎観光課長（五反田省一　君）　議案第２２号平成１７年度薩摩川内市休養施設事業特別会計補正予算につきまして御説明いたしますので、別冊となっております予算書つづりの１６４ページをお開きください。　提案理由でありますが、歳入については、事業収入を増額するとともに、使用料及び手数料及び繰入金を減額し、歳出については、総務管理費及び事業費を減額するものであります。　１６５ページをお開きください。　歳入歳出予算の補正でありますが、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ１５７万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ３，４５９万５，０００円とするものであります。　また、同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものであります。　以上で補正予算に係る説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２３号平成１７年度薩摩川内市宿泊施設運営事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎観光課長（五反田省一　君）　それでは、予算書つづりの１７７ページをお開きください。　議案第２３号平成１７年度薩摩川内市宿泊施設運営事業特別会計補正予算につきまして御説明いたします。　提案理由でありますが、歳入については、繰入金を増額するとともに、事業収入及び使用料及び手数料を減額し、歳出については、総務管理費を減額しようとするものであります。　１７８ページをお開きください。　歳入歳出予算の補正でありますが、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ１４４万７，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ４，７９１万６，０００円とするものであります。　また、同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものであります。　以上で補正予算に係る説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２４号平成１７年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎市民健康課長（橋口誠　君）　それでは、予算に関する説明書の１８９ページをお開きください。　議案第２４号平成１７年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算について説明いたします。　提案理由ですが、歳入については、諸収入を増額するとともに、診療収入、県支出金及び繰入金等を減額し、歳出については、総務管理費、医業費及び給食費等を減額するほか、繰越明許費の設定及び地方債の変更をする必要があります。　これが本案提出の理由であります。　次に１９０ページをお開きください。　今回の補正は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ３，０９０万７，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ７億９，６０５万５，０００円とするものであります。　同条第２項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるものであります。　次に、第２条におきまして、地方自治法第２１３条第１項の規定によりまして翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第２表　繰越明許費」によるとするものであります。　また、第３条において、地方債の変更は、「第３表　地方債補正」によるものとするものであります。　次に、１９４ページをお開きください。　第２表繰越明許費であります。後ほど平成１８年度当初予算を提案させていただくことになりますが、来年度、特定離島ふるさとおこし推進事業補助金を利用いたしまして、鹿島診療所の医師住宅建設事業を実施する予定にしております。来年度の特定離島ふるさとおこし推進事業補助金の交付決定を受け次第、直ちに同医師住宅の建設事業に着手し、確実な年度内完成を目指すため、特定離島の補助対象となり得ません。同住宅の実施設計委託業務につきまして、本年度中に発注したいと考えております。しかしながら、年度内の設計業務の完成が見込めないため、事業費を繰り越させていただくものであります。　次に、１９５ページをお開きください。　第３表地方債補正であります。診療所整備事業でありますが、入札結果によりまして事業費が確定減になったことに伴いまして、起債限度額を９８０万円に変更するものであります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２５号平成１７年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎国保介護課長（春田修一　君）　予算に関する説明書の２１７ページをお開きください。　議案第２５号平成１７年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、繰入金を増額するとともに、サービス収入を減額し、歳出については、総務管理費及び居宅サービス事業費等を減額する必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　あけていただきまして、２１８ページでございます。　今回の補正予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ８５６万４，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ１億５，０４２万８，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。　以上で説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２６号平成１７年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎国保介護課長（春田修一　君）　続きまして、予算に関する説明書の２３３ページをお開きください。　議案第２６号平成１７年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、国庫支出金、共同事業交付金及び繰入金等を増額するとともに、国民健康保険税、療養給付費交付金及び県支出金等を減額し、歳出については、療養諸費、葬祭諸費及び繰出金を増額するとともに、高額療養費、出産育児諸費及び保健事業費等を減額する必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　あけていただきまして、２３４ページでございます。　今回の補正予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ９，７３２万９，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ１００億８，８９０万円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。　以上で説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。 ◆１８番（井上勝博　君）　２３９ページの国民健康保険税のところが１億９，９４７万５，０００円の減額補正になっているわけですが、この国民健康保険税がこれだけ減額されている理由をですね、分析的にちょっと説明いただけますか。つまり所得の減によるものなのかとか、見込み違いによるものなのかとか、滞納によるものなのかとか、そういったのを少し御説明いただけますか。 ◎税務課長（鶴薗信雄　君）　ただいまの井上議員の質問でございますけども、国民健康保険税は、国民健康保険運営事業の財源に充てるということになっているわけですけれども、当初、国民健康保険税収入を一般、退職含めまして２６億２，５００万円見込んでおったわけですが、景気低迷によるところの納税状況の減によって、今回こういう減額補正をせざるを得なくなったということでございます。 ◆１８番（井上勝博　君）　今資料がなければ後でもいいんですけれども、要するに景気低迷と一くくりに言うのではなくてですね、それが滞納によるものなのか、それとも所得が下がったがためにこういうことが起こっているのか、そういうことを知りたいわけですね。 ◎税務課長（鶴薗信雄　君）　昨年の条例改正に伴いまして、当初は２６億円程度の税収があるだろうというふうに計算しておりましたけれども、その後の景気の低迷、あるいは納税状況等を見た場合に、どうしても所得状況が伸びてきておりませんので、今回減額をする必要があったということでございます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ほかにございませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑は尽きたと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２７号平成１７年度薩摩川内市老人保健医療事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎国保介護課長（春田修一　君）　続きまして、同じく予算に関する説明書の２６６ページをお開きください。　議案第２７号平成１７年度薩摩川内市老人保健医療事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、支払基金交付金、国庫支出金及び繰入金等を増額するとともに、諸収入を減額し、歳出については、医療諸費を増額するとともに、償還金及び還付加算金等を減額する必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　あけていただきまして、２６７ページでございます。　今回の補正予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ５億６，８４６万６，０００円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ１４２億８，３０９万１，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。　以上で説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　次は、議案第２８号平成１７年度薩摩川内市介護保険事業特別会計補正予算について、当局の提案理由の説明を求めます。 ◎国保介護課長（春田修一　君）　続きまして、同じく予算に関する説明書の２８０ページをお開きください。　議案第２８号平成１７年度薩摩川内市介護保険事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、歳入については、国庫支出金、支払基金交付金及び繰入金等を減額し、歳出については、償還金及び還付加算金を増額するとともに、介護サービス等諸費及び支援サービス等諸費等を減額する必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　あけていただきまして、２８１ページでございます。　今回の補正予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ６億９，１８５万２，０００円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ８０億８，４３２万４，０００円とし、同条第２項において、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第１表　歳入歳出予算補正」によるとするものでございます。　以上で説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ただいま当局の提案理由の説明がありましたが、ここでお諮りいたします。　本案は、会議規則第３７条第２項の規定により、委員会付託を省略し本会議審議にしたいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。　これより質疑に入ります。　御質疑願います。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　質疑はないと認めます。　討論はありませんか。　　　［「なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　討論はないと認めます。　採決いたします。　本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　よって、本案は原案のとおり可決されました。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－日程第３８、議案第２９号－日程第１１４、議案第１０５号 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、日程第３８、議案第２９号から日程第１１４、議案第１０５号までの議案７７件を、会議規則第３５条の規定に基づき一括議題といたします。　ここで、施政方針及び総括説明並びに各議案について、順次当局の提案理由の説明を求めます。　まず、市長から発言を求められておりますので、これを許します。　　　［市長森　卓朗君登壇］ ◎市長（森卓朗　君）　１、はじめに　平成１８年第２回市議会定例会に当たり、昨今の市政の状況並びに施策に関する所信の一端を申し上げますとともに、提案いたしました平成１８年度当初予算案等の概要を御説明し、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。　さて、先月開催された総合計画基本計画調査特別委員会におきまして、第１次薩摩川内市総合計画基本計画案について熱心に御討議いただき、誠にありがとうございました。また、総合計画審議会におかれても、基本構想も含めますと、１年以上の長きにわたり多大なる御協力を賜りましたことに対し、心より御礼を申し上げる次第であります。現在、本年度内の基本計画決定に向けて最終の詰めを行っているところですが、昨年６月の市議会定例会で御承認いただいた基本構想と併せ、本市の中長期的なまちづくりの基本指針がこれでようやく整うこととなります。今後、第１次薩摩川内市総合計画に沿って市民の皆様と手を携えながら、「市民が創り　市民が育む　交流躍動都市」の実現を目指し全力を尽くして参りたいと存じます。　ところで、合併後実質的な１年目となった平成１７年は、新市立上げの年にふさわしく、記念すべき様々な出来事がありました。１月、本市のシンボルとなる市章及び市民憲章を制定し、２月には、本市の誕生記念式典を盛大に挙行、３月には、市政改革大綱及び改革アクションプランを策定、以来、市政の抜本的改革に積極果敢に取り組んで参りました。また、女性５０人委員会や市政モニター制度を４月に創設し、その一方で、市内１１箇所においてふれあい市民会議を開催するとともに、秋までにすべての地区コミュニティ協議会から地区振興計画書を提出いただくなど、市民の皆様の声を広く市政に反映させるための取組がスタートしたところであります。藺牟田瀬戸架橋に関しましては、７月以降、国土交通省をはじめとする関係機関に対し、早期建設に関する要望を随時行って参りましたが、昨年１年間で、その実現に向けて大きな一歩を踏み出すことができたものと認識しております。更に、１０月、市民総参加の第１回市民運動会を開催いたしましたし、１１月には、本市の藺牟田池がラムサール条約に基づく重要な湿地として登録され、本市の豊かな自然を内外に強く印象づけることができました。また、１０月から１１月にかけては、本市で初めて全日本男子バレーボールチームによる強化合宿が実施されるなど、重要な事業の数々は枚挙にいとまがありませんが、いずれも議員各位並びに市民の皆様の日頃の温かい御支援・御協力の賜物であり、この場をおかりして改めて感謝する次第であります。　さて、昨今の諸情勢でありますが、昨年１２月末に政府が発表した平成１７年国勢調査の速報値では、昨年１０月１日現在の我が国の総人口が１億２，７７６万人となり、平成１６年１２月の１億２，７８３万人をピークに、人口減少局面に入ったことが判明いたしました。都道府県別の人口増減率を見ると、平成１２年の前回調査から増加となっているのは、一部の大都市圏のみであり、鹿児島県も含め、全体の約７割に上る３２道県において人口が減少しており、我が国の人口減少社会への突入は予想より１年早く現れています。本市に関しましては、５年前に比べ２．９％減の１０万２，３７０人となり、現実にこれほど急激な人口減少が生じるとは想定しておらず、大都市圏と地方との間の人口格差が更に拡大し、少子化が急速に進んでいる実態が浮き彫りとなりました。人口集中の不均衡を是正する抜本的対策はもちろんのこと、従来の枠組にとらわれない、総合的かつ実効ある少子化対策は一刻の猶予も許されません。政府の中には、「特効薬はない」との見解もあるようですが、将来にわたって我が国経済社会の活力を保持していくため、国の責任において、地方切捨て、大都市中心の優遇政策でなく、地方の元気が出る格差是正のための確実な対策を早急に打ち出されるよう、強く求めたいと存じます。本市においても、先月、かねて関係各方面から御要望をいただいていた「ファミリー・サポート・センター薩摩川内」を市役所本庁舎内に開設したところでありますが、同センターは、子育ての援助を受けたい人と援助したい人とが、お互いに会員になって、ボランティアで助け合いを行う会員組織であります。保育所や託児所ではありませんが、地域における子育て支援の一助になればとの思いから設置したものであり、来月には、実質的にその機能を発揮してくれるものと考えております。　ところで、先月２０日、第１６４回通常国会が召集され、同日開催された衆・参両院の本会議において行われた施政方針演説の中で、小泉内閣総理大臣は、「改革の手を緩めてはならない」と述べ、引き続き改革続行に全力を挙げる決意を表明しました。演説にもあったとおり、これまで小泉内閣が断行してきた構造改革は、「官から民へ」の流れを生み出し、民間主導による景気の立て直しを進めるなど、一定の成果を挙げつつあるものと評価しているところであります。しかしながら、昨今、こうした小泉改革の「負の側面」も指摘され始めており、また、社会保障制度の抜本的見直し、中国・韓国等アジア諸国との外交修復、先に申し述べた少子化対策の実施など、内外に重要課題が山積している状況の中で、演説では何ら具体的解決策が示されておりません。今国会において、これらに関し徹底した議論を交わし、残された任期内に課題解決への道筋を明らかにされるよう期待する次第であります。　さて、今月２２日に政府が発表した２月の月例経済報告においては、景気の基調判断が「緩やかに回復している」から「回復している」に上方修正され、また、今月１７日に発表された昨年１０月から１２月期の国内総生産の速報値でも、実質で前期比１．４％増、年率換算で５．５％増と高い伸び率になりました。内外需双方の好調によるバランスのとれた景気回復との指摘もありますが、実際には、景況感の面でも、大都市と地方との間には大きな隔たりがあると考えます。地域的な均衡も保たれた経済成長を切望するものであります。　なお、公務員の給与については、昨年、人事院から約５０年ぶりとなる給与構造の抜本的な改革が勧告されたところであります。この勧告は、年功的な給与上昇の抑制、職務・職責に応じた俸給制度への転換、勤務実績の給与への反映等を主な内容としておりますが、本市においても、国に準じ今議会に職員の給与に関する条例等の改正案を提出しております。議員各位におかれましても、何とぞ御理解いただき、御賛同を賜りたいと存じます。　次に、本市をめぐる最近の動きでありますが、懸案の高校再編問題につきましては、先般の市議会臨時会終了後の議員全員協議会において御報告いたしましたとおり、先月２８日、県教育長に対し、薩摩川内市高校再編整備対策協議会の意見を提出したところであります。県に対しては、同協議会が取りまとめた意見を最大限に尊重して欲しいと強く要望して参りましたが、その後２回にわたり、県教育長が来訪され、今月１６日までに県の方針決定ができなかったことの報告と併せ、近く県の教育委員会が開催され、その場で県の方針が決定される旨の話を承ったところであります。いずれにいたしましても、二者択一どちらかに決定されるわけでありますが、高校存続が認められなかった地域への配慮をはじめ、県にしっかりと要望すべき事項について、関係者の御意見を伺うため、新たな協議会を早い時期に立ち上げる所存であります。この協議会において出される意見を踏まえ、４月以降の県の設立準備室における検討に、市の要望が十分に反映されるよう対応して参りたいと存じます。　また、先月２４日には、市内の３中学校区の小・中学校において、「６・３制」から「４・３・２制」への義務教育段階の見直しを進める「薩摩川内市小中一貫教育特区」の申請書を内閣府に提出したところであります。これは、小・中学校教師の交流の実施を通じて、小・中学校の円滑な接続を図ることを主なねらいとしておりますが、加えて、各中学校区ごとに特色ある教科を設けること等により、それぞれの創意工夫を活かして、「薩摩川内らしい教育づくり」を進めていこうとするものであります。国の認定が得られれば、早速、来年度から３年間実施する予定でありますが、良い成果が得られたときは、対象を全市に拡げたいと考えております。また、いわゆる特認校制度については、来年度から旧市町を越えた通学もできることとし、これらを通じて、児童生徒の多様なニーズに対応しながら、豊かで魅力あふれる教育を展開して参りたいと考えております。　ところで、今月６日、「川内原子力発電所３号機増設計画に係る環境影響評価方法書」に関する環境保全の見地からの意見が、県知事より経済産業大臣に対して提出されました。提出された県知事意見は、周辺地域の自然環境などの地域特性に十分に配慮されたものとなっており、また、昨年１２月に本市が県知事に提出した意見のすべてが勘案されています。経済産業大臣から九州電力への勧告には、この県知事意見の写しが添付されますが、九州電力に対しては、県知事意見や経済産業大臣勧告を踏まえ、積極的に情報公開を行いながら、綿密かつ誠実に調査を進めていくよう求めます。　他方、先月、川内原子力発電所１号機の蒸気発生器伝熱管１３本について、新たに損傷が発見されました。また、関西電力美浜原子力発電所３号機の主復水配管修繕工事に関して、三菱重工業が不適切な取扱いを行ったことから、原子力安全・保安院が、工場の品質記録では追跡調査の確認が十分でない配管について再調査の指示をしたところ、今月２１日の報告書においては、川内原子力発電所２号機の一部配管についても、同様の不適切な管理があった可能性があるため、再点検を行うとのことであります。それぞれ市民に無用な不安感を与える遺憾な結果となったことから、市民への適切な広報はもちろんのこと、徹底した調査と確実な安全確保対策や再発防止対策の実施に万全を期すよう、関係者に強く要請したところであります。　さて、今月５日、南九州西回り自動車道の川内・隈之城道路の事業着手式を本市で挙行いたしました。これは川内・隈之城道路が昨年１２月に都市計画決定されたことに伴うものであり、南九州西回り自動車道に関しましては、既に、平成１８年度中の供用開始に向け、薩摩川内都・串木野間の整備が着々と進められております。なお、この区間に引き続き川内・隈之城道路が開通することにより、県北西部における物流機能は格段に向上するものと確信いたします。南九州西部地域の飛躍的発展に寄与する南九州西回り自動車道の早期完成に向けて、関係機関への働きかけを更に強めて参りたいと存じます。　また、先に申し述べた藺牟田瀬戸架橋については、昨年１２月下旬の平成１８年度政府予算案の決定に当たり、離島振興関係公共事業予算の枠は確保されたやに聞いておりますが、県から国に対して要求が出されていた藺牟田瀬戸架橋関連の調査費については、現在のところ、具体的な箇所付けが発表されていない時点におきまして、この全国枠の中に含まれているかどうかは不明であります。今後、関係機関の間で行われる箇所付け調整を注視して参りたいと存じます。皆様御案内のとおり、昨今、国の道路関係予算をめぐる情勢が厳しさを増す中で、このたびの平成１８年度予算における関係調査費確保の成否が、将来、藺牟田瀬戸架橋が実現するかどうかの大きな分かれ目となると言っても過言ではありません。このため、今月１６日には、国土交通省をはじめとする関係機関、関係者に対し、再度の要望を実施したところですが、今後の箇所付け決定に向け、あともう一押しして参りたいと存じますので、皆様の力強い御支援を賜りますようお願い申し上げます。　ところで、本市においては、昨年来、住民対話型のテレビ対話システム及び申請書自動作成システムの構築、証明書自動交付機の設置を柱とするＩＣカード標準システム実証実験事業を実施して参りましたが、今月１３日、ＩＣカード標準システムの稼働式を行いました。これらシステム等の整備により、住民基本台帳カードの多目的利用が可能となり、窓口業務が効率化するなど、市民の皆様にとっても利便性が大きく向上するものと確信しておりますが、その前提として、これらシステム等の稼働率を高めるためには、住民基本台帳カードの幅広い普及が欠かせないと考えております。市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第であります。　一方、昨年に引き続き、今月１３日から２５日にかけてプロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の２軍キャンプが、本市において行われました。昨年秋に１・２軍とも日本一となった球団であり、特に、来月開催される「ワールド・ベースボール・クラシック」に出場する１軍の主力選手も一部練習に参加したことから、多くの観客で賑わったところであります。今後ともプロスポーツ等の合宿招致に努め、観光客の増大及びスポーツを活かした地域振興を図る所存であります。　なお、本年９月１５日から１７日までの３日間にわたり、県民体育大会川薩大会が本市を中心に開催されますが、第６０回という記念すべき節目の年の開催地として、県内から選手団など約８，０００人の来訪が予定されることから、現在、受入体制等万全を期すため、県及び市体育協会等と連携を密にしながら準備を進めているところであります。　更に、先般、水産庁では、全国各地に残る歴史的・文化的価値の高い「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」を発表しましたが、その中に鹿島離島住民生活センターが選ばれております。この件につきましては、本来の設置目的のための条例は廃止の方向で今議会に提案いたしておりますが、今後は文化財として保存管理に努め、観光ＰＲにも役立てて参りたいと存じます。　２、予算の大綱　昨年６月に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針２００５」に基づく国庫補助負担金の改革や、これに伴う税源移譲等の具体化により、平成１８年度の地方財政計画は、前年度比で０．７％減の８３兆１，８００億円となりました。この中で国は、地方の一般財源について、前年度とほぼ同額の約５５兆６，３００億円を確保することとしています。　また、地方債計画については、普通会計分が前年度比１１．８％減、減税補てん債は１９．０％減、臨時財政対策債は９．８％減となり、地方債総額では１０．２％減の１３兆９，４６６億円となっています。特に、合併特例事業債は前年度比１３．６％減、過疎債・辺地債はそれぞれ１．７％、３．２％の減となったところであります。　他方、県の平成１８年度当初予算は、県税収入の増加は見られたものの、地方交付税の伸びが期待できないことなどから、５年連続で緊縮型の予算となっており、一般会計の総額で前年度比１．７％減の８，０６８億２，７００万円となっております。　さて、本市の平成１８年度当初予算につきましては、市税の伸びが期待できず、また、地方交付税、臨時財政対策債等がそれぞれ減少する見込みであることから、非常に深刻な状況となっておりますが、地域協働、少子化対策・子育て支援、高齢者の健康増進、安全・安心まちづくり、農林水産業と観光・商業の連携、本市を支える人材育成の６項目を重要施策分野に掲げ、ソフト事業の積極的な展開を図りながら、重点的かつ効率的な経費配分に心がけたところであります。特に、新たに各部局における自立経営型の予算編成手法を導入し、経常的事務事業等を中心に見直しを行いながら、予算編成作業に取り組んで参りました。　一方、歳入面では、三位一体改革に伴う国庫補助負担金の削減や一般財源化、交付金化による影響を正確に把握することが難しく、その調整に苦慮したところでありますが、市税、地方交付税、繰越金をはじめ、合併市町村補助金、市町村合併特例交付金、特定離島ふるさとおこし事業補助金などについては、可能な限りの額を財源として見込んだところであります。起債や基金繰入金については、中長期的に健全な財政運営を確保する観点から、できる限りの抑制を図ることとし、平成１７年度当初予算との比較で、それぞれ約２億円の減額といたしましたが、結果として、前年度に引き続き多額の基金取崩しにより財源を確保する事態となったことから、平成１７年度決算及び平成１８年度の普通交付税等の確定を待って、後年度の財政運営を考慮した対策を講じる考えであります。　このように非常に厳しい予算編成作業の結果、平成１８年度の一般会計当初予算の規模は４５１億６，０００万円、特別会計の予算規模は、簡易水道事業など１６の特別会計の合計で３８８億５，７０２万円となりました。また、公営企業のうち、水道事業では、収益的収入で１３億５，８４８万９，０００円、収益的支出で１３億３，８０１万９，０００円、資本的収入で２億２，１１４万７，０００円、資本的支出で８億８，７９２万５，０００円となり、工業用水道事業では、収益的収入で３，５１１万８，０００円、収益的支出で３，２１３万７，０００円、資本的収入は計上せず、資本的支出で４４７万円となりました。更に、自動車運送事業では、収益的収入及び収益的支出が同額で１億２，３８５万３，０００円、資本的収入で２０万円、資本的支出で１２４万５，０００円となったところであります。　なお、平成１８年度に関しては、原則として６月及び９月時点における予算の補正は行わないこととし、このたびの当初予算を年間予算として編成いたしましたが、国県補助金の内示に係るものや市民生活に直結する災害その他不測の事態に対しては、臨機応変の措置ができるよう、万全を期して参る考えであります。　なお、このたびの三位一体改革の一環として行われた地方交付税の削減は、合併時点での予測をはるかに超える規模で進められております。このため、他の自治体に先駆けて合併を行い、行政改革を推進している本市においても、更なる厳しい予算編成が避けられない状況となっていますので、引き続き、市政改革大綱及び改革アクションプランに基づく各般の取組を着実に展開し、将来にわたって健全で安定的な財政運営を確保すべく、全身全霊をもって当たる所存でありますので、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。　３、施策の概要　平成１８年度におきましては、先に申し述べましたとおり、第１次薩摩川内市総合計画に沿って、「市民が創り　市民が育む　交流躍動都市」の実現に向け、所要の施策を展開することとしております。　以下、同計画に定められている８つの基本方針ごとに、主要な新規施策等について御説明いたします。　第１に、「コミュニティを活かし地域力を育むまちづくり」であります。　地区コミュニティ協議会が主体となって行う特色ある地域づくり活動を支援するためのコミュニティ活性化補助金を創設するほか、４８の地区コミュニティ協議会相互の交流を促進するための地区間交流事業、市民の持つ知恵や技術を各地区で活かすためのコミュニティマイスター（地域づくり職人）試行事業等を実施します。また、各地区のコミュニティセンター等の施設の充実を図ります。　第２に、「健康で共に支え合うまちづくり」であります。　すべての市民が健やかで心豊かに生活できるよう、「健康さつませんだい２１」を策定するほか、甑島における医療体制の在り方について方針を取りまとめるとともに、甑島の各診療所の設備の充実を図ります。また、介護保険法の改正に伴い、予防重視型のシステムを構築し、効果的に介護予防サービスを提供するため、その中心的役割を担う「地域包括支援センター」を４月から開設します。なお、今議会においては、介護保険料を見直すための介護保険条例改正案を会期中に追加提案させていただく予定でありますので、御了承願います。　更に、少子化対策・子育て支援の一環として、新たに不妊治療を受けた夫婦の経済的負担を軽減するためのコウノトリ支援事業を実施するほか、３歳未満の未就園児等を持つ母親に交流の場を提供する育児リフレッシュ事業を推進します。また、乳幼児健診、母子保健指導や思春期ふれあい体験事業を行うなど、母子の健康管理対策の充実を図ります。更に、高齢者の元気づくりのため、転倒骨折予防教室を開催するほか、障害者が安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指し、障害福祉計画を策定します。　第３に、「地域の特色を活かした教育・文化のまちづくり」であります。　小学校への外部からの侵入に対して児童の安全を確保するため、未設置校の教室において非常用の警報設備を設置するほか、中学生の英語力向上を図るため、英語力向上プラン事業を新たに実施します。また、子どもたちに夢と希望と感動を与えるため、小中学生を対象に、「薩摩川内元気塾」を実施するとともに、平成１７年度に引き続き、小中学校施設の整備・改修等を順次進めるなど、教育環境の充実を図ります。更に、生涯学習に係る施策の体系的な展開を図るための生涯学習推進計画を策定するほか、青少年フレッシュ体験事業、青少年海外派遣事業等を通じて、幅広い視野を持つ人材の育成を図るとともに、甑島と本土の小中学生の交流を促進します。　また、２１世紀・歴史のまちづくり事業として、新たに「薩摩型和船」の船大工技術の継承を含む造船事業や、本市の歴史・文化の再発見を図るため、「薩摩街道」をふるさと軸とした薩摩川内ふるさと軸交流事業を実施します。　第４に、「誰もが安心して快適に暮らせるまちづくり」であります。　常日頃からの備えに万全を期し、災害に強い体制を確立するため、災害時の雨量等の情報を適切に把握し、情報の一元化を図る気象観測設備を整備します。また、新たに、聴覚等に障害を有する方々からの電子メールを通じた１１９番通報を可能にするシステムを構築するほか、主要な公共施設に自動体外式除細動器（ＡＥＤ）を配備するなど、順次消防・救急設備等の整備・充実を図ります。更に、昨年制定した安全・安心まちづくり条例に則り、地区コミュニティ協議会等との連携の下に、安全・安心まちづくり事業の推進を図るとともに、新入学児童に対し防犯ブザーを配布する新入学児童防犯対策事業を新たに実施します。このほか、万一の武力攻撃事態にも的確に対応できるよう、広く市民の皆様の御意見を伺いながら、本市の国民保護計画を策定して参ります。　また、市民一人一人が本市の美しく豊かな自然の恩恵を将来にわたって享受できるよう、環境基本計画を策定するほか、昨年、ラムサール条約に基づく重要な湿地として登録された藺牟田池の環境の保全を図るため、藺牟田池環境保全対策事業を推進します。特に、今議会では、藺牟田池においてブラックバス等外来魚の再放流を禁止するための藺牟田池自然公園施設条例改正案を提案いたしておりますので、議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げます。このほか、樋脇地域における粗大ごみ中継施設の整備や、汚泥再生処理センターの整備及び下甑クリーンセンターの改修に向けた対策等を検討して参ります。　更に、下水道・生活排水処理対策として、引き続き川内処理地区公共下水道事業、里地区農業集落排水事業、上甑地区浄化槽市町村推進事業を実施するほか、小型合併処理浄化槽の設置を促進するための支援措置を講じることとしております。　第５に、「地域力を発揮し産業活力を創出するまちづくり」であります。　本市における地産地消の確立を図り、「薩摩川内経済圏」の創出に資するため、地産地消推進計画を策定するとともに、本市独自の特産品認証制度又は推奨制度の導入を含む特産品の開発を推進します。また、畜産基盤再編総合整備事業をはじめとする農業生産基盤の整備を進めるほか、都市と農村との交流を促進するためのグリーン・ツーリズム推進活動事業を実施します。更に、各地の林道や漁港など、林業・水産業の生産基盤の整備を引き続き進めるとともに、昨年１０月に初めて開催され、大盛況を収めた「薩摩川内・こしきお魚まつり」に対する補助や、甑島周辺海域の藻場の再生に向けた調査等を行います。　また、本市の中心市街地の活性化を図るため、検討委員会を設置するほか、引き続きタウンマネージメント協議会に対する支援の充実に努めます。更に、関係者の御意見を伺いながら、本市の観光振興基本構想の策定に向けて取り組むとともに、ボランティアによる観光ガイドの育成を図ります。また、藺牟田池の観光振興のため、５月のゴールデンウィークを中心に５月の土日の一定期間、川内駅から無料バスを運行するほか、引き続き甑島での滞在・体験型観光などブルー・ツーリズムの確立に取り組みます。　第６に、「都市力を創出するまちづくり」であります。　民間住宅を市が借り上げ、一般住宅として運用することにより、コストの軽減と過疎地域への定住を図る借上型一般住宅建設事業を新たに実施するとともに、平成１７年度に創設した定住促進補助金の交付を引き続き行います。　また、新たに久見崎公園の整備に向けて測量設計を行うほか、丸山自然公園の水源施設の整備や、総合運動公園、三堂公園など地域の中核となる公園の整備を図ります。　更に、隈之城高城線、横馬場田崎線、中郷五代線など都市計画道路の整備に向けて、所要の事務を進めるとともに、事業継続中の路線を中心に、生活道路の整備を行って参ります。　このほか、甑島における生活利便性の向上のみならず、川内港の利活用の促進や薩摩川内経済圏の創出にも大きく寄与する甑島・川内港間航路の利用方策の検討調査を新たに行うとともに、７０歳以上の高齢者を対象とした公共交通利用促進事業の実施、南九州西回り自動車道「川内道路」の開通イベントや藺牟田瀬戸架橋の建設促進のための総決起大会開催等に取り組んで参ります。　また、市街地等の整備を図るため、引き続き天辰第一地区、川内駅周辺地区及び入来温泉場地区の３地区の土地区画整理事業を進めるとともに、本市の体系的な都市計画の基本方針となる都市計画マスタープランの策定等を行います。　更に、昨年１０月から本年１月にかけて行われた「離島のブロードバンド化促進に関する調査研究」の結果を踏まえ、本土・甑島間の通信回線整備方法等について検討するとともに、携帯電話の不感地域解消のための移動通信用鉄塔整備事業を引き続き実施します。　第７に、「みんなで進める市民参画のまちづくり」であります。　市政経営の基本理念を定め、市民と行政との役割分担や市政への参画の在り方等を明らかにする自治基本条例の制定に関して調査研究を行うほか、本市の魅力について内外に情報発信を行うためのＰＲ映像等を作成するマイタウン広報事業を新たに実施します。また、平成１７年度に引き続き、ふれあい市民会議の開催や市政モニター制度、女性５０人委員会の活用等を通じて、市民の皆様の声を広く市政に反映して参ります。　最後に、「持続可能な行財政運営の推進と政策形成能力の向上によるまちづくり」であります。　市民サービスの向上を基本としながら、予算の大綱でも述べましたとおり、将来にわたる持続可能な行財政基盤確立のため、引き続き業務の外部委託や職員定数の適正化をはじめ、組織・体制の見直しなど、あらゆる市政改革に取り組んで参ります。また、新たな人事評価制度を構築するためのシステムの整備、職員の資質向上や政策形成能力育成のため、総務省、経済産業省、国土交通省、鹿児島県への派遣研修を行うほか、鹿児島県との共同による電子入札システムの導入、固定資産の実態を正確に把握し、課税の適正・公平を確保するための家屋全棟調査等を実施します。　なお、昨年秋までに各地区の地区コミュニティ協議会において取りまとめいただきました地区振興計画書につきましては、全体で３，１４０件もの事業が掲載されております。これらを踏まえ、第１次薩摩川内市総合計画基本計画では、２９箇所に登載したほか、平成１８年度当初予算等の施策には、５２４件の事業を参考にさせていただきました。ここに御報告いたしますとともに、この場をおかりして市民の皆様に厚く御礼申し上げます。地区振興計画書に基づく取組に関しましては、今後とも市としてできる限りの支援を行って参りたいと考えておりますので、皆様の御理解をお願いしたいと存じます。　４、むすび　平成１６年１０月、県内でもトップを切る合併により本市が誕生してから、早いもので間もなく１年５カ月を迎えようとしております。美しい自然、豊かな伝統文化など、先人の遺されたかけがえのない多彩な財産を活かしながら、本市が県内の「地域中核市」の一角として、また、南九州の拠点都市として、多様な役割を果たしていくためには、市民一人一人が力を合わせて、これら既存の魅力に更に磨きをかけながら、本市全体としての新たな歴史と価値を構築していくことが不可欠であると考えます。これにより、第１次薩摩川内市総合計画のまちづくりの基本理念「“地域力”が奏でる“都市力”の創出」が可能となり、また、市民の皆様が生き生きと誇りを持って暮らせるまちの実現に向けて、大きく羽ばたくことができるものと存じます。こうした観点に立ち、今後とも市内の各地域の連携の強化、市民の一体感の醸成を最優先に掲げ、各般の施策を積極果敢に、かつ、戦略的に展開して参る決意でありますので、議員各位並びに市民の皆様の一層の御指導・御鞭撻をお願いいたします。　今議会におきましては、平成１８年度当初予算案のほか、国民保護協議会条例案をはじめ、各議案の御審議をお願いしております。提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部局・課長等から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。　最後になりましたが、これから新年度を迎えるに当たり、薩摩川内市の更なる飛躍と、議員各位並びに市民の皆様の益々の御健勝を心より祈念申し上げ、市政の状況並びに施策に関する所信の一端を述べ施政方針といたします。　長時間御静聴ありがとうございました。 ○議長（今別府哲矢　君）　ここで休憩いたします。　再開は、おおむね１５時３０分といたします。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～　　　　　　　　　　　　午後３時９分休憩　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～　　　　　　　　　　　　午後３時２８分開議　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～ ○議長（今別府哲矢　君）　休憩前に引き続き会議を再開いたします。　これより、各議案について順次提案理由の説明を求めます。　まず、議案第２９号から議案第４０号までについて。 ◎総務部長（永田一廣　君）　議案つづりその２を御準備いただきまして、２９－１ページをお開き願います。２９－１ページになります。　議案第２９号薩摩川内市の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。　本市における議会議員の報酬の額並びに市長、助役及び収入役の給料の額について調査・審議するため、特別職報酬等審議会を設置しようとするものであります。　これが本案提出の理由でございます。　次に、３０－１ページをお願いいたします。２枚めくっていただきまして３０－１です。　議案第３０号薩摩川内市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、医療職給料表（一）を適用します職員の定年につきまして、国の職員につき定められている定年を基準として定めようとするものであります。　次に、３１－１ページをお願いいたします。　議案第３１号薩摩川内市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、職責の重度、監査の対象の拡大等を勘案し、識見を有する者のうちから選任された監査委員の報酬の額を引き上げるとともに、新たに代表監査委員の報酬の額を定めようとするものでございます。　次に、３２－１ページをお願いいたします。　議案第３２号薩摩川内市特別職の職員の給与に関する条例及び薩摩川内市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、本市の厳しい財政状況等を踏まえ、市長、助役、収入役及び教育長の給料月額を減額する措置を１年間延長しようとするものでございます。　次に、３３－１ページをお願いいたします。　議案第３３号薩摩川内市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律の公布に伴い、本市におきましても、これに準じて職員の給料表の見直し、地域手当の新設、勤勉手当の支給割合の改定その他所要の規定の整備を図ろうとするものであります。　次に、３４－１ページ、二十二、三枚ほど資料の方をめくっていただきます。３４－１ページになります。　議案第３４号薩摩川内市職員の特殊勤務手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、勤務の特殊性に応じ職員に支給している特殊勤務手当につきまして、業務の実態、国・県の状況等を総合的に勘案し、支給対象の見直しを図ろうとするものであります。　次に、３５－１ページをお願いいたします。　議案第３５号薩摩川内市国民保護協議会条例の制定につきましては、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第３９条第１項の規定に基づき設置する薩摩川内市国民保護協議会につきまして、同法第４０条第８項の規定により、同協議会の組織及び運営に関し必要な事項を条例で定めようとするものであります。　次に、３６－１をお願いいたします。　議案第３６号薩摩川内市下甑地域緊急避難施設条例の一部を改正する条例の制定につきましては、本市が設置している薩摩川内市下甑地域緊急避難施設につきまして、薩摩川内市長浜地区緊急避難施設を新たに加えることに伴い、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。　３７－１をお願いいたします。　議案第３７号薩摩川内市「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、前年度決算状況の公表を決算の認定に関する議会の議決後とするため、財政事情の公表の期日について変更しようとするものであります。　３８－１をお願いいたします。　議案第３８号薩摩川内市特別会計条例の一部を改正する条例の制定につきましては、薩摩川内市特別会計につきまして、へき地診療所事業会計は国民健康保険直営診療施設勘定会計へ統合することにより、休養施設事業会計及び宿泊施設運営事業会計は両会計の所管する施設を指定管理者に管理させ、利用料金制度を導入することにより、それぞれ廃止しようとするものであります。　３９－１をお願いいたします。　議案第３９号薩摩川内市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして、危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令（平成１８年政令第６号）の公布により地方公共団体の手数料の標準に関する政令（平成１２年政令第１６号）の一部が改正され、船舶の燃料タンクに直接給油するための給油設備を備えた移動タンク貯蔵所の設置許可申請に対する審査手数料の金額が定められたこと及び祁答院バス無料乗車証明書交付事務の廃止に伴い、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。　最後に、４０－１ページをお願いいたします。　議案第４０号薩摩川内市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について、地域振興基金及びふるさと活性化基金については設置目的を見直し、コミュニティ基金として整理統合することにより、医療保険基金、農業振興基金及び環境保全基金については設置目的の見直し等により、観光事業運営基金及び簡易水道事業基金についてはその全額の費消により、それぞれ廃止するとともに、旧下甑村の一般廃棄物処理施設の整備に要する経費に充てるため設置している一般廃棄物処理施設整備基金については、市全域の一般廃棄物処理施設を対象にしようとするものであります。　以上、議案第２９号から第４０号までの議案１２件につきまして提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第４１号から議案第４６号までについて。 ◎教育部長（川畑國敏　君）　同じく議案つづりその２の４１－１ページをお開き願います。　議案第４１号薩摩川内市川内歴史資料館条例及び薩摩川内市川内まごころ文学館条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、薩摩川内市川内歴史資料館及び薩摩川内市川内まごころ文学館について、利用者の利便向上及び利用促進を図るため、年間入館券を新設しようとするものであります。　これが本案提出の理由でございます。　次に、４２－１ページをお開き願います。　議案第４２号薩摩川内市川内文化ホールの指定管理者の指定について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、薩摩川内市川内文化ホール条例第３条の規定により薩摩川内市川内文化ホールの管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これにつきましては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　指定管理者に指定する団体は、財団法人薩摩川内市民まちづくり公社で、指定する期間は、平成１８年６月１日から平成２３年３月３１日までであります。　次に、４３－１ページをお開き願います。　議案第４３号薩摩川内市入来文化ホールの指定管理者の指定について御説明申し上げます。　提案理由につきましては、議案第４２号と同様でありますので、省略させていただきます。　指定管理者に指定する団体は、株式会社総合人材センターで、指定する期間は、平成１８年６月１日から平成２３年３月３１日までであります。　次に、４４－１ページをお開き願います。　議案第４４号薩摩川内市川内地域体育施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、薩摩川内市川内地域体育施設について、利用料金等を定めるとともに、同施設の管理を指定管理者に行わせるため、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。　これが本案提出の理由であります。　次に、４５－１ページをお開き願います。　議案第４５号薩摩川内市レガッタハウス条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、薩摩川内市レガッタハウスについて、利用料金等を定めるとともに、同施設の管理を指定管理者に行わせるため、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。　これが本案提出の理由であります。　次に、４６－１ページをお開き願います。　議案第４６号薩摩川内市立少年自然の家条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。　提案理由でございますが、少年自然の家について、野外宿泊施設、陶芸窯及び炭焼窯を設置することに伴い、これらの施設及び設備に係る使用料を設定しようとするものであります。　これが本案提出の理由であります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第４７号から議案第５６号までについて。 ◎企画政策部長（田中良二　君）　それでは、同じく４７－１ページをお願いいたします。　議案第４７号薩摩川内市土地開発公社定款の一部変更について。　提案理由でございますが、公有地の拡大の推進に関する法律施行令の一部を改正する政令（平成１６年政令第４０７号）の施行等に伴いまして、薩摩川内市土地開発公社の業務の範囲の拡大その他所要の規定を整備するため、薩摩川内市土地開発公社定款の一部を変更したいが、これにつきましては、公有地の拡大の推進に関する法律第１４条第２項の規定により、議会の議決を経る必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　続きまして、４８－１ページをお願いいたします。　議案第４８号亀山地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　提案理由といたしましては、薩摩川内市地区コミュニティセンター条例第３条の規定により亀山地区コミュニティセンターの管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これにつきましては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　なお、指定管理者に指定する団体、指定する期間は中段に記載のとおりであり、裏面には、指定管理者に指定する団体の所在地、設立年月日、設立目的を参考にお示ししておりますので、御参照ください。　続きまして、４９－１ページをお開きください。　議案第４９号でありますが、これからの議案８件につきましても、地区コミュニティセンターの指定管理者の指定にかかわるもので、先ほどの議案第４８号の提案内容と同じ記載でありますので、以下の議案につきましても提案理由、指定する団体等は記載のとおりであり、口頭での説明を省略させていただきます。　それでは、改めまして議案第４９号は、可愛地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　続きまして、５０－１ページをお願いいたします。　議案第５０号育英地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　続きまして、５１－１ページであります。　議案第５１号平佐東地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　５２－１ページをお願いいたします。　議案第５２号永利地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　５３－１ページをお願いいたします。　議案第５３号峰山地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　５４－１ページをお願いします。　議案第５４号八幡地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　５５－１ページをお願いいたします。　議案第５５号城上地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　最後に、５６－１ページをお願いいたします。　議案第５６号青瀬地区コミュニティセンターの指定管理者の指定についてであります。　以上で、議案１０件の説明といたしますが、何とぞ慎重な審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第５７号から議案第６９号までについて。 ◎産業経済部長（石走直伸　君）　それでは、議案つづりその２、５７－１ページをお開きください。　議案第５７号薩摩川内市優良牛導入資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　薩摩川内市優良牛導入資金貸付基金について、旧祁答院町で実施していた優良牛購入資金貸付制度に係る償還金を同基金に繰り入れ、当該基金の額を増額しようとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　次に、５８－１ページをお開きください。　議案第５８号薩摩川内市肥育素牛導入資金貸付基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　薩摩川内市肥育素牛導入資金貸付基金につきまして、旧祁答院町で実施していた肥育素牛購入資金貸付制度に係る償還金を同基金に繰り入れ、当該基金の額を増額しようとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　続きまして、５９－１ページをお開きください。　議案第５９号上甑村農山漁村活性化基金条例を廃止する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　上甑地域におきまして暫定施行しております上甑村農山漁村活性化基金条例（平成８年上甑村条例第１号）に基づく上甑村農山漁村活性化基金について、基金の設置目的の見直し等に伴い、同条例を廃止しようとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　続きまして、６０－１ページをお開きください。　議案第６０号薩摩川内市観光特産品館きやんせふるさと館の指定管理者の指定についてでございます。　提案理由でございます。　薩摩川内市観光特産品館条例第３条の規定により薩摩川内市観光特産品館きやんせふるさと館の管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これにつきましては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要があります。　これが本案提出の理由でございます。　指定管理者に指定する団体は、川内市商業タウンマネージメント協議会。　指定する期間は、平成１８年６月１日から平成２３年３月３１日まででございます。　次に、６１－１ページをお開きください。　議案第６１号薩摩川内市藺牟田池自然公園施設条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　藺牟田池において、外来魚を再放流する行為を禁止することにより、ラムサール条約登録湿地である藺牟田池の生態系の保全を図ろうとするものであります。　これが本案提出の理由でございます。　次に、６２－１ページをお開きください。　議案第６２号薩摩川内市里自然レクリエーション施設条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　薩摩川内市里自然レクリエーション施設について、新たにエアコンに係る使用料を設定しようとするものでございます。　これが提案理由でございます。　続きまして、６３－１ページをお開きください。　議案第６３号薩摩川内市下甑キャンプ場条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　薩摩川内市下甑キャンプ場について、新たにクーラー及びシャワーに係る使用料を設定するほか所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。　これが提案理由でございます。　次に、６４－１ページをお開きください。　議案第６４号薩摩川内市鹿島離島住民生活センター条例を廃止する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　産業の振興、社会教育活動等、住民の生活全般の便宜に供するため設置している薩摩川内市鹿島離島住民生活センターについて、施設利用者の減少等により廃止しようとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　次に、６５－１ページをお開きください。　議案第６５号薩摩川内市観光研修複合施設条例を廃止する条例の制定についてでございます。　提案理由でございます。　地域の観光及び産業経済の発展に資するため設置している薩摩川内市観光研修複合施設について、施設の老朽化等により廃止しようとするものでございます。　これが提案理由でございます。　次に、６６－１ページをお開きください。　議案第６６号観光船かのこの指定管理者の指定についてでございます。　提案理由でございますが、薩摩川内市観光船・水中展望船条例第３条の規定により観光船かのこの管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これにつきましては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　指定管理者に指定する団体は、東洋興産株式会社、指定する期間は、平成１８年６月１日から平成２３年３月３１日まででございます。　次の議案第６７号から議案第６９号まで、これにつきましては指定管理者の指定議案でございます。その根拠法令等につきましては同じでございますため、提案理由は省略させていただきますことと、指定する団体等についても表に記載のとおりでございますので、お目通し願うことで割愛させていただきます。よろしくお願いいたします。　改めまして６７－１ページをお開きください。　議案第６７号薩摩川内市祁答院いむた滝の山森林浴の森等の指定管理者の指定についてでございます。お目通し方お願いいたします。　次の６８－１ページをお開きください。　議案第６８号手打海水浴施設及び芦浜海水浴施設の指定管理者の指定についてでございます。　続きまして、６９－１ページをお開きください。　議案第６９号薩摩川内市とうごう五色親水公園の指定管理者の指定についてでございます。　以上、説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第７０号から議案第７４号までについて。 ◎市民福祉部長（福留久根　君）　７０－１ページをお開きください。　議案第７０号薩摩川内市国民健康保険診療施設条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由を御説明申し上げます。　市民の健康保持に必要な医療を提供するため設置しているへき地診療所について、甑島全域で一体的に地域包括医療を推進するため、国民健康保険直営診療所として設置するほか所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　続きまして、７１－１ページをお開きください。　議案第７１号薩摩川内市立里保育園の指定管理者の指定について御説明申し上げます。　提案理由といたしましては、薩摩川内市へき地保育所条例第３条の規定により薩摩川内市立里保育園の管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これについては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　指定管理者に管理を行わせる施設及び指定する団体については記載のとおりでございます。　続きまして、７２－１ページをお開きください。　議案第７２号薩摩川内市立永利児童クラブ館等の指定管理者の指定について御説明申し上げます。　議案第７２号につきましては、議案第７１号と同様、指定管理者の指定についてであり、その根拠法令等は同じであるため、提案理由は省略させていただきます。　なお、指定管理者に管理を行わせる施設及び指定する団体については記載のとおりでございます。　続きまして、７３－１ページをお開きいただきたいと思います。　議案第７３号薩摩川内市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定についてであります。　提案理由を御説明申し上げます。　老人デイサービスセンターが行う訪問給食サービスに係る国庫補助金等が廃止されることに伴い、同サービスの利用料の見直しをしようとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　続きまして、７４－１ページをお願いいたします。　議案第７４号薩摩川内市生活支援ハウス条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由を御説明申し上げます。　生活支援ハウスの利用対象者について、事業の効率的な運用に資するため、所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。　これが本案提出の理由でございます。　以上で説明を終わりますが、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第７５号から議案第８４号までについて。 ◎建設部長（石澤一美　君）　同じく議案つづりその２の７５－１ページをお開きください。　議案第７５号薩摩川内市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について。　提案理由でございます。　天神迫公園、朝陽ふるさと公園、桜公園及び大村公園を普通公園として設置しようとするものでございます。　続きまして、議案つづり７６－１ページをお願いいたします。　議案第７６号普通公園（樋脇地域）の指定管理者の指定についてでございます。　提案理由でございます。　薩摩川内市普通公園条例第１３条の規定により普通公園の管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これについては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　なお、指定管理者に管理を行わせる施設、指定管理者に指定する団体、指定する期間につきましては、中段に記載のとおりでございますので、ご覧いただきますようお願いいたします。　次に、７７－１ページをお開きください。　議案第７７号から議案第８１号までは、先ほどの議案第７６号同様、普通公園の指定管理者の指定についての議案でございますので、以下、提案理由は省略させていただきます。　議案第７７号普通公園（東郷地域）の指定管理者の指定についてでございます。　続きまして、７８－１ページをお開きください。　議案第７８号普通公園（里地域）の指定管理者の指定についてでございます。　続きまして、議案つづり７９－１ページをお開きください。　議案第７９号普通公園（上甑地域）の指定管理者の指定についてでございます。　続きまして、議案つづりの８０－１ページをお開きください。　議案第８０号普通公園（下甑地域）の指定管理者の指定についてでございます。　続きまして、議案第８１－１ページをお開きください。　議案第８１号普通公園（鹿島地域）の指定管理者の指定についてでございます。　以上、議案第７５号から議案第８１号まで御説明申し上げました。　続きまして、議案第８２号について御説明いたします。８２－１ページをお開きください。　議案第８２号薩摩川内市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。　指定管理者によります管理の対象とする住宅の見直し等を行うとともに、老朽化の著しい本俣住宅１棟１戸についてはその用途を廃止し、平成１７年度建設のハイタウン平佐市営住宅１棟５戸について、所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。　続きまして、８３－１ページをお開きください。　議案第８３号薩摩川内市一般住宅条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。　指定管理者によります管理の対象とする住宅の見直し等に伴い、所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。　続きまして、議案つづり同じく８４－１ページをお開きください。　議案第８４号薩摩川内市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。　提案理由につきましては、議案第８３号と同じでございますので、省略させていただきます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第８５号について。 ◎水道局長（鮫島利夫　君）　同じく８５－１ページをお開きください。　議案第８５号薩摩川内市上之湯公衆浴場等の指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。　薩摩川内市公衆浴場施設条例第３条の規定により薩摩川内市上之湯公衆浴場等の管理を行わせる指定管理者を指定することとしたいが、これにつきましては、地方自治法第２４４条の２第６項の規定により、議会の議決を経る必要がございます。　これが本案提出の理由でございます。　指定管理者に管理を行わせる施設は、記載の６施設、指定管理者に指定する団体は、川幸産業株式会社、指定する期間は、平成１８年６月１日から平成２３年３月３１日までであります。　御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　ここで、各会計の当初予算関係議案でありますが、議案第８６号から議案第１０５号までの提案理由の説明につきましては、先ほども市長の施政方針の中で概略説明がありましたので、各常任委員会で詳細に説明いただくこととし、今回は、概要の説明にとどめたいと思いますので、御理解をお願いいたします。　次は、議案第８６号について。 ◎総務部長（永田一廣　君）　議案第８６号から１０２号までは別冊となっております。分厚い資料ですが、平成１８年度薩摩川内市各会計予算書、予算に関する説明書を御準備いただきたいと思います。　それでは、議案第８６号は１ページをお開き願います。　議案第８６号平成１８年度薩摩川内市一般会計予算は、第１条において、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ４５１億６，０００万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条では、地方自治法第２１４条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第２表　債務負担行為」によるものとし、第３条では、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第３表　地方債」によるものであります。　第４条においては、地方自治法第２３５条の３第２項の規定による一時借入金の借入れの最高額は３０億円と定め、第５条で、地方自治法第２２０条第２項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり各項に計上した給料、職員手当等及び共済費（賃金に係る共済費を除きます。）に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用と定めるものでございます。　以上、議案第８６号平成１８年度薩摩川内市一般会計予算に係る説明を終わりますが、別に配付しておりますウグイス色の予算の概要及び水色のファイルで配付させていただいておりますが、予算書調書と併せて御参照いただき、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第８７号から議案第９２号までについて。 ◎水道局長（鮫島利夫　君）　同じく説明書の２１６ページをお開きください。２１６ページでございます。　議案第８７号平成１８年度薩摩川内市簡易水道事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ７億３，０２０万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条で、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第２表　地方債」によるとするものでございます。　続きまして、同じ説明書の２４５ページをお開きください。２４５ページでございます。　議案第８８号平成１８年度薩摩川内市温泉給湯事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ５，８１５万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　続きまして、２６８ページをお開きください。２６８ページでございます。　議案第８９号平成１８年度薩摩川内市公共下水道事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ４億７，６１９万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条で、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第２表　地方債」によるとするものでございます。　続きまして、２９３ページをお開きください。２９３ページでございます。　議案第９０号平成１８年度薩摩川内市農業集落排水事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ２億１，０８３万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　次に、３１５ページをお開きください。３１５ページでございます。　議案第９１号平成１８年度薩摩川内市漁業集落排水事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ５，１０６万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　続きまして、３２８ページをお願いいたします。３２８ページをお開きください。　議案第９２号平成１８年度薩摩川内市浄化槽事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ４，８６５万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条で、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第２表　地方債」によるとするものでございます。　以上で説明を終わりますが、予算に関する説明書等を御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第９３号から議案第９６号までについて。 ◎建設部長（石澤一美　君）　同じく３４５ページをお開きください。３４５ページでございます。　議案第９３号平成１８年度薩摩川内市天辰第一地区土地区画整理事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ１９億３，６３４万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条で、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第２表　地方債」によるものとするものでございます。　次に、３６７ページをお開きください。３６７ページでございます。　議案第９４号平成１８年度薩摩川内市川内駅周辺地区土地区画整理事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ１１億４，８５４万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条で、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第２表　地方債」によるものとするものでございます。　次は、３８７ページでございます。　議案第９５号平成１８年度薩摩川内市入来温泉場地区土地区画整理事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ３億２，８１０万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとし、第２条で、地方自治法第２３０条第１項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第２表　地方債」によるものとするものでございます。　続きまして、４０７ページになります。　議案第９６号平成１８年度薩摩川内市公共用地先行取得等事業特別会計予算は、第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ２，１８２万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第９７号について。 ◎産業経済部長（石走直伸　君）　同じく予算に関する説明書４１５ページをお開きください。　議案第９７号平成１８年度薩摩川内市休養施設事業特別会計予算でございます。　第１条第１項で、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ７０６万円と定め、同条第２項で、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとするものでございます。　なお、当予算は、指定管理者による管理代行が６月から始まりますので、５月までの直営期間の予算措置となります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第９８号から議案第１０２号までについて。 ◎市民福祉部長（福留久根　君）　予算に関する説明書の４３４ページをお開きいただきたいと思います。　議案第９８号平成１８年度薩摩川内市国民健康保険直営診療施設勘定特別会計予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ９億１，３４３万円と定め、同条第２項において、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとするところでございます。　続きまして、４６５ページをお開きいただきたいと思います。　議案第９９号平成１８年度薩摩川内市介護サービス事業特別会計予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ２億１００万円と定め、同条第２項において、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるものとするものでございます。　続きまして、４９１ページをお開きいただきたいと思います。　議案第１００号でございます。平成１８年度薩摩川内市国民健康保険事業特別会計予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ１０２億２，７０７万円と定め、同条第２項において、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　続きまして、５３３ページをお開きいただきたいと思います。　議案第１０１号平成１８年度薩摩川内市老人保健医療事業特別会計予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ１４４億６２４万円と定め、同条第２項において、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　５４７ページをお開きいただきたいと思います。　議案第１０２号平成１８年度薩摩川内市介護保険事業特別会計予算は、第１条第１項におきまして、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ８０億９，２３４万円と定め、同条第２項において、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第１表　歳入歳出予算」によるとするものでございます。　以上、議案第９８号から議案第１０２号までの５会計について説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第１０３号及び議案第１０４号について。 ◎水道局長（鮫島利夫　君）　企業会計につきましては、更に別冊になっております。別冊の平成１８年度薩摩川内市水道事業会計予算書、予算に関する説明書を御準備いただきまして、その１ページをお開きください。別冊になっておりますその薄い方の、企業会計３冊あると思いますが、そのうちの水道事業関係でございます。　議案第１０３号平成１８年度薩摩川内市水道事業会計予算は、第２条で、次のページにわたりまして業務の予定量について、川内、樋脇、東郷、入来の４地域を事業別に給水件数、年間総給水量、１日平均給水量、主要な建設改良事業を定め、３ページになりますが、第３条で収益的収入及び支出の予定額を、収入合計で１３億５，８４８万９，０００円、４ページになります。支出合計で１３億３，８０１万９，０００円と定めるものであります。　５ページの第４条では、資本的収入及び支出の予定額を、収入合計２億２，１１４万７，０００円、支出合計で８億８，７９２万５，０００円と定め、第４条の括弧書きになりますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額６億６，６７７万８，０００円は、過年度分損益勘定留保資金５億４，４６０万１，０００円ほかで補てんするものであります。　７ページになりますが、第５条では企業債を、第６条で予定支出の各項の経費の金額の流用を、第７条で議会の議決を経なければ流用することのできない経費を、８ページになりますが、第８条では他会計からの補助金を、第９条でたな卸資産購入限度額をそれぞれ定めるものでございます。　更に、もう一つ別冊になっております平成１８年度薩摩川内市工業用水道事業会計予算書、予算に関する説明書の１ページをお開きください。工業用水道でございます。　議案第１０４号平成１８年度薩摩川内市工業用水道事業会計予算は、第２条で業務の予定量について、給水件数、年間総給水量、１日平均給水量を定め、第３条で収益的収入及び支出の予定額を、収入合計で３，５１１万８，０００円、２ページの支出合計で３，２１３万７，０００円と定めるものでございます。　第４条では、資本的支出の予定額を支出合計で４４７万円と定め、資本的支出額４４７万円は、減債積立金４４７万円で補てんするものであります。　第５条では、予算支出の各項の経費の金額の流用をすることができる場合を、３ページになりますが、第６条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものであります。　以上で説明を終わりますが、予算に関する説明書を御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　次は、議案第１０５号について。 ◎産業経済部長（石走直伸　君）　同じく別冊になっております平成１８年度薩摩川内市自動車運送事業会計予算に関する説明書の１ページをお開きください。　議案第１０５号平成１８年度薩摩川内市自動車運送事業会計予算でございます。　第２条で業務の予定量を次のとおり定めております。　年間在籍車両数は１２両、年間走行キロメートルを３７万５，０００キロメートル、年間輸送人員は６万７，０００人、１日平均輸送人員１８４名と定め、第３条で収益的収入及び収益的支出の予定額を、収入の事業収益で１億２，３８５万３，０００円、支出の事業費用で１億２，３８５万３，０００円と定めるものでございます。　第４条で資本的収入及び資本的支出の予定額を、資本的収入２０万円、資本的支出で１２４万５，０００円と定め、不足する額１０４万５，０００円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。　第５条で、一時借入金の限度額を５，０００万円と定め、第６条で予定支出の各項の経費の金額の流用を、第７条で議会の議決を経なければ流用できない経費について、第８条で事業助成のため一般会計からこの会計に補助を受ける金額は８，１５０万円であることをそれぞれ定めてあります。　以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長（今別府哲矢　君）　以上で各議案の説明を終わります。　ここで上程の議案７７件の審議を一時中止いたします。　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－延会 ○議長（今別府哲矢　君）　本日は、以上をもって延会したいと思いますが、御異議ありませんか。　　　［「異議なし」と呼ぶ者あり］ ○議長（今別府哲矢　君）　御異議ないと認めます。　次の会議は、３月７日午前１０時に開きます。　なお、総括質疑並びに一般質問をされる議員は、明日２８日の正午までに質問通告書を提出願います。　なお、本日の会議時間の関係もございまして、この後、全員協議会終了後１時間質問通告時間を延長いたしますので、御了承願います。　また、質問通告につきましては、締切日時を厳守するとともに、質問要旨を的確に記入されますようにお願いいたします。　本日は、以上をもって延会いたします。　御苦労さまでした。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～　　　　　　　　　　　　午後４時２５分延会　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～

月日	曜日	本会議休会別	内容
２月２７日	月	本会議	付託事件等審査結果報告並びに平成１７年度関係議案審議並びに平成１８年度関係議案説明及び一部議案審議
２８日	火	休会	総括質疑並びに一般質問通告締切（正午）
３月１日	水	〃
２日	木	〃
３日	金	〃
４日	土	〃
５日	日	〃
６日	月	〃
７日	火	本会議	総括質疑並びに一般質問
８日	水	休会
９日	木	本会議	総括質疑並びに一般質問
１０日	金	本会議	総括質疑並びに一般質問、議案等付託
１１日	土	休会
１２日	日	〃
１３日	月	〃
１４日	火	〃	（中学校卒業式）
１５日	水	〃	（企画経済委員会）（市民福祉委員会）
１６日	木	〃	（企画経済委員会）（市民福祉委員会）
１７日	金	〃	（建設水道委員会）（総務文教委員会）
１８日	土	〃
１９日	日	〃
２０日	月	〃	（建設水道委員会）（総務文教委員会）
２１日	火	〃	（春分の日）
２２日	水	〃
２３日	木	〃	（小学校卒業式）
２４日	金	〃	（総務文教委員会）
２５日	土	〃
２６日	日	〃
２７日	月	〃
２８日	火	〃
２９日	水	本会議	付託事件等審査結果報告